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kazushinakamura
神社の石は、なぜそこにあるのか
神社を歩いていると
不思議な石に出会うことがあります。
大きな石。
小さな石。
名前が書かれている石もあれば
何も書かれていない石もある。
ただ置かれているように見えるのに
なぜか気になる。
神社では昔から
石を大切にしてきました。
木が生きているように
石にも時間が流れていると考えられていたからです。
何十年。
何百年。
時には何千年も
同じ場所にあり続ける。
人が生まれ
人が去っても
石だけはそこに残る。
だからでしょうか。
神社の石には
不思議な静けさがあります。
何も語らない。
何も求めない。
ただそこにある。
神社に行くと
なぜか石が気になる人がいます。
それは石を見ているようで
本当は
自分の中の静けさを見ているのかもしれません。
急いでいる日は
通り過ぎる。
でも
立ち止まる日は
なぜか目に入る。
神社の石は
何かを教えるためにあるのではなく
立ち止まるためにある。
そんな気がします。
