年金は長生き保険
60歳のねんきん定期便を見て大きな衝撃を受けました。
その焦りがきっかけでFPの勉強を始め、年金に対する考え方も変わっていきました。
60歳のねんきん定期便
ねんきん定期便が、60歳の誕生月から様子が変わりました。
それまでは将来の見込額でしたが、その回からは、それまでの加入実績だけで計算した年金額が表示されていたのです。
知らなかった私は、昨年との金額の大幅な下がり方に大きなショックを受けました。
正直、どうしたらいいのか分かりませんでした。
FPとの出会い
そんな時、身内がFPに相談したという話を聞きました。
FPとは、ファイナンシャル・プランナーのことです。
当時の私は、その言葉すら知りませんでした。
調べてみると、お金に関する幅広い知識を持つ専門家だということが分かりました。
さらに調べるうちに、ファイナンシャル・プランニング技能士という国家資格があることを知りました。
FPを学んでみた
書店でFP3級の教科書を立ち読みすると、お金に関する知識が幅広く書かれていました。
興味を持った私は勉強を始めましたが、一度は挫折しました。
その後、YouTubeなどを活用して学び直し、FP3級と2級に合格しました。
今では忘れてしまったこともありますが、お金について考える土台は、この勉強でできたように思います。
年金観の変化
FPの勉強をして、一番考え方が変わったのは年金でした。
以前の私は、「払った分を取り返せるのだろうか」ということばかり気にしていました。
ところが、勉強を進めるうちに、年金は「元を取るための制度」ではなく、「長生きした時の生活を支えてくれる保険」と考えた方が、自分にはしっくりくるようになりました。
私は長く働きたいと思っています。
それは仕事が好きだからという理由もありますが、年金の受給開始を繰り下げたいという気持ちもあるからです。
受給開始を1年繰り下げるごとに年金額は8.4%ずつ増額されます。
もちろん、思い通りに働き続けられるかどうかは分かりません。
最低でも70歳までは常勤で働きたいと思っていますが、実際にできるかどうかは正直なところ不安もあります。
それでも、健康で長く働ければ、それだけ老後の選択肢は広がります。
退職金や預貯金は使えば減っていきます。
しかし、公的年金は生きている限り受け取ることができます。
だから私は、年金を「長生き保険」のようなものだと考えるようになりました。
その考え方になってからは、できるだけ長く働き、できるだけ長く健康でいたいと思うようになりました。
60歳の焦りが教えてくれたこと
今振り返ると、60歳のねんきん定期便で受けたあの焦りは、決して無駄ではありませんでした。
あの時の不安があったからこそ、お金や年金について学び、今の考え方にたどり着けたのだと思います。
まとめ
・60歳のねんきん定期便で見込額が大きく下がり、将来に不安を感じた
・その不安がきっかけでFPを学び、お金に対する考え方が変わった
・年金は元を取るものではなく、長生きした時の生活を支える保険という考え方が自分にはしっくりきた
・健康で長く働くことが、老後への備えにもつながると思っている
・60歳の焦りが、今の自分の考え方につながった
