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育休中の夫「毎日なんにもしてない……」

朝8時、おっぱいを求めて泣く我が子の声で目が覚める。
リビングで夫に見守られながら大泣きの赤ちゃん。大きく開けた口からのぞく小さな舌が、お腹が空いたとビリビリ震えている。かわいい。

「もう8時か……なんか、毎日なんにもしてない……」

朝4時半からずっと赤ちゃんをあやしてくれていた夫が、ソファから立ち上がりつぶやく。

そのつぶやきを聞いて最初に思ったのは、「え!まるで巷の専業主婦みたいなこと言う!」。
そして次に思ったのは、「毎日やってるやん、おむつ替えとミルクの合間に掃除洗濯、料理、哺乳瓶を煮沸消毒したり、ミルクのためのお湯を沸かしておいたり、買い物に行ったり。……やってるやん。わたし以上に働いてるやん……」
わたしの主な仕事は「おっぱいあげる」のみ。自分の血液と愛情を分け与える非常に大事な仕事だけれども。夫はわたしの500倍は毎日やってくれてる。(まあ育休中なので当たり前と言えばそうなのだけど。そこまでできる人ってなかなか少ないよね。という惚気。)そんな夫が、「毎日なにもしてない」って!

でもやっぱり、ものすごく価値のあることをしててもそれが家の中で完結する仕事で、かつ外部からの評価もないと、「なにもしてない」っていう感覚になっちゃうものなのかな。となんだか妙に納得。

なんにもしてないことないじゃないと夫に抱き着き、「妻と息子のお世話してるやん」とささやく。「んーそうかなー全然できてない気がする…」と納得いかない様子の夫。

「かわいい妻と息子のお世話してるやん」
「ふふ」
「この世のものとは思えないくらいかわいい妻と息子のお世話してるやん」
「ふふ、そうやね」

※修飾語「かわいい」は、「妻」だけでなく「息子」にもかかっています。

うるさいです

悩みながら一緒に子育てしてくれてる夫が、今日もかわいくてたまりません。



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