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Michael

映画『Michael』を見て思ったこと

映画『Michael』を見てきた。

伝記映画というと、「美化しすぎだ」「事実と違う」といった話がよく出てくる。でも私は、多少美化して何が悪いのだろうと思う。

そもそも本当の場面で何があったのか、本当に何を考えていたのかは本人にしか分からない。伝記映画は、残された記録や証言をもとに作られる以上、どこかに解釈が入る。

だから私は、この映画を歴史の教科書としてではなく、マイケル・ジャクソンというアーティストへの敬意を込めた作品として見た。

何より良かったのは、昔から心に響いていた音楽が、どんな環境や経験の中から生まれてきたのかを感じられたことだ。

もちろん、マイケルの人生はこの映画だけでは終わらない。

肌の病気のこと。 ネバーランドのこと。 児童虐待疑惑と裁判のこと。 そして晩年の『This Is It』へ向かう日々。

まだ描けることはたくさんある。続編があっても全く不思議ではない。

それでも、この映画を見て改めて思った。

私が覚えているマイケルは、世界中の人を楽しませようとしていたマイケルだ。

曲を聴けば元気になり、映像を見れば圧倒される。何十年経っても色あせない作品を残した人だ。

完璧な人間だったかどうかは分からない。

けれど、純粋に楽しませてくれたことは間違いない。

そしてこの映画は、そのマイケルをもう一度思い出させてくれた。

正直なところ、通常の映画料金で見られる内容としては得すぎる。

私は映画を一本見たというより、マイケルのライブを数本見たような満足感だった。


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