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nikudama
神社には「名前のない時間」がある
神社にいると
ふと
時間の感覚が消える瞬間があります。
何分いたのか
どれくらい歩いたのか
分からなくなる。
急いでいるわけでも
止まっているわけでもない。
ただ
そこにいるだけの時間。
言葉にしようとすると
少し違ってしまう。
だから
名前がつけられない。
神社には
そういう時間があります。
何かをする時間でも
何かを得る時間でもない。
ただ
流れている時間。
人は普段
意味を持って動いています。
目的、予定、理由。
でも神社にいると
それが少し外れる。
何もしていないのに
満たされているような感覚。
何も変わっていないのに
どこか違う。
その時間は説明できない。
だから記録にも残らない。
でも確かにそこにあった時間。
