「なんのはなしです珈」を読みました!
まず、感想を書いてみた感想
他人様のすばらしい文章にわたしごときが感想などおこがましいとは思いつつも書かせてもらいました。大変な作業だろうなとおっかなびっくり書き始めたものの、どの文章もおもしろくて感想書きたくてたまらなくなって、やっぱり「#なんのはなしですか」すごいなと思いました。(結論が小学生の作文すぎる……)はあ〜楽しかった!

「夜明けの珈琲」はそやmさん
中学生のころのはそやmさんがかわいい家族エッセイ。「夜明けのコーヒー」という言葉へ反応する辺りと、「サイフォン」の思い込みと、「まあ美味しかった」とちゃんと思える辺りがなんとも言えない中学生の感じが凝縮されていて懐かしいくらい。つい、我が子も中学生になったらこんな感じになったりするのかな〜と想像してしまいました。多趣味なお父さんのかっこよさと、そんなお父さんを全力肯定のお母さんにも痺れました笑
「月曜日の珈琲に乾杯」chimoさん
"「あの頃」の記憶"。夢のような、幻のような時間が描かれているような不思議な感覚。それでいてコーヒーの描写はすごく丁寧に細部まで描かれていて、いつのまにか渋い喫茶店の店内でコーヒーの香りをかいでいるよう。現実世界に意識が戻り、コーヒーの力を借りて日常を過ごしていく姿が、このZINEのテーマとぴったり◎「路地裏」と「なんのはなしですか」という言葉がちゃんと回収されているのが憎いです笑
「眠れない夜に香る。」藤本 柊
わたしも環ちゃんのように夜眠れない質なので、自分を重ねて読んでしまった。やさしさが胸に広がる物語…。朔くんの言動が好きすぎる。あべこべの言葉もすごくいいし、「環ちゃんの身体が眠りたくないって言ってるなら」っていう言い回しもいいし、珈琲のせいにするのもいい。すごくやさしい。「ふたくちコンロ」という単語から2人の(3日間の)生活がリアルに立ち上ってくるし、最後の一文の余韻も好きです。
special interview
本田すのうさんによる、TABBY's COFFEE ROASTERの店主・masaさんとおむぎさんへのインタビュー。当たり前かもしれないけど、めっちゃ本格的。なんか、このコラボ企画の中には本当に人が実在してるんだーーーーすごいなーーーとなりました。
さりげない語り口ながらも、コーヒーに並々ならぬ愛と情熱を捧げているのが伝わって、コーヒーが飲めないわたしも飲んでみたくなりました。飲めないの悔しい!!
「なんのはなしですか」とのコラボで「多様性がポイント」だ!となるのがすごいな〜まさしく「多様性」だな〜と思わされたし、「#なんのはなしですか」で書かれるなんのはなしかわからない文章たちも、コニシ木の子さんの驚異の回収力によって通信としてまとめあげられ、他では得られない癖というか味というか…が得られる感じ。コーヒー豆も一緒なんだな〜と妙に納得しました。
旅をしながらコーヒー屋さん…憧れるな〜。
「月に1度の『上司と信頼関係醸成』が喫茶店のコーヒーだった話」とこさん
うつ病に倒れた部下に対して「月1回、ちゃんと顔を合わせよう」と言える上司の真摯さ。一方で、うつ病でありながら毎月上司と会うのは相当パワーがいっただろうと思うと、胸がギュッとなる。けれど、きっと胸の内をたくさん打ち明けられてよい時間を過ごせたからこそ、復職に至ったのだろうなと思うと読みながらなんだかほっとした。よかった……本当に。最後の密談の後のおもむろな上司の行動にちょっと笑わされ、なんだかふっと肩の力が抜けました。ご無理なさらず!
「コーヒーの苦味で決めた結婚」ももまろうめこ˚✧₊⁎ ‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚さん
名言が散りばめられている!も〜全部メモりたい!
