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motokids
神社の鈴は、誰に届く音なのか
神社で手を合わせる前に
鈴を鳴らす人は多くいます。
でも、ふと思うことがあります。
あの音は
誰に届いているのでしょうか。
「神様に気づいていただくため」
そう説明されることもあります。
一方で、神様は人が鳴らさなければ気づかない存在なのだろうか、と考える人もいるでしょう。
だから私は、少し違う見方をしています。
鈴の音は
神様を呼ぶためというより、
自分の心を整える合図なのかもしれません。
日常の慌ただしさ。
仕事のこと。
悩みや不安。
そのまま神前に立つのではなく、
鈴の澄んだ音を聞いて、
一度、気持ちを静かにする。
そんな時間をつくるための音。
音は目に見えません。
でも、
澄んだ音を聞くと
自然と呼吸がゆっくりになることがあります。
神社には
鳥居があり、
橋があり、
石があり、
木があります。
そして鈴の音もまた、
その場所の空気を感じる大切な存在なのかもしれません。
だから私は、
鈴を鳴らすとき、
「大きな音を出そう」とは思いません。
ただ一度、
静かな気持ちで音を響かせます。
その音は、神様だけでなく、
今ここにいる自分自身にも届いている。
そんな気がしています。
