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kazu8492
神社の橋は、なぜ短いのか
神社には
小さな橋があることがあります。
川を渡るには短すぎる。
池にかかっていても
数歩で渡りきってしまう。
それでも
神社は昔から
橋を大切にしてきました。
なぜなのでしょうか。
橋は
向こう岸へ行くためのものです。
日常から
少し違う場所へ。
その境目を渡るためのもの。
神社の橋が短いのは
距離を渡るためではなく
気持ちを渡るためだから。
ほんの数歩。
でも
橋を渡る前と後では
少しだけ空気が違う。
鳥居と同じように
橋もまた
境目の印です。
昔の人は
目に見える世界と
目に見えない世界の間に
橋があると考えました。
だから神社の橋は
長くなくていい。
ほんの少し渡れば
十分だったのです。
急いで渡れば
ただの橋。
ゆっくり渡れば
境目になる。
神社にあるものは
どれも大きくありません。
鳥居も。
橋も。
手水舎も。
でも
そこには意味があります。
