「フロム・ダスク・ティル・ドーン」にご注意ください。

【あらすじ】
冷徹な兄・セスと残忍な弟・リチャードは
銀行強盗からの逃走中、元牧師一家を人質に
取り、ニューメキシコまでやってきた。
兄弟は、仲間と合流することになっている
酒場を訪れる。セクシーなダンサーたちが
踊る店内で、兄弟が店の者といざこざを
起こしていると…。

あの……何??本当に何ですか??
こんなことしていいの??
面白いけど、あの、合法?????

前半と後半でジャンルが変わる
摩訶不思議な体験が出来ます。
でもハードボイルドな格好良さは一貫していて
ちゃんと最後まで観られます。

タランティーノ脚本なので台詞が格好良い。
「ルール1 音を立てるな。質問もするな。
もし音を立てたら、この銃も音を立てる。
君が何か質問したら、この銃が答える。」
痺れるね。


【以下内容に触れています】

始まった直後から兄セスは冷静だが、
弟リチャードは思い込みが激しく残虐である、
という情報がわかりやすく入ってきて
キャラを把握しやすい。

襲った店で反撃を喰らい、手に穴のあいた
リチャードがその穴からセスを覗くのだが
「風穴じゃん」と思いました。
犬夜叉の。弥勒の。

人質女性とリチャードを
2人っきりにしてしまい、案の定
襲おうとして抵抗された結果、惨殺。
その時の撮り方が、困惑するセスをメインにし
サブリミナル的に一瞬血まみれの彼女を
挟みこむというもので、見せない怖さがあり
とても良かった。

そして、牧師を辞めて放浪の旅をしていた
フラーと子どもたち(姉ケイトと弟スコット)は
たまたま立ち寄ったモーテルで兄弟に出会い、
脅されて逃亡に加担することとなる。

で、ですよね。
兄弟が現地組織の代理人と落ち合う予定の
クラブは実は吸血鬼の巣食う巣窟だったのだ!!
日暮れと共に本性を現した吸血鬼達との
戦い勃発!!!!!

は?はい?え?は?
そんなことしていいんか?
と思いましたが、笑っちゃったよ。
でもちゃんとキャラが魅力的だから
ジャンル変わっても面白かったな。
でも、あそこで観るの止める人も
まあいるでしょうね。仕方なし。

弟が噛まれ、吸血鬼になっても
ちゃんと殺す兄のブレないキャラ設定とか、
光を集めて撒き散らすことにミラーボールが
役に立ち、クラブである意味があったとか、
はちゃめちゃ展開になっても
意外としっかりしていて良かったです。

生き残ったケイトが
「一緒に連れて行って」と頼んでも
「俺はそこまでロクデナシじゃない」
と断ったセス。
最後までクールで格好良いな。

【フロム・ダスク・ティル・ドーン/
ロバート・ロドリゲス】

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