記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

警察故事

〝あなたの1番好きな映画は何ですか?〟

 この質問に対して身構えてしまう人、多いのではないでしょうか。なんだかセンスを問われているような気がして。
 そう聞かれたときのため、いつでも答えられるように自分の中で正解を準備している人も沢山いるかと思います。

 私は映画に詳しくありません。かといって全く観ないわけでもなく、そこそこの人並みレベルです。
 だから〝好きな映画は?〟と聞かれた際に「センスある答えを捻り出さなければ」というプレッシャーを感じることは一切ありません。だってセンスないし。センスあると思われたいという願望もないし。

 私の、現時点で、人生において最も好きな映画は確定しています。

ポリス・ストーリー/香港国際警察

※以下、ネタバレします(40年前の作品ですのでご勘弁を)。

1985年

 ご存じ、ジャッキー・チェンの代表作です。
 ジャッキーを知らない若い世代にも、1度は観てほしい。私にとっては今のところこれを超えるエンタメ映画は存在しないのです。

 お洒落なストーリーでは全くないです。老若男女にとってわかりやすい。あえて言い切りますが、物語に特段の深みもない。
 それでも、ジャッキーのアクションとコメディの真骨頂といえる作品です。

 胸を張って言えます。私はこの映画が一番好きです。

 いつ、何度観ても面白い。これまでに、おそらく30回以上は視聴しているかと思います。

 ここからストーリーの内容に触れます。

 まず、冒頭15分にも満たず、ひとつの街が崩壊します
 この物語はファンタジーじゃないですし、当然CGなんて存在しない時代の作品です。隕石が落ちてくるとかでもない。リアルガチで、普通に、街がぶっ壊れます。どういう展開でそうなるかは、実際に見ていただきたい。

 そしてそこから続く、有名なジャッキーの傘でバスに捕まるシーン。ここだけ見たことある人もいるのではないでしょうか。

今では考えられない演出

 この先の映像も含めて、現在では絶対にコンプラ的にN.G.です。

 ラスト10分、ショッピングモール内のアクションも必見です。
 有名な「シャンデリア落下」の場面はここです。当然ながら、ジャッキー本人がスタントしています。シャンデリアを滑り落ちて地面に辿り着いた後、走り出す動きまで一連のワンカットで収められています。ガチで本人がスタントを務めていることがわかる本作の最大の見せ場です。

 一度見始めたら最後まで止まらない。アクション映画の最高峰だと思っています。
 見たことないよという人には、冒頭15分とラスト15分だけでも視聴していただきたいです。


ブルース・リー

 今の若者にとって、ブルース・リージャッキー・チェンの区別がつかないという人も多いかと。

「Don‘t think,feel.=考えるな、感じろ」の人がリーです

 私はそういう方々に対して、こう説明するようにしています。

 敵にパンチを当てた後に、ドヤ顔で「オ゛ア゛ア゛ァ〜」(文字で表現するのが難しい)と雄叫びを上げるのがリー

 敵にパンチを当てた後に、拳にフーフー息をかけながら痛がるリアクションをするのがジャッキー

 シリアスとコミカル。

 若くして亡くなったリーと、70歳を超えてもなお現役のジャッキー。演技も人生も対照的ですが、どちらも映画史を変えた世界の宝です。


成龍

 2026年の現在でもなお、ジャッキーは新たな映画に主演しています。今月公開の『パンダプラン』でも変わらずアクションを披露しています。
 予告動画しか見ていないのですが、ジャッキーがジャッキー本人役という設定のようで、めちゃくちゃ面白そう。必ず劇場で観たいと思っています。

吹替の声はもちろん石丸博也さん


 当然ながら、彼はレジェンドとはいえ、もう71歳のおじいちゃんですから、全盛期のようなキレのある動きはできません(もちろん一般の70代と比べたら超絶キレッキレです)。

 それでもこの映画が物語として成立するのは、ジャッキーがアクション俳優として数々の作品において「コミカル路線」を確立した歴史があるからに他なりません。
 「おじいちゃんだから、キレが悪くなっている」あるいは「俺の過去の作品はあくまで撮影・演出したものでありフィクションなんだ」なんてことを逆手に取って赤裸々にネタにして、エンタメとして昇華しているのです(←まだ観ていない分際で勝手にほざいていますが)。

 アクションにコミカルを取り入れた、偉大な先人。だからこそ創り上げることのできる演出。
 まさにリビングレジェンドです。

 『プロジェクトA』
 『酔拳II』
 『ラッシュアワー』 
etc…

ジャッキーといえば!の『プロジェクトA』例の落下シーン
有名な逸話ですが、この危険な場面を2回撮影しています
ファミコン『スパルタンX(1984)』


 名作揃いで、伝説を語り出すと枚挙に暇がありませんが、ぜひ若者にも観てほしい。。。

パロディも多数

『クレヨンしんちゃん』にてパロディありました
両脇はもちろんサモハンユンピョウ
『浦安鉄筋家族』
ネーミングセンスやばい
『ピューと吹く!ジャガー』
ニャンピョウ(ジャッキーではなくユンピョウのモジり)
もはや元ネタに辿り着けないレベルのパロディ

 ギャグ漫画やアニメでも愛されまくってます。
 若者には意味不明でしょう。世代がバレますね。笑


俺たちのレジェンド、ずっと長生きしてほしい

ハリウッドのチャイニーズシアターに刻まれたジャッキーの手形と足跡
右上の窪みはジャッキーのチャームポイントである〝鼻〟の型です


漢子(ホンチ)!!!

いいなと思ったら応援しよう!