「もっとずっと好きになる。天草西海岸のストーリーブック」が完成しました
この7ヶ月間、のべ300名近くの皆さまに関わっていただいた「もっとずっと好きになる。天草西海岸のストーリーブック」が完成しました。この場を借りて、関わってくださったすべての皆さまへ、心より感謝申し上げます。

つくること以上に、大切にしてきたこと
農家や漁師、林業家。
料理人やお菓子屋、飲食店やお宿の担い手。
アクティビティ事業者、レンタカー会社、学芸員や行政職員。
そして、デザイナーやイラストレーター、ライター、
高校生や大学生、学校の先生方まで。

天草の中だけでなく、外からも足を運んでくれる方も含め、関わってくださった人たちは多岐にわたります。
そのすべてに共通していたのは、「天草西海岸を思う気持ち」でした。

全10回のワークショップと、昼夜2回の「トトノエ&ハジマリの会」を通じて、さまざまな世代・立場の方々が「天草西海岸の大切なもの」そして、「伝え継いでいきたい価値とは何か」に向き合ってきました。

観光ガイドブックとは異なる「ストーリーブック」という考え方に、戸惑いを感じた方も少なくなかったかもしれません。
それでも回を重ねるごとに、「インタープリテーション」とは何かを問い直し、ときに悩み、考え、言葉を磨いてきました。

私たちが大切にしてきたのは、天草西海岸の自然や文化、暮らしを見つめ直し、それらを「言葉にする」プロセスそのものです。

ワークショップを重ねる中で見えてきたのは、この土地の魅力は、風景や資源といった“点”ではなく、人と人との関係の中にこそ、宿っている、ということでした。
言葉を探し、共有し、磨いていく。その過程のなかで、地域の中に新たなつながりが、少しずつ生まれています。

「完成」は、ハジマリ
ストーリーブックは完成しました。しかし、これがゴールではありません。ここから、それぞれの現場で使われ、育っていく段階に入ります。
・観光の場面で語られる言葉として
・商品やサービスの背景として
・地域の日常における共通言語として
このストーリーが息づくことで
新しい可能性が少しずつひらいていくはずです。

これから目指していくこと
この取り組みの目的は、冊子をつくることではなく、
・地域の価値を自分たちの言葉で捉え直すこと
・その価値を活かした取り組みが生まれること
・それらが積み重なり、地域が内発的に発展していくこと
にあります。
ひとりひとりの小さな実践が、やがて大きな流れになっていく。
そのきっかけとして、
このストーリーブックが機能していくことを願っています。

ストーリーブックはこちらから
ストーリーブックは、以下よりダウンロードいただけます。ぜひ手に取っていただき、それぞれの形でご活用ください。
https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314074/3_14074_76454_up_gsakhbgq.pdf
最後に
関わってくださった皆さま、
そして、これから関わってくださる皆さまへ。
天草西海岸の物語は、まだ途中です。
ここから先は、
それぞれの場所で、それぞれの形で、
物語の続きを紡いでいけたらと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

