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【保存版】自作キエーロで生ごみ消滅!|材料と作り方を徹底解説

生ごみの匂いが気になるキッチン、コバエが湧くキッチンから脱却!
DIY初心者のわたしがつまづいたところを丁寧に解説した、日本一丁寧なキエーロの作り方解説記事だと思います!

材料や作り方だけ知りたい方は下の目次から◎


キエーロとは?

葉山在住の松本さんご夫婦が開発した生ごみ処理機。
黒土の中にいる微生物の力だけで生ごみを分解してくれるエコな箱です。
風通しと陽当たりがよい所に置くのがポイント。
動物の骨や貝殻、果物の固くて大きな種以外は分解してくれる優れもの。
くわしくは→バクテリアdeキエーロ

キエーロを始めるに至った理由

①生ごみの匂いに寄ってくる虫を減らしたい!
②ごみ問題解決に向けて、できることをやりたい!

という、現実的&理想的な希望を叶えてくれるものをいろいろと探すうちに、キエーロに辿り着きました。

畑やお庭があればコンポストで堆肥化させるのもいいなと思ったけれど、うちはマンション。生ごみが”消えーる”のがなんとも魅力的でした。

生ごみに虫が寄ってくるのが嫌で冷凍保存していたら、うちの小さい冷凍庫ではキャパオーバー。また、前から気になっていたごみ問題。生ごみの80%は水分だから、燃やすのに火力も必要だしCO2も大量に排出される……。自分にできることはなるべくごみを出さないこと!と思っているけれど……。

生ごみを即、土に埋めることができて、しかも分解してくれるからごみも減る。一石二鳥だ!ということでキエーロの運用を考え始めました。

キエーロを自作するに至った理由

キエーロの運用を目指し、市販品を探すこと数か月。

①値段が高い……!
②マンションのベランダに入る、でも大き目のサイズがほしい!

ということで、自作してみることにしました。
良さげなキエーロの値段を見たら、6万6000円とかでびっくりしちゃった。もちろんその価値はあると思うんだけど!

安くても、ミニサイズで1万円は超えるものばかり……。

作ってみると意外と簡単で、材料もホームセンターでそろう◎
DIYド素人のわたしでもできたので、「DIYが初めて」という方も大丈夫◎

この記事では、実際に使った材料と、作り方の工程を写真つきで紹介します。これから作ってみたい方の参考になれば嬉しいです。


用意した材料と道具

材料(すべてホームセンターで購入可)

  • 木材(JASコンパネ12㎜ 900×1800mm)(箱用)・・・1枚

  • 角材(30×45×1m, 30×45×2m)(支柱用)・・・1本ずつ

  • 角材(35×20×1m,35×20×2m)(フタ用)・・・1本ずつ

  • ネジ(3.3×35mm)・・・1箱

  • ネジ(3.8×60mm)・・・1箱

  • ステンレス蝶番(フタ用)・・・2個

  • ポリカーボネイト板(クリア)(3尺)・・・1枚

  • 波板スクリュー(3.9×23mm)(9本入り)・・・2袋

  • 木材用水性ペンキ(ウォルナット)(0.7L)・・・1缶

  • 黒土(16L)・・・4袋

◎材料費の合計は10,573円でした(2025年7月時点)
(※木材のカット代は上記材料費に含めていません)

道具

  • えんぴつ

  • メジャー

  • マスカーテープ(ペンキを塗る時の養生用)

  • ペンキ用刷毛

  • 電動ドリル(ドライバー)

  • 軍手

  • キリ(ポリカーボネート板に穴を開けられるもの)


木材について
・屋外での使用に向いている木材を使いましょう。
・木材はお店でカットしてもらうと◎のこぎり等使わずに済みました◎
 (ナフコは、お店で買った木材のみカットOK。1カット20円!)
・ペンキで防腐・防虫対策をしっかりしておく。

