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shinsukesugie
朝方の夫婦の、ただの惚気話
東向きのリビングに面したベランダから朝陽が差し込む寝室は、けっこう暑い。なんとなく寝苦しくて、朝方、もぞもぞしながら夫の方に寝返り打つと、ふふと笑われながらほっぺを撫でられた。覚醒していない脳で、無意識に幸せを感じながらうとうとする幸せな時間。
それからどれくらい経っただろうか。ふと目を覚ますと、目の前で夫がスヤスヤ眠っている。まあその寝顔のなんとかわいいことよ…。もしわたしが平安時代の貴族だったら、この日の夫の寝顔だけで何首の短歌を詠めただろうか…というくらいかわいい。思わずふふ、と笑って夫のほっぺを撫でる。
よく考えたら、わたしが寝返りを打った時に夫がしてたことと同じことしてるな〜と、寝起きの頭でぼーっと考える。目の前の夫、めっちゃかわいいし、てことはわたしも同じくらいかわいかったんだなって思ったらなんか、やっぱりこういう時間が人生の醍醐味。こういう幸せのために生きてるわたしたち。朝からナチュラルに生まれる惚気話。
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