コーリー博士の新著『二酸化塩素をめぐる戦い:医学を終わらせる可能性のある薬』を解読する
真実を語ることは革命的行為となる時代がある。
はじめに
もしあなたが、水道水の浄化に何十年も使われてきた物質を「猛毒の漂白剤」と呼ぶニュースを見たら、どう思うだろうか。もし、ある化合物がマラリアやCOVID-19の治療に劇的な効果を示したのに、その研究者が投獄され、暗殺未遂に遭い、研究そのものが「存在しなかった」ことにされたとしたら。そして、そのすべてが、ある巨大産業の利益を守るために組織的に行われていたとしたら。
「また陰謀論か」と思った人もいるだろう。しかし本稿で紹介するのは、査読付き論文、公文書、当事者の証言に基づく記録である。
主流メディアが「デマ」として片付けるこの物質は、実は世界中の水道局、食品業界、医療施設で毎日使われている。NASAは1987年にこれを「普遍的解毒剤(universal antidote)」と呼んだ。だがその医療利用を公に主張した者たちは、一人また一人と消されていった。
二酸化塩素(chlorine dioxide)をめぐる闇は深い。イベルメクチンよりも深い。ワクチンよりも深いかもしれない。そしてその闇を照らす光もまた、確かに存在する。この物質が本当に危険なのか、それとも危険なのはこの物質が脅かす既得権益の方なのか。科学的証拠と迫害の記録を辿りながら、一緒に考えてみよう。
書籍・著者紹介
書籍について
書名: The War on Chlorine Dioxide: The Medicine That Could End Medicine
著者: Dr. Pierre Kory(共著:Jenna McCarthy)
出版年: 2026年
ページ数: 本文約400ページ(前付・後付含む)
本書は、集中治療医として20年以上のキャリアを持つピエール・コーリー博士による、二酸化塩素という化合物の医療利用をめぐる科学的検証と、その研究者たちへの組織的迫害を記録した書である。コーリー博士の前著『The War on Ivermectin』(2023年)がイベルメクチンをめぐる情報統制を暴いたように、本書は二酸化塩素という「さらに抑圧された」物質に光を当てる。
著者について
Pierre Kory(ピエール・コーリー)博士は、ウィスコンシン大学の集中治療部門長を務めた肺・集中治療専門医である。COVID-19パンデミック時には、Front Line COVID-19 Critical Care Alliance(FLCCC)を共同設立し、早期治療プロトコルの開発と普及に尽力した。その活動は米国上院でのイベルメクチンの証言を含む国際的注目を集めたが、同時に医学界からの激しい攻撃も招いた。資格剥奪、職場追放、メディアによる「右翼のヤブ医者」呼ばわりを経験しながらも、現在はThe Leading Edge Clinicの共同創設者として、ロングCOVIDやワクチン後遺症の治療に取り組んでいる。
本書は彼の3冊目の著作であり、イベルメクチン戦争を経験した後に「より大きな犯罪現場」として認識した二酸化塩素問題に挑むものだ。
彼の過去のイベルメクチンについての著作は以下で紹介している。
本書の位置づけ
コーリー博士の著作群は、いずれも「医療産業複合体による治療法抑圧」という共通テーマを持つ。しかし本書が扱う二酸化塩素は、イベルメクチン以上に激しい弾圧の対象となってきた。博士自身が開発した「コーリースケール」(迫害の激しさで治療法の有効性を測る指標)によれば、イベルメクチンが100-150点なのに対し、二酸化塩素は500点超である。研究者の投獄、暗殺未遂、論文の組織的抹消、国家レベルの妨害工作が記録されている。
なぜ今この本なのか
COVID-19パンデミックは、医療と情報統制の闇を白日の下にさらした。ワクチンの強制、効果的な治療法の抑圧、メディアによる組織的プロパガンダを目の当たりにした人々は、「医学界が言う『科学』は本当に科学なのか」と問い始めた。本書はその問いに、二酸化塩素という具体例を通じて答える。2025年、ロバート・F・ケネディJr.が米国保健福祉長官に就任し、医療改革への期待が高まる中、本書の情報は極めて時宜を得たものと言える。
「漂白剤」という武器―言葉による科学の殺害
プロパガンダの第一原則は、議論を始める前に相手の言葉を奪うことだ。
二酸化塩素について語る前に、まず一つの質問から始めよう。あなたは今朝、歯を磨いただろうか。水道水で手を洗っただろうか。もしそうなら、あなたはすでに二酸化塩素と「接触」している。この物質は1940年代から世界中の水道水の浄化に使われ、NASAは宇宙食の殺菌に採用し、食品業界は肉や野菜の洗浄に使い、病院は医療器具の滅菌に用いている。
つまり二酸化塩素は、あなたの生活のあらゆる場面で「安全」と認められてきた物質なのだ。
ところが、この同じ物質を「飲む」話になった途端、事態は一変する。FDA(米国食品医薬品局)は「工業用漂白剤を飲むのと同じ」と警告し、主流メディアは「猛毒」「デマ」「陰謀論」と連呼する。Google検索の上位は、ほぼすべてが否定的記事で埋め尽くされる。だが、ここには巧妙な言葉のトリックがある。

