今年も奴らがやってきた!バラゾウムシの話
まだ早朝は少し肌寒いけど、だいぶ春らしくなってきたこの頃。
日ごとに庭の様子が変化して、朝夜の見回りがとても楽しい季節です。
色んなところでぴかぴかの新芽が芽吹き、ものによっては花芽が上がってきています。
…で、この嬉しい季節になると呼んでもないのにやってくるのが害虫の皆さま方。
特に辛いのがバラゾウムシ(またの名をクロケシツブチョッキリ!)。昨日まで健やかに艶々と伸びていた新芽の一番若いところの養分を吸い、枯らしてしまいます。
それでは今朝の我が家のバラの様子
ベンウェザースタッフ
冬季大苗はすぐに地植えしない方が良いというセオリーを破り(昨年知らずにやってみたら案外上手く行ったので…)地植えしたベン。
昨日まですくすく育っていたのですが、今日突然の新芽ダウン。
そして展開済みの葉も少ししんどそうにしています。

新芽
なーんか葉の表面も元気ない


いきなり地植えにした理由としては、とにかく早いうちにうちの地面に慣らしておきたかったから、というのがあります。
セオリーとしては5月、一番花のあとの地植えが正解なのですが、我が家の庭は日陰ゼロの急斜面。
一番花の終わった時期に地植えしても、根は過酷な夏に備えられるのか…?と夫婦で相談して、ベンウェザースタッフとリヒトは早めに地植えしてみました。
春の花は少ししんどいかもしれないけど、根は広範囲に広がってくれるだろうと楽観視しています。
チェリーボニカ
昨年から地植えしているチェリーボニカ。
今年は今のところバラゾウムシの被害が少なそうです。


やはり株が少し充実してきたのもあって、ゾウムシに襲われにくいのかなと思っています。
ローズドゥモリナール
新しく購入したバラで、唯一鉢で育てているローズドゥモリナール。
この樹は今後も鉢栽培していく予定です。
流石、バラの家仕込みの元気な苗で、すくすく育っています。


この元気良さを見ていると、やっぱりベンウェザースタッフとリヒトも一番花まで待ってあげたら良かったかなぁ…という気もしてきますが、やってしまったものはもう仕方ない。
楽しく見守ります。
因みに…リヒトはゾウムシ被害が酷すぎて捕るのに必死で撮影していません。
頑張れリヒト!
オーガニックに移行していく過程
昨年までも極力減農薬に努めてきた我が家ですが、今年は完全に無農薬に切り替えようと冬の間にいくつかの本を読み、準備を進めてきました。
特に参考にしたのが、小林幸子さんの『はじめてのバラこそ無農薬』という書籍。
米ぬかなどを用いて継続的に土壌改良を行い、土壌の微生物の活動を活発にすることで病害虫に強いバラに育つ─というのが小林さんのこれまでの実践から導き出されたお考えだそうです。
それから病害虫に対しておおらかに取り組もうという姿勢。
健全に発育した株にはバラゾウムシなどの害虫は余り寄ってこず、幼木や弱っている株などに大量に発生することが多いそう。
バラを育てはじめてまだ2年目の私たち、昨年は植えたばかりの大苗がバラゾウムシに襲われまくり、数回薬剤散布してしまいましたが、小林さんの考えではバラゾウムシは天然の摘蕾職人だそう。
体力がまだない苗が、沢山の花を咲かせて弱ってしまうのを防ぐためにわざとゾウムシを呼んでいるのでは?と思う程だそうです。
確かにそう。
我が家では2年目にのチェリーボニカ、ビブレバカンスには被害が少なく、冬季大苗を大人しく鉢のまま育てているローズドゥモリナールも被害無し。
反対に冬季大苗をエイヤッと地植えしたリヒトとベンウェザースタッフには沢山ゾウムシが寄ってきています。
特にリヒトは今年購入した3品種の中で元々発育が遅かったので、被害が顕著です。
糠やニームケーキを撒いたり、アグリチンキやニームオイルを散布しながらぼちぼちバラ育てを楽しんで行こうと思います。