↓ペンキは、こちらに一目ぼれ。
 一度塗りで良く、防カビ・防虫・防腐・防藻・撥水も◎
 木材全て、裏表しっかり塗っても余るくらいありました。

↓エシカルな観点から、本当は柿渋を塗りたかった……。
 (たまたま近所のナフコになかった)
 柿渋の場合は、二度塗り必須なので手間や量も考慮してください◎


ポリカーボネート板について
・太陽光を効率的に取り入れるため、クリアカラーが◎
・お店の作業スペースで、専用のハサミを借りて切りました。

↓波板専用のハサミ。刃が波打っています。
 これがなくても切れるとは思います。

↓波板専用のキリもあります。

↓わたしは、普通のキリを使いました。こういうの。


黒土について
・微生物が多くいる黒土がキエーロには最適◎
・深さがある程度あった方が、生ごみを埋めたときに虫が湧きにくいです。

↓安い!マンションなので、駐車場から家の中まで運ぶのが大変だった…
 ので、ネットショッピングでこんなに安いならこれ買えばよかった…。


購入した材料や道具たちの一部

下穴不要で木割れしにくいネジ◎
このキリがすごく使いやすかった◎
たまたま持っていた電動ドライバーは途中で寿命を迎えた……

↓アイリスオーヤマなら信用できそう。
 本格的にDIYしたいなら、マキタのインパクトドライバーとか◎

↓ちなみにマスカーテープはこういうのです。
 100円ショップにも売ってあります。


作り方の手順

※わたしは板の厚みを考えてなくて若干失敗しました。
 この記事では板の厚みを考慮して、板のサイズを考え直しています!

① 設計図を描く

まずは設置スペースに合わせてサイズを決定。
私は【幅900mm × 奥行400mm × 高さ400mm】で設計しました。

勝手口の傍にちょうど収まるサイズ◎
横から見るとこんな感じ◎
風通しのため、フタが斜めになっています。


② 木材・ポリカーボネート板をカット

設計図に沿って木材やポリカーボネート板をカットします。
木材はお店でカットしてもらうと、サイズも揃うしすごく楽です。
わたしが購入したものと同じサイズの木材であれば、以下の図を店員さんに見せれば完璧だと思います。
カットする幅(切り代)が必要なので、実際には余り部分が減ります。

箱用の板(JASコンパネ900×1800×12mm)の切り出し方

※底板の縦は、箱の奥行(400mm)-背面と前面の板の厚さ(12mm×2)
※側板の縦は、箱の高さ(400mm)-底板の厚さ(12㎜)
で考えています!


支柱用の角材(30×45×1m, 30×45×2m)の切り出し方

※余った部分を二等分して、取っ手等にしても◎


フタ(枠)の角材(35mm×20mm×1m,35mm×20mm×2m )の切り出し方

※板の幅や太さはお好みで(ただし、厚みを考慮)
※ポリカーボネート板を上から取り付けるので、板の幅がある程度あると◎


ポリカーボネート板(3尺)の切り方

※これは自分で切りました(お店でのカットは木材のみだったので)
※雨が流れるように、溝が縦方向になるように切ります。


③木材にペンキを塗る

ベランダで作業したため、ペンキが付かないようにマスカーテープで養生しました。わたしはたまたま、写真左下のような受け皿?を持っていたので、それにビニール袋をかぶせて再利用◎ペンキの缶からそのまま塗っても大丈夫だと思います。
ペンキを出す前に缶をよく振るor割り箸などでよく混ぜます。

塗る前。この日は風が強くて大変でした。
ひたすら塗って乾かす◎
ウォルナット色◎
並んだ材料たち◎


④箱を組み立てる

支柱を支えにしながら組み立てていきました。ネジは35㎜のものを使用。
もっと美しく作りたい方はYouTubeにたくさん参考動画があるはずです。
いざ組み立てようとすると、何をすればいいのかわからなくなってしばらく呆然としてしまいました。

完成図
イメージするためにひとまず並べる
支柱を取り付け……

設計図では支柱はすべて400㎜で統一していますが、わたしは背面の支柱は490㎜の長さで作りました。が、フタの閉じ具合を考えると400㎜で良かったなと思って、設計図は修正しています◎お好みでどうぞ。

箱!
底板の端に脚を付けます。風通し大事◎
脚付きの箱が完成しました!
板の厚みを考慮してなくてこの隙間……
多少は大丈夫だけどね。上の設計図では考慮しています◎


⑤フタの木枠を組み立てる

フタとなる木枠を作っていきます。ネジは、60㎜のものを使用。

完成図
まずは上記完成図の①~④の角材を四角の枠に組み立て
⑤の角材が、ちゃんと真ん中に来るように。
木材が薄く、ねじが長いのでまっすぐ刺すのに苦労しました。
フタの木枠、完成!