二酸化塩素(ClO₂)と漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム、NaOCl)は、化学的にまったく別の物質だ。両者とも「塩素」という文字を含むが、その作用メカニズムは根本的に異なる。漂白剤は塩素原子を対象物に付加することで破壊する「塩素化剤」であり、発がん性のある副産物を生成する。
一方、二酸化塩素は電子を奪う「酸化剤」として作用し、有害な副産物を残さない。
この違いは、ウォッカ(飲める)とウィンドウォッシャー液(飲めない)を「どちらも液体」という理由で同一視するのと同じくらい馬鹿げている。

しかし「漂白剤」という言葉は、科学的正確さよりも感情的インパクトを優先する。人々が「漂白剤を飲む」と聞けば、即座に危険だと感じる。議論は始まる前に終わる。これこそが、プロパガンダの教科書的手法である。ジャック・エリュールが指摘したように、プロパガンダは事実を隠すのではなく、事実を覆い隠す言葉の霧を作り出す。
コーリー博士が本書で指摘するのは、まさにこの言葉の武器化である。二酸化塩素の医療利用を主張する者は「bleach drinker(漂白剤飲み)」と呼ばれ、即座に社会的信用を失う。科学的議論は封じられ、残るのは嘲笑だけだ。だが、なぜこれほどまでに激しい言葉の暴力が必要なのか。もし本当に無害な疑似科学なら、放っておけばいい。わざわざFDAが警告を出し、メディアが一斉に攻撃し、YouTubeが動画を削除し、嘲笑うミームは流布され、Amazonが書籍を販売停止にする必要があるだろうか。

この明らかな過剰反応は、二酸化塩素が脅威であることを示している。ただし、人々の健康にとってではない。この物質が脅かすのは、医薬品市場だけではない。より根本的な何か―国家レベルの戦略的利害である。このことは後に詳しく見ていく。
二酸化塩素に限らないが、この言葉の罠を常に意識してほしい。「二酸化塩素」と「漂白剤」を混同させる記事を見たら、それは科学的無知ではなく、意図的な情報操作だと疑うべきだ。そして問うべきだ―なぜここまでして、この物質を「危険」だと信じ込ませる必要があるのか、と。
マラリアが消えた町―ナイジェリアで起きた「事件」と国外追放
真実が権力にとって不都合なとき、真実を語る者は追放される。
1985年、ナイジェリアのニジェール川沿いの小さな町で、ある「事件」が起きた。ソビエトの建設プロジェクトの下流約30マイルの地点で、コレラが発生したのだ。当時、この地域を訪れていた応用科学者「モンドラゴン大佐」(仮名)は、NASAでの経験から二酸化塩素の殺菌力を知っており、大型プール濾過システムに二酸化塩素を組み込んだ水処理施設を緊急設置した。目的は、コレラの撲滅である。

結果は予想通りだった。コレラは急速に収束した。だが、予想外のことも起きた。地元の医師が興奮した様子でモンドラゴン大佐のもとを訪れ、「あなたの魔法の水がマラリアを治している」と告げたのだ。
当初、モンドラゴンはこれを迷信だと一蹴した。コレラは水系感染だが、マラリアは蚊が媒介する。水処理がマラリアに効くはずがない。しかし医師は譲らなかった。「町全体でマラリア患者がゼロになった」と。さらに、隣町にもこの水を持っていったところ、そこでもマラリアが消えたという。
モンドラゴンは困惑した。そして専門家を呼んだ。カンザス大学の血液媒介疾患専門家、フィリップ・ハリキ博士である。ハリキ博士は顕微鏡でマラリア患者の血液を調べ、二酸化塩素を含む水を飲ませた。そして数時間後、再び血液を検査した。マラリア原虫は消えていた。

