飲み会で気遣いのオーバーワーク
中人数の飲み会は、下手したら大人数の飲み会よりも難しいかもしれない。人数が多いと、会話からあぶれる人が出てきても仕方がないと思える。でも全員がひとつの会話を共有できそうな5~6人となると、明らかに会話に入れない人、口数が少ない人が気になって仕方がない。
昨夜は久しぶりに中人数の飲み会だった。
わたしたち夫婦と、ご近所でよくしてくださるMさん夫婦、Mさん夫婦と呑み友だちのYさん。(わたしは最近足が遠のいていたが)いずれも近所の焼鳥屋さんの常連である。そのお店で串の修行をしていたお兄さんがいよいよ卒業ということで、Mさん夫婦の呼びかけにより最後に会いにいく流れとなった。ちなみにわたしたち夫婦とYさんは、互いに顔は知っているが話したことはない。ほぼ初対面である。
わたしのプロファイリングによれば、Mさん夫婦は2人ともよくしゃべる。反対にうちの夫は自分から積極的に話を切り出すタイプではなく、Yさんもどうやら夫と似たタイプに映った。
ただ、Mさん妻とYさんがちょこちょこスマホをいじっているのが気になってしまった。Mさん妻は明るくて話もおもしろいが、自分が会話の中心にいられなくなるとスマホをさわりはじめる。
Yさんは話を振られたら愛想よく会話してくれるけど、Mさん妻が話を持っていってしまうためターンがまわってこなくなり、スマホをかまいがちになってしまった。
Mさん妻は放置で問題ないとしても、Yさんはこの場を楽しめているんだろうか。輪の中心にいられなくても、会話に入れなくても、みんなで楽しくお酒を呑んでいる空気が楽しいという人もいる。けれど、空気が楽しいんだとしたらそう頻繁にスマホをいじるだろうか。やっぱり手持ち無沙汰だからスマホに手が伸びるのではないだろうか。
実際、Yさんが会話の中心となったターンではいきいきと話していたし、その話もおもしろくて盛り上がった。(Mさん妻はスマホをいじっていたが。)
そんな細かいことは気にせず、自分が今参加している会話を楽しめばいいのかもしれない。でも、誰かがついてこられない話はしたくないんだ。誰かとテーブルを囲んで呑むお酒は、会話も楽しみのひとつじゃないか。そうでなければ、ひとりでカウンターで呑んでいるのと一緒じゃないか。
かといって、話を振れるタイミングで「Yさんはどうですか?」とボールを投げ、あとはMさん夫とうちの夫の援護射撃を期待するぐらいの腕しかわたしは持ち合わせていない。
会話の面で自分ができることをやりきった点では完全燃焼だったが、何を食べたのか、どの料理がおいしかったか、味もいまいち覚えていない点では不完全燃焼となった。
そして、久しぶりに会話筋を使ったおかげで今日は筋肉痛だった。
Yさんは楽しかっただろうか。
昨夜のわたしにできたことは何だったんだろうか。
次にこういう場が訪れたら、どうすればいいんだろうか。
夫に「Yさん、昨夜楽しんでいたと思う?会話に入れない時間も多かったし、スマホもいじってたし」と尋ねてみたら、「楽しんでたんちゃう?気にしんでいいと思うで」と返ってきた。だとしたらわたしの小さな努力も少しは報われたということか。
昨夜、もう少し暖かくなったら、Mさん宅にて、このメンバーでBBQをしようという話が持ち上がった。
次回もまた対策を立てて臨みたい。
みんなで楽しい時間を共有できるように。
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