「自分にしかできない仕事」を見つける。障害者雇用で自信を育むキャリア戦略
【この記事は、約6分で読めます】
※ 本記事は、障害者雇用で働くもコミュニケーションに不安を抱えている発達障害当事者を対象としています
この記事にたどり着いたあなたは、今会社でこう感じていませんか?
「どうせ自分は、任された仕事をこなすことしかできない…」
「自分なりに頑張っても、また注意されるだけじゃないか…」
もしかしたら、「自分は障害者雇用だから、言われたことだけやってればいい」と、少し諦めかけているかもしれませんね。
かつての僕もそうでした。
自分の特性に合わない仕事が増えるたび、どうにもならない孤独感に苛まれました。
いくら自分の強みと弱みを洗い出しても、どう活かせばいいかわからず、時間ばかりが過ぎていく。
でも、諦めるのはまだ早い。
障害者雇用で自分だけの「居場所」を築くには、受け身の姿勢を捨て「職務設計」を自分から行うのが不可欠です。
職務設計とは、あなたの強みを最大限に活かし、周囲に感謝される「あなただけの仕事」を作り出す重要性に他なりません。
この記事では、障害者雇用の正社員として現在の会社で7年以上働く僕が、「職務設計」の具体的なノウハウを包み隠さずお伝えします。
このガイドを読めば、あなたは自分の強みを活かして揺るぎない「居場所」を築き、「自分はチームに貢献できている」と胸を張れるようになれます。
「自分の居場所は、自分で作る」
その第一歩を、この記事から踏み出しましょう。
1.なぜ「職務設計」があなたの「居場所」を創るのか

職務設計は、発達障害であってもあなたの「居場所」を創る可能性を秘めています。
なぜなら、職務設計にはあなたが「与えられた仕事」から「貢献できる仕事」へ変える力があるからです。
障害者雇用の多くは、会社から「切り出された」業務を任されます。
そのため、「与えられた仕事をこなす」という受け身の姿勢になりがちです。
しかし、この姿勢ではあなたの特性と業務内容がずれてしまったとき、あなた自身が苦しむ一方です。
一方、「職務設計」はあなたの特性と会社のニーズをすり合わせ、「あなたにしかできない貢献」を生み出すための能動的なプロセスです。
このプロセスを経て、あなたはチームにとって不可欠な存在となり、確固たる「居場所」を築けます。
僕が障害者雇用として働き始めた当初、任されたのは「データの入力とチェック作業」でした。
細かい作業は得意だったので、ミスなくこなすことができ、少し安心していました。
ところが、ある時部署の業務内容が大きく変わり、僕の担当業務も変更されました。
新しく任されたのは、複数の行程を同時に進めるマルチタスクな業務。
僕の障害特性上、一つずつ順番に作業を進めたい僕には大きな負担となりました。
上司も僕に悪気があるわけではなく、「坂巻ならこれもできるだろう」という善意から任せてくれたのでしょう。
しかし、僕は次第にミスが増え焦りが出始めました。
「自分は会社に貢献できていない」と、自己肯定感もだだ下がり。
この時、「与えられた仕事をこなすだけでは、いつか限界が来る」と痛感したのです。
この経験から、僕は「自分の仕事は自分で作る」という意識に切り替え、改めて「自分のトリセツ」を基に上司と会話する機会を設けました。
そして、僕が上司に伝えたのは単なる「苦手なこと」だけではありませんでした。
上司に、次の提案を加えたのです。
「〇〇さん。僕はマルチタスクが苦手ですが、一度決まったルールに沿って正確に作業を進めることは誰にも負けません。この強みを活かして、部署全体の業務フローを標準化する仕事はできませんか?」
手前味噌ながら、この提案は上司に驚きと感銘を与えました。
これを受けて、上司は僕に部署の作業マニュアルを整備し、業務フローを改善するようマニュアル整備を任せてくれたのです。
これは誰もやりたがらない地道な作業でしたが、僕にとってはまさに「天職」でした。
なぜなら、マニュアル整備は僕の得意分野であるからです。
キャプチャを添付しながら、自分の力で文章を作るのは仕事に没頭できるひとときでもあります。
想像してみてください。
あなたが自分の強みを活かして、部署全体の生産性を高めるプロジェクトを成功させたら、周囲の見る目はどう変わるでしょうか?
「特別扱いされている人」から「あの人がいないと、この部署は回らない」という、かけがえのない存在になります。
そうです。
これこそが、受け身の姿勢を捨て、自ら職務設計を行うことで得られる揺るぎない「居場所」。
職務設計は、あなたが「与えられる側」から「貢献する側」へと変わり、確固たる「居場所」を築くための、最も効果的な方法なのです。
2.「職務設計」を成功させる3つのステップ

職務設計を成功させるには、「自己分析」「会社分析」「提案」という3つのステップを踏むことが重要です。
なぜなら、この3つのステップを踏めばあなたは自分の強みと会社のニーズを正確に把握し、双方がWin-Winの関係になれる具体的な提案を実現できるからです。
闇雲に「この仕事がしたい」と主張するのではなく、論理的な根拠に基づいた提案は、上司も真剣に耳を傾けてくれます。
この記事を読み終える頃には、あなたは自分の特性を活かして、周囲から感謝される存在として、揺るぎない「居場所」を築くための具体的な行動指針を手に入れられるはずです。
この先で得られる3つの価値
自分の強みと弱みを深く理解し、「自分はなぜ生きづらいのか」という根本的な疑問に答えを見つけられます
会社の抱える課題を見つけ出し、あなたにしかできない形で貢献する「スイートスポット」を発見できます
上司が思わず「ぜひやってくれ」と言うような、論理的で説得力のある提案方法が身につきます
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