この時点で、モンドラゴンは自分が何を発見したかを理解した。だが、この発見は歓迎されなかった。むしろ、彼を追い詰める結果となった。
話はガーナへと飛ぶ。モンドラゴンはナイジェリアの保健大臣を通じて、西アフリカの指導者たちとの会談の場を設けられた。その中心人物が、ガーナのオサギェフオ・クントゥンクゥ2世である。彼は王であると同時に、ロンドン大学で疫学の学位を取得した医師でもあった。

会談の場で、モンドラゴンはマラリア治療の成果を報告した。しかし王の反応は冷ややかだった。彼は静かに、しかし明確に言った。「あなたのやっていることは称賛に値する。しかし、あなたは少なくとも50年早すぎる」
王の説明は論理的だった。西アフリカ奥地では、生まれた子供の5人中4人がマラリアで2歳までに死ぬ。女性は思春期から死ぬまで13ヶ月ごとに出産し続ける。マラリアは、人口を抑制する「地球の人口調整弁」として機能しているのだ。もしマラリアを撲滅すれば、人口爆発が起き、食糧危機が訪れる。大型哺乳類はすでに食べ尽くされ、家畜も高価で手が届かない。人々はブッシュミート(蛇、ネズミ、チンパンジー)を食べている。マラリア撲滅は、飢餓による大量死を招くだけだ。
「50年後なら歓迎する。だが今は、やめてくれ」
会談の翌日、モンドラゴンと彼のチームは空港へ連行された。荷物はすでに詰められており、彼らが乗る飛行機も用意されていた。拒否権はなかった。彼らはロンドン行きの便に乗せられ、ナイジェリアから追放された。
その後、太鼓が鳴り響いた。ナイジェリアやガーナの村々では、今でも太鼓で情報を伝える。「魔法の水がマラリアを治す」というメッセージは、太鼓によって広まった。だが追放後、太鼓のメッセージは変わった。「あれは嘘だった。アメリカ人が我々を騙そうとした」。ソビエトの建設労働者たちも、この否定キャンペーンに加担した。

コーリー博士は、この出来事を「二酸化塩素抑圧の原型」と呼ぶ。ここには、後に繰り返されるすべての要素が揃っている。
(1)劇的な治療効果、(2)権力による即座の封じ込め、(3)情報の組織的否定、(4)研究者の排除。
そしてもう一つ、決定的な要素がある―国家による人口抑制の論理である。クントゥンクンク王の言葉は明確だった。「50年早すぎる」。マラリアは「地球の人口調整弁」として機能している。その調整弁を無効化することは、医療技術の問題ではなく、地政学的安定性の問題なのだ。
モンドラゴンが「追放」で済んだのは、彼が運が良かったからだ。後に続く研究者たちは、もっと悲惨な運命を辿ることになる。投獄、暗殺未遂、そして実際の殺害。マラリアが消えた町の物語は、希望の物語ではない。それは、国家が守ろうとするものの本質を示す、警告の物語なのだ。
動画解説:
— Alzhacker (@Alzhacker) November 26, 2025
➢ 二酸化塩素の生物学的作用機序:酸化による病原体の選択的破壊
➢ 臨床応用の実例:マラリアから癌まで390例の治療成果
➢ 医療産業への挑戦:低コストで多様な疾患に対応する可能性… pic.twitter.com/cJBfCGSlO4
暗殺された科学者たち―F.M.ユージン・ブラスとホモゾン
発明は人類のためにあるべきだ。だが発明が巨大な利益を脅かすとき、発明者は消される。
二酸化塩素の歴史を語る上で避けて通れないのが、ニコラ・テスラとF.M.ユージン・ブラス博士による「ホモゾン」の開発である。ホモゾンは、マグネシウムと酸素の化合物からなる経口酸化療法であり、1920年代に開発された。テスラとブラスは、ニューヨークの同じホテルに住み、共同研究を行っていたとされる。