「結婚」という漠然とした言葉を、コーヒーを通して具体的な形にしていく様が見事でした。コーヒーでわかりあえる夫婦が何気に描かれているけど、その姿を思い浮かべるとものすごくかっこいい。毎日の暮らしに向き合っている、というのかな。そういう意味でやっぱり現実的なのだけど、でもコーヒーがモチーフだからなんだかすごくロマンチックな気持ちにもなる。よい読後感でした◎
「珈琲なエピソードをわたしも描きたいな?」ayamoさん
わちゃわちゃなのにこんなにも魅力的な文章!気軽に話しかけてくれてる感じがして、「うんうん!それで??」とか思いながらどんどん読みました。旦那さまの美容室で、ウワッと揺れるコーヒーをそろりそろりと運ぶayamoさんを想像したら、存じ上げないのになんだかふふっと笑ってしまいました笑
コーヒーを誰かと飲むなら、「向かい合わせよりも隣に座って」。ほっこりしました。
「一方その頃、世界地図を辿る湯気。」モスキート エリさん
まず、「一方その頃、」から始まるタイトルに掴まれる。どうやったらそんなタイトル思いつくのか。そして本文。好みすぎる。圧倒的に好きすぎる。世界の捉え方、それぞれの文がもつ意味、文と文のつながり、ストーリー全体に漂う絶妙な気怠さ。ナポリの病院での老人とナースの会話があまりにもわたし好みで、けれど絶対に自分では思い浮かばない。文章を追いながら、良すぎて何度も唸ってしまいました。
「moonlight Donkey」masaさん
こんなにも真正面からコーヒーにまつわる物語…!と思ったら、今回のコラボ企画の張本人!さすが…コーヒーに対する解像度というか、コーヒーそのものだけじゃなくコーヒーにまつわる様々な側面への理解が深いからこその物語。こういう部族のお話ってフィクション・ノンフィクションかかわらずものすごく心惹かれる。あ〜なんかすごくいいな〜いい物語〜満足感がすごい。アフリカのイソップ物語とかにありそうなほどリアルで、そしてどこかほっとする物語でした。
「夫と私のグァテマラコーヒー」mika🌼さん
ちょっともう、素敵馴れ初めすぎてすごい!なんかこう、「えーー!!!やったじゃん!!!きゃーきゃー!!」ってなっちゃいました。エピソードが全部いい…コーヒーショップでの出会いも、最初のデートでのハイタッチも最高!そして今、お二人だけじゃなくお子さんと過ごしている日常がとても愛おしい…!最初の一歩を踏み出すまで抜け出せずにいたトンネルはきっと、暗くて長い道のりだったんだろうなと思うと、全てがより愛おしい…。ZINEラストに最高のお話でした。
「あとがき」
泣ける…!コニシ木の子さんのこれまでと、「#なんのはなしですか」に対する一貫した想いが本当に泣ける!だからこそこんなに愛される路地裏という空間ができてるんだなと素直に納得できる。勇気を出して(、というかわけもわからないままに)「#なんのはなしですか」を使って記事を書いてみてよかったなとあらためて思います。
よく考えたらZINE発売って本当すごいな!!!おめでとうございます!!!!!
路地裏掲示板、わたし的グランプリ
グラサンをおでこにかけた立体きのこが指笛吹いてるやつ。かわいいし、小さい文字をよく読んだら吹けてないんかいってなるし。どなた?と思ってQRコードを読み込んだらしっかりコニシ木の子さんの広告だったので勝手にウケてました。しかも、さらによく読んだら「指笛奏者コニシ木の子」ってしっかり名前も書いてあるし。QRコード読み取った時間はなんだったんだろう?勝手になってました。
「恥部」と、「路地裏の住人」は恐かった!なんか!恐い広告グランプリ優勝!
表紙デザイン
これは...…福津の海岸??と思ったらテンション上がる。TABBY's COFFEE ROASTERの窓からの景色なのかな??夏も冬もコーヒーをお供に、「なんのはなしですか」って言いながらそれぞれに過ごしてるのだろう人たちが机の上にいっぱいいて。かわいい。素敵デザイン。
勝手に感想を書かせていただきました!
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