⑥フタの木枠にポリカーボネート板を取り付ける

3尺を半分に切ったポリカーボネート板を10山分重ねて横に並べます。
それを先ほどの木枠に重ね、取り付けていきます。
最低2.5山重なればいいので、バランスを見ながら左右の長さを伸ばしても◎
上下左右のバランスが大事です◎
バランスが決まったらポリカーボネート板にキリで穴をあけ、そこに波板スクリューを取り付けていきます。

完成図
木枠に重ね、真ん中を軸にバランスを考えます。
5~6山ごとにキリで穴あけ。
※ポリカーボネート板は裏表があるので要注意!
連結波板スクリューはブチブチちぎって使います◎
フタ、完成!
ドライバーで簡単に取り付けられました◎


⑦フタを取り付ける

蝶番を使って、箱にフタを取り付けます。
蝶番を大体の位置で合わせ鉛筆で印をつけてから、下穴をあけて取り付けました。

日が暮れてきてます。
左側に、ミスした痕跡。
開き具合を確認して……
キエーロの入れ物自体は完成!


⑧ 土を入れる

中に黒土をたっぷり入れます。ひとまず16L入れました。
運用し始めて3週間ほどですが、今のところ土の量は十分です◎

スコップを挿して、次にどこに埋めるかの目印に◎

完成!

これで自作キエーロの完成です!
序盤で電動ドライバーが壊れ……途中はかなり苦労しましたが、夫がたくさん手伝ってくれたこともあり丸1日ほどで作ることができました◎
わたしも夫もDIY初心者にしては、満足の出来ばえでした◎


失敗と対策

キエーロを作る際に失敗したこと1点と、その対策を書いていきます◎
参考にしてもらえたら、失敗した甲斐があります……!

板の厚みを考えていなかった!

板の厚みを考慮しておらず、箱を作る時に隙間がたくさんできてしまいました。支柱を軸にすれば箱の形にはなるので、致命傷ではないけれど……。
黒土はサラサラしているので、そのまま土を入れたら隙間からたくさんこぼれてしまって後悔。

土の重さもあり、板がたわんで余計に漏れる……
後ろ側も、こんなに土が泣

対策としては……
隙間が空いてしまった場合→
 ①中にビニールシートや新聞、段ボールなどを敷く
  (※新聞や段ボールはそのうち分解されてしまうかも)
 ②たわんだ部分に余った木材を挟む
そもそも隙間が空かないように→
 ③板の厚みを考えて箱を作る
 ④箱の底面の真ん中にも脚を付ける

わたしは上記②を採用し、何とかなりました◎

ガンガン土を混ぜても、それほど漏れません◎
後ろ側はたわみがひどかったので木材二つを無理やり挟み込み

漏れた土は、ホウキで掃いて塵取りで集めコンポストへ。大ダメージではなかったものの、「あ~~~~」となったので、これからコンポストを作ろうとしている方はぜひ参考にしてみてください。


さいごに

この記事では自作キエーロの「材料と作り方」に絞って紹介しました。
次回は、実際の使い方について、実体験をもとにまとめる予定です。

自作キエーロは、「ごみが減る」「ベランダ(庭)で完結する」「自然の循環を感じられる」便利な箱。何より、自作のものが日々の暮らしにも環境のためにも役立つというのは、ちょっとした誇りもになります◎

気になる方は、ぜひ自作キエーロにチャレンジしてみてください!
わたしもキエーロ初心者としていろいろ試してみようと思います◎


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安藤小織 読んでくださりありがとうございます! 「読んでよかったな」と思ったら、無理のない範囲で応援していただけると嬉しいです◎あなたのおかげで、今日がわたしのチップ記念日になります♡