ブラス博士は燃焼工学の専門家であり、ドイツとアメリカで産業用焼却炉の設計者として名を馳せていた。1922年、彼は「科学的治療者たち」から「ほぼ絶望的」と宣告される病気にかかった。だが彼は生き延びた。そして87歳まで生きた―暗殺されるまでは。
ホモゾンは、体内で酸素を放出し、病原体を酸化によって破壊する。ブラスは数十年にわたり、無数の患者を治療し、「症例記録に次ぐ症例記録」を積み重ねた。だが、その記録はどこにも残っていない。PubMedで検索しても、ブラスの名前は出てこない。Googleで探しても、ごくわずかな断片的情報しか見つからない。彼の存在そのものが、インターネットから「消されている」のだ。
コーリー博士が見つけた唯一の公式記録は、1942年の「The Federal Register」(米国連邦官報)である。そこには、コロンビアのメデジンに居住する「特定のブロックされた国民」のリストに、ブラスの名前が載っていた。
この告示には、ジョン・D・ロックフェラーの孫、ネルソン・ロックフェラーの署名がある。つまり、最高レベルの権力がブラスを監視していたのだ。
もう一つの記録は、1944年のリスボン行き船舶の乗客リストである。これは第二次世界大戦後、ドイツ人を本国送還する船だった。記録は「特別戦争問題部門」(Special War Problems Division)という国務省の部署から出されている。ブラスは、戦争犯罪者として扱われていたのだろうか。それとも、彼の研究が「戦争問題」だったのか。
そして1967年、ブラスは87歳でニューヨークの自宅前で襲撃され、殴り殺された。「未知の襲撃者」によって。ホモゾンの製造技術は、後にソビエトの生物兵器プログラムに渡ったとされる。
ブラスの研究仲間、ジョージ・フライボット博士は後にこう証言している。「ブラスの研究室の外で、黒いリムジンが止まり、二人の男が降りてきて、彼を撲殺した」。ロシアのKGBによる暗殺だったという説もある。
なぜ87歳の老人を殺す必要があったのか。答えは単純だ。彼はまだ教えていたからだ。フライボット博士はこう指摘する。「ホメオパシーの分野では、多くの人々が教師であり指導者だ。だから彼らの経験的知識は累積的なものとなる。それを失わせるために、彼らは殺される」。
ブラスの死後、ホモゾンの製造は破壊された。現在、eBayで「わずかな在庫」が売られているという情報がある。しかし、そのeBayアカウントは検索しても見つからない。代わりに、類似品である「スーパーオキシフラッシュ」という製品が販売されている。だがこれも「腸内洗浄剤」としてのみ宣伝されている。1994年の栄養補助食品健康教育法(DSHEA)により、病気の治療を謳うことは禁じられているからだ。
コーリー博士がこの章で伝えようとしているのは、単なる歴史ではない。それは、国家安全保障上「重要すぎる」技術を開発した者に何が起きるかという「パターン」である。ブラスの技術はソビエトの生物兵器プログラムに渡った。パセチニクは「普遍的解毒剤」の秘密を持ったまま亡命し、後に「心臓発作」で死んだ。彼の同僚ケリーも「自殺」した。これは製薬会社の陰謀では説明できない。これは国家レベルの機密保持なのだ。
ブラスは殺された。ウィリアム・F・コッホ博士(別の酸化療法の開発者)は複数回の毒殺未遂を生き延びた。そして2000年代以降の二酸化塩素研究者たちも、同じパターンに直面する。投獄、追放、暗殺未遂、そして実際の殺害。

「コーリースケール」でブラスの迫害度を測れば、50点(暗殺成功)に加え、25点(研究の完全抹消)、さらに25点(技術のソビエトへの譲渡)で、合計100点に達する。だが、これでもまだ序章に過ぎない。二酸化塩素の研究者たちは、さらに激しい迫害に直面することになるのだ。
ボリビアの反乱―15万人が服用した「違法」治療
法律が不正義を強制するとき、市民には従わない義務がある。
2020年、世界がCOVID-19の恐怖に包まれる中、南米の一国が大胆な決断を下した。ボリビアである。彼らはWHO(世界保健機関)の承認を待たず、国民議会で法律を可決し、二酸化塩素の製造・販売・配布を合法化したのだ。
この決定は、グローバルな医療権威にとって悪夢だった。二酸化塩素は「工業用漂白剤」として世界中で非難されていた。FDA、WHO、PAHO(汎米保健機構)、EMA(欧州医薬品庁)、すべてが警告を発していた。それを一つの国が公然と無視し、国家レベルで配布を始めたのだ。
そして何が起きたか。ボリビアの大学と軍が、二酸化塩素を無料で製造・配布し始めた。人々は列をなして受け取りに来た。イガンガの町では、1日に500-800人が並んだ。コチャバンバでは5万人以上が使用した。全国で推定15万人が服用したとされる。

