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草野球で初めて主役となった話

4回無失点
3打数3安打
大谷さんじゃん

こんな日は、
もう二度と来ないかもしれない。

刈和野新和会、
入団8年目。

肩痛を克服し、
投手になって5年。

5回15失点。
2回13失点。
1回16失点。

3点リードの場面で登板し、
逆転満塁ホームランを浴びた。

1アウトも取れず、
降板した日もある。

数々の失態を繰り返してきた。

今年最初の試合。
西勇輝になり切り、
プレートの左側から、
アウトステップ。

真っすぐ3、
カーブ1、
チェンジアップ1の割合。

すべてアウトコース。

これがものの見事にはまり、
4回無失点。

2-0で降板。

気持ちを表情に出さない。
常に平常心。
淡々と淡々と、
黙々と投げる。

打っては2連続2ベース、
最後はヒットで、
3打数3安打。

塁上では淡々と、
ベンチのギバ先輩と、
ドジャーススタイル。

もはや、
大谷さん…。

試合は、
7回2-1。

今年の
刈和野新和会、
何かが違う…。

昼からの祝勝会も、
盛り上がりそう。

謙虚に、
「自分だけの力ではありません。
 皆さんのおかげです」
……と言うか。

「あれ、
 みんな3本打ってないんですか」
「ピッチャーやって
 3本も打ってすみません」

と言って、

はたかれるか。

(人生の一滴)
たまにあるから
野球は
やめられない

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