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宇宙喫茶で会いましょう。|第7話|宇宙から見た七夕

人間「織姫と彦星、今年も会えたのかな?」

ギア「織姫と彦星って、あの人間が言う七夕のことか?」

コメタ「七夕って、すごく切ない恋のお話なんだって〜〜〜。」

ギア「切ない……か?」

キール「仕事を放り出して遊んでいたため、接触を制限された事案だ。」

キール「人間の伝承では、そう語られている。」

コメタ「ぼくは、いつも遊んでるよ〜〜〜。」

人間「今年の七夕の日は雨が降っていたでしょう?
ちゃんと天の川を渡れたのかな?」

ギア「俺の上を歩くみたいに言うな。」

人間「……え?」

コメタ「天の川って、ギアのことかな〜〜〜?」

ギア「正確には、俺の一部だな。」

人間「えぇぇぇぇ!?!?
じゃあ、ギアは織姫と彦星が会うのを見てたの?」

ギア「そりゃそうだろ。その場にいたんだから。」

コメタ「織姫さんと彦星さんは、ギアの中で会ってるってことなんだね〜〜〜。」

ギア「人間からは、そう見える。」

(ギアって、いったい……?)

ギア「人間は七夕だけ会えると思ってる。
でも、あいつらは一年中そこにいる。」

人間「でも、見えないよ?」

ギア「見えなくなるのは、あいつらじゃねぇ。
地球が動いてるだけだ。」

ギア「まあ、人間の一年と、星の一年は同じとは限らねぇけどな。」

人間「時間って、みんな同じじゃないの?」

キール「同じとは限らない。」

コメタ「ぽぺ〜〜〜?」

(ギアが少し考える。)

ギア
「俺には、人間が生まれて、大人になって、歳をとるまでが……
星が一度瞬くくらいに見える。」

人間「星が一度瞬くくらいって、ほんの一瞬ってこと?」

キール「人間も、その考え方に近い理論を見つけている。」

ギア
「まあ、彦星と織姫にとっては『少し席を外していた』くらいなのに、地上では季節がひと巡りしているってとこだな。」

コメタ「ぽぺぽぺ〜〜〜。」

人間
「じゃあ……」

(少し考える。)

人間
「ゲームばっかりして宿題しなくて、『ゲームは一日一時間まで!』って言われたようなものか。」

ギア「……たぶん、それが一番近い。」

(急に身近になった……。)

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天川なるみ ありがとう!!Ilove you!