結果は劇的だった。ボリビアのCOVID-19死亡率は、2020年9月8日に百万人あたり133人でピークに達した後、6週間で百万人あたり2.1人にまで急落した。2021年初頭には、南米大陸で最も低い死亡率を記録した。
グラフは嘘をつかない。ボリビアの感染曲線は、まるでナイフで切ったように急降下した。他の南米諸国と比較すると、その差は歴然としている。同じ時期、アルゼンチン、チリ、ペルー、ブラジルはいずれもボリビアの2-4倍の死亡率を記録していた。
だがWHOは、この成果を一切認めなかった。彼らの報告書には、「過去3ヶ月間、ボリビアは近隣諸国と比較して、人口10万人あたりの症例数と死亡数が大幅に減少した」と書かれているが、二酸化塩素については一言も触れていない。記憶にある読者もいるだろうが、まるでウッタル・プラデーシュ州(インドの2億4000万人の州)がイベルメクチン配布でCOVIDを撲滅した際、WHOがイベルメクチンに言及しなかったのと同じだ。
「ウッタル・プラデーシュ州は9月のピーク時に約2億人にイベルメクチンを配布した。感染率と死亡率は、インドの他の地域よりも早く、低いレベルにまで低下した。」
— Alzhacker (@Alzhacker) January 23, 2021
致死率ではありませんが、左側のグラフがウッタル・プラデーシュ州一日の死者数の変動です。 pic.twitter.com/xTGut0mlXq
そして、反撃が始まった。保健省は法律可決の翌日、二酸化塩素を非難する声明を発表した。4段落の文章に13人の「専門家」が引用されている。典型的な「権威への訴え」である。彼らは「ボリビア医学アカデミー」「各種科学学会」「国立大学」「WHO」「PAHO」「FDA」「EMA」を次々と並べ立て、「二酸化塩素には抗ウイルス効果がない」と主張した。
CNNも参戦した。「ボリビア議員たちが保健省の警告に反して有毒消毒剤をCOVID-19治療として推進」という見出しで報道した。ガーディアン紙は「絶望的なボリビア人たちが、COVID-19治療と偽って宣伝される有毒漂白剤を求める」と書いた。記事には「少なくとも5人が中毒になった」とあるが、出典リンクは一切ない。さらに見出しでは「10人が中毒」と書かれているが、本文では5人だ。この種の矛盾は、プロパガンダの典型的特徴である。

実際のデータはどうだったのか。ボリビアのサン・フアン・デ・チキートスの市長は公に宣言している。「我々は16人の重症患者がいたICUを、二酸化塩素で空にした」。全員が回復したのだ。だが主流メディアは、この声を拾わない。
もう一つ重要な事実がある。ボリビアの事例は「観察研究」ですらない。なぜなら、保健当局がデータの組織化と公表を拒否したからだ。二酸化塩素治療を主導した医師、パトリシア・カリスペリス博士は、臨床試験の実施許可を求めたが、AGEMED(ボリビアのFDA)に拒否された。彼女はプラセボ対照試験を提案し、味まで同じ偽薬を用意したが、それでも拒否された。そして遡及的観察研究のためのデータへのアクセスも拒否された。

つまり、ボリビア政府は意図的に証拠を隠蔽したのだ。そして今、二酸化塩素批判者たちは「証拠がない」と主張する。証拠がないのは、彼らが証拠の収集を妨害したからだ。これは、エピステミック・インジャスティス(認識論的不正義)の教科書的事例である。
ボリビアの物語が教えてくれるのは、人々が自分の健康を守るために法律を変えることができるという事実だ。そして同時に、グローバルな医療権力がいかに執拗にその試みを妨害するかという事実でもある。15万人が使用し、劇的な効果が観察され、重篤な副作用の報告はほぼゼロだった。
それでも、この治療法は「危険」とされ、データは隠され、医師は脅され、メディアは嘲笑した。この反応の激しさは、単なる産業利益では説明できない。WHO、PAHO、FDA、EMAが一斉に動いた。これは、国家的・国際的レベルでの戦略的抑圧である。
ウィリアム・マキス医学博士:
— Alzhacker (@Alzhacker) May 4, 2024
新しい記事:二酸化塩素と癌 - 最も議論の的となっている癌の代替治療 - 8つの論文で検証された安全性と新たな研究エビデンス
おそらく、私が書いた記事の中で最も物議を醸すだろう!
二酸化塩素:
- 水を浄化する
- 食品中の微生物を破壊する
- 医療機器を殺菌する
-… https://t.co/TrpoIzaHFS
科学的証拠―マラリア、結核、COVID、そして癌
データに拷問をかければ、何でも白状する。だが誠実なデータは、拷問されずとも真実を語る。
二酸化塩素の批判者は繰り返す。「科学的証拠がない」と。だが、これは嘘である。証拠は存在する。ただし、その証拠は組織的に抑圧され、撤回され、隠蔽されてきた。コーリー博士が本書で提示するのは、生き残った研究と、消された研究の両方の記録である。
マラリア
最も劇的な証拠は、エンノ・フライエ教授のカメルーン研究である。フライエはドイツのハインリヒ・ハイネ大学の麻酔学教授であり、2018年に500人のマラリア患者を二酸化塩素で治療した。結果は驚異的だった。全員が2日以内に症状を消失し、血液検査で陰性となった。

