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狛犬は「守り神」ではありません。ほとんどの人が知らない、本当の役割

狛犬は「守り神」ではありません。


ほとんどの人が知らない、本当の役割

神社に行くと、必ず目に入る狛犬。

「邪気を払う守り神」
「神社を守っている存在」

そう思っている人がほとんどだと思います。

でも実は――
狛犬の役割は、それとはまったく違います。

狛犬=魔除け、は本当?

よく聞く説明は、
「狛犬は邪気を払うために置かれている」
というもの。

けれど、これは後世に広まった解釈です。

そもそも狛犬は、
日本で生まれた存在ではありません。

狛犬の正体は「境界の象徴」


狛犬の原型は、
古代オリエントから中国を経て伝わった
獣の像(ライオン像)です。

それは
・魔を倒す存在
・守ってくれる存在

というよりも、

「ここから先は、別の世界だ」
と示すための存在でした。

つまり狛犬は、
神様を守るために立っているのではなく、

人が立つ“位置”を示すために
置かれている存在なのです。

なぜ狛犬は二体で一組なのか

狛犬が必ず二体で一組なのには、
明確な意味があります。

・口を開けた「阿形(あぎょう)」
・口を閉じた「吽形(うんぎょう)」

これは単なるポーズの違いではありません。

阿形は「始まり」
吽形は「終わり」

外と内
現実と神域
日常と非日常

その境界を表しています。

狛犬は、
「守るため」に立っているのではなく、

「ここから先は、世界が変わる」
という合図として立っているのです。

なぜ今、この話が大切なのか


最近、
頑張っているのに噛み合わない
やることはやっているのに結果が出ない
そんな感覚を抱えている人が増えています。

でもそれは、
努力が足りないからではありません。

“境界を越えていない”だけ
なのかもしれません。

同じ場所に立ったまま、
同じやり方を続けている限り、
流れは変わらない。

狛犬は、
そのことを静かに教えてくれています。

狛犬は問いかける存在


狛犬は、
「守ってくれる存在」ではありません。

「あなたは今、どこに立っていますか?」
と問いかけてくる存在です。

鳥居をくぐる前に狛犬を見るとき、
ほんの一瞬でもいいので、
自分の立ち位置を意識してみてください。

御朱印について、ひとつだけ


ちなみに、
御朱印も本来は
「お願いを叶えるためのもの」ではありません。

境界を越えた証として、
自分がそこに立ったという
記録の意味を持っていました。

◎今月分の御朱印は、
この考え方を大切にした形で
別記事にてご案内しています。

流れが変わらないと感じるときほど、
答えは「外」ではなく、
自分が立つ場所にあります。

狛犬は、
そのことを何百年も前から
変わらず示し続けている存在なのです。

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