論文は査読を通過し、学術誌に掲載された。だが2019年、ガーディアン紙が大学に連絡を取った。大学は論文を「科学的に無価値で、矛盾があり、倫理的に問題がある」と評価し、フライエ教授の称号を剥奪した。そして論文は撤回された。撤回理由は「編集部が調査の結果、この研究は実際には行われなかったと判断した」である。
だが、フライエ教授は実際にカメルーンに行っている。彼には研究計画書、インフォームドコンセント(患者の同意書)、科学報告書、分析証明書のすべてが残っている。コーリー博士はこれらの文書を入手し、本書に掲載している。さらに、フライエはセネガルで国連の資金提供を受けて第二の試験を計画していた。だが、イタリアの空港で逮捕された。麻薬密輸の容疑で。彼の荷物に、「誰か」が麻薬を入れたのだ。彼は3年間投獄され、研究は中止された。

もう一つのマラリア研究が、2012年のウガンダ赤十字社の事例である。154人のマラリア患者全員が、2日以内に陰性となった。この試験は完全に記録され、ドキュメンタリー映像まで撮影された。だが後に、ウガンダ赤十字社と国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は、公式関与を否定した。そして「赤十字職員は騙されて参加した」と主張した。しかし、映像には赤十字のCEO自身が試験を説明し、「結果を本部に報告する」と述べている場面が記録されている。
ドキュメンタリー『リーク 2013年7月 赤十字が154例のマラリアをMMSで治癒した証拠』
— Alzhacker (@Alzhacker) December 5, 2025
~赤十字が隠蔽したマラリア治療の記録
➢ 154名の患者全員が24-48時間でマラリア陰性に
➢ 赤十字の協力で実施された臨床試験の全記録
➢ なぜか赤十字が試験の存在そのものを公式否定… pic.twitter.com/yBAWeAjMji
結核
結核に関する証拠は、さらに驚くべきものだ。だがそれは公表されていない。なぜなら、ソビエトの機密情報だからだ。モンドラゴン大佐によれば、ソビエトの生物兵器専門家ウラジーミル・パセチニクが1985年に証言している。「ソビエトは二酸化塩素で結核を治療していた。それは生物兵器に対する『普遍的解毒剤』だった」
パセチニクは1989年に英国に亡命した。彼は英国政府に協力し、二酸化塩素製品の商業化を試みた。だが2001年、彼は自宅で「心臓発作」により死亡した。享年64歳。彼の同僚デイヴィッド・ケリー(国連の主任兵器査察官)も、2003年に「自殺」した。二人とも、二酸化塩素の研究に関わっていた。
COVID-19
COVID-19に関する証拠は、主にラテンアメリカから来ている。エクアドルの医師団体AEMEMI(統合医療専門家協会)は、2020年にグアヤキルで14,000人以上のCOVID患者を治療し、97%の有効率を報告した。COMUSAV(健康と生命のためのグローバル連合)は、3,000人以上の医師による6ヶ月間の治療で、PCR陽性患者の100%が回復し、重篤な副作用はゼロだったと報告している。
もう一つの研究は、1,167人の外来患者を対象としたチャートレビューである。経口二酸化塩素で治療され、回復率は99.03%だった。平均用量は1日98mgで、約16日間投与された。報告された副作用は軽度で一過性であり、頭痛(2.20%)、下痢(1.58%)、胃炎(1.32%)などだった。
ピエール・コリー博士「現代医学で最も抑圧された薬」— 二酸化塩素の語られざる物語
— Alzhacker (@Alzhacker) November 10, 2025
ピエール・コリー博士は、医師としてのキャリア初期に驚くべき啓示を受けた体験を語っている。それは、あらゆる病気を治癒すると言われる物質についての最初の噂だった。その物質とは「二酸化塩素」である。… https://t.co/Qgk4RitSSK
癌
癌に関する証拠は、まだ予備的だが、極めて興味深い。パリのローラン・シュワルツ博士は、3人の転移性癌患者を経口二酸化塩素で治療した。1人目は膵臓腺癌の患者で、化学療法を拒否し、二酸化塩素、リポ酸、ヒドロキシクエン酸を服用した。血液検査と画像診断は18ヶ月間ほぼ正常に戻った。2人目はホルモン抵抗性前立腺癌の患者で、PSA(前立腺特異抗原)値が急激に低下し、転移性疼痛が軽減された。3人目は腎細胞癌の患者で、免疫療法後も肺結節が増大していたが、二酸化塩素開始後、完全寛解した。
さらに、マウス研究では、腫瘍内注射により48時間以内に腫瘍が完全に退縮することが示された。ハワード・アリガーが2017年に取得した特許には、人間の脳腫瘍をマウスに移植し、二酸化塩素を注射したところ、20日以内に腫瘍がほぼ消失した実験が記載されている。
実験論文『肺小細胞癌に対する二酸化塩素の抗がん可能性』2022年
— Alzhacker (@Alzhacker) November 13, 2025
(※本論文は2025年10月16日に撤回された)https://t.co/ZF1LPEXti5
➢癌細胞だけを選択的に攻撃
➢プログラム細胞死を誘導
➢正常細胞へのダメージは少なく… pic.twitter.com/msuoy13Z8v
口腔衛生、副鼻腔炎、創傷治癒
二酸化塩素の口腔衛生への応用は、最も研究が進んでいる分野である。メタアナリシス(複数の研究を統合した分析)により、二酸化塩素マウスウォッシュが口臭、歯垢、歯肉炎を大幅に改善することが確認されている。副作用はほとんどない。
副鼻腔炎に関しては、Sinox Pharma社が行った研究で、軽度から重度の副鼻腔炎患者が3種類の濃度(3-8 ppm、20-30 ppm、50-75 ppm)の二酸化塩素鼻スプレーで治療された。軽度の4人全員が完全に症状消失し、中等度の9人中6人が症状消失、3人が軽度に改善した。
創傷治癒では、糖尿病性足潰瘍の治療が特に注目される。パトリシア・カリスペリス博士の症例シリーズでは、壊死組織で覆われた深い感染創が、二酸化塩素の経口投与と局所塗布により数週間から数ヶ月で劇的に治癒した。標準治療では通常、切断に至るような症例である。
『二酸化塩素療法のパイオニア - ハワード・アリガーの歴史』ピエール・コリー博士 2025年4月1日https://t.co/dojRhE3WNd
— Alzhacker (@Alzhacker) April 2, 2025
一般的な消毒剤や漂白剤として知られる塩素二酸化物が、実は様々な疾患治療に応用できる可能性がある。1970年代半ば、科学者のハワード・アリガーが偶然その治療効果を発見…
これらの証拠は、「科学的証拠がない」という主張が虚偽であることを明白に示している。証拠は存在する。だが、その証拠は組織的に無視され、撤回され、研究者は迫害される。なぜか。フライエ教授が麻薬を植え付けられて投獄されたこと、ウガンダ赤十字の試験が事後的に「なかったこと」にされたこと、これらは製薬会社の訴訟や広告キャンペーンでは説明できない。これは国家の諜報機関レベルの工作である。
二酸化塩素は、生物兵器を無効化し、パンデミックを終わらせ、人口調整機能を破壊する。それは医薬品市場だけでなく、より根本的な戦略的バランスを脅かすのだ。
安全性データ―本当に「猛毒」なのか
用量が毒を作る。
「二酸化塩素は猛毒だ」―これがFDAと主流メディアの主張である。だが、データは何を語るのか。
まず基本的事実から始めよう。あなたは毎日、塩素を飲んでいる。水道水には、EPAが許可する最大4 mg/Lの塩素が含まれている。WHO(世界保健機関)は5 mg/Lまで安全としている。1日に2.5リットルの水を飲むとすれば、あなたは毎日10-12.5 mgの塩素を摂取していることになる。
では二酸化塩素はどうか。EPAは、飲料水中の二酸化塩素を0.8 mg/L(0.8 ppm)まで許可している。同じく1日2.5リットルとすれば、2 mgである。つまり、塩素よりも5倍厳しい基準が適用されている。だが科学的には、二酸化塩素は塩素よりも毒性が低いことが知られている。
WHOは、亜塩素酸塩(二酸化塩素の前駆体)を2 mg/L(2 ppm)まで許可している。これは長期暴露の基準である。1日2.5リットルで計算すれば、5 mg/日が安全とされる。そして実際、健康なボランティアが1日あたり5 mg/Lの二酸化塩素を含む水を12週間毎日飲んだ研究がある。結果は、何の健康影響もなかった。
さらに驚くべきデータがある。EPAは、緊急時の飲料水(キャンプや災害時の川や湖の水の浄化)に4 mg/Lまでの亜塩素酸塩/二酸化塩素を許可している。1日2.5リットルで10 mg/日である。これは、WHOが塩素について許可している量と同じだ。

1982年のルバーズらの研究では、ボランティアが1日1リットルの水に24 mg/Lの二酸化塩素を溶かしたものを飲んだ。つまり24 mgの単回投与である。何の悪影響もなかった。この研究では、同時に24 mgの塩素、2.4 mgの亜塩素酸塩、2.4 mgの塩素酸塩も含まれていた。つまり「消毒剤カクテル」である。それでも安全だった。
そして最も驚くべきデータは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者への静脈内投与研究である。亜塩素酸塩を体重1 kgあたり2 mg、5日間連続で投与した。70 kgの人間なら、1日140 mgである。そして別の研究では、3.2 mg/kgまで増量された。70 kgなら224 mg/日である。静脈内投与は、経口投与よりもはるかに直接的である。それでも、重篤な副作用はなかった。
新規免疫調節剤NP001(二酸化塩素)の第2相ランダム化試験—ALSにおける安全性と早期の有効性(2015)https://t.co/w6NTkVKC3O
— Alzhacker (@Alzhacker) December 26, 2024
一般向け解説:
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の進行には、体内の炎症反応が重要な役割を果たしていることがわかっている。特に炎症を引き起こす特殊な免疫細胞…
研究論文『マクロファージ標的型塩素酸ナトリウム(NP001)が微生物移行の制御を通じてALS進行を遅延させる』』 2022年https://t.co/xIq9b0cESb
— Alzhacker (@Alzhacker) November 12, 2025
~「二酸化塩素前駆体」が示した画期的な治療可能性:「リーキーガット」を止めればALSが止まる
「治療群の40%が半年間まったく進行しなかった。… pic.twitter.com/gr2QPgiaB1
では、致死量はどうか。WHOによれば、ラットの半数致死量(LD50)は94 mg/kgである。70 kgの人間なら、6,580 mgである。NIOSH(米国国立労働安全衛生研究所)は292 mg/kgとしている。EPAは5,000 mg/kg以上としている。これはアスピリンやイブプロフェンの致死量と同程度だ。つまり、意図的に大量摂取しない限り、死ぬことはほぼ不可能なのだ。
では、実際の有害事象報告はどうか。FDA有害事象報告システム(FAERS)によれば、2011年から2020年の10年間で、二酸化塩素(MMS:Miracle Mineral Solutionの略)に関連する報告はわずか5件である。死亡報告はゼロだ。
比較してみよう。同じ期間に、アスピリンは75,423件、タイレノール(アセトアミノフェン)は70,533件、モトリン(イブプロフェン)は60,097件、スダフェド(偽エフェドリン)は8,179件、ビタミンD3は854件の有害事象が報告されている。つまり二酸化塩素は、ビタミンD3よりも170倍安全だということになる。
ニューヨークタイムズは2019年に「FDAは少なくとも20人が影響を受け、少なくとも7人がMMSを摂取して死亡したとの報告を受けた」と報じた。だがFAERSのデータには、死亡報告はない。ゼロである。つまり、ニューヨークタイムズは嘘をついたのだ。

では、その5件の報告の中身は何か。1件は41歳の女性で、MMS摂取後に菊池・藤本病(histiocytic necrotizing lymphadenitis、組織球性壊死性リンパ節炎)を発症した。だがこの疾患は、ウイルス感染に対する過剰免疫応答と考えられている。MMS摂取との因果関係は証明されていない。もう1件は、太平洋で航海中の女性が嘔吐、下痢、腹痛の後に昏睡状態となり死亡した事例である。だが、彼女が治療しようとしていた病気が何か、服用量がどれくらいかは不明である。剖検結果は「結論が出なかった」。これを「MMS が原因」と断定するのは、科学的に無責任である。
さらに重要な事実がある。CDCの報告によれば、2020年の第1四半期だけで、家庭用洗浄剤(漂白剤を含む)の暴露事例は16,535件報告されている。そのうち58.7%が摂取によるものだ。つまり年間で約4万件近い漂白剤摂取事故が起きている。だがFDAが警告を発し続けているのは、年間5件の二酸化塩素摂取事例である。
コーリー博士の結論は明確だ。「用量が毒を作る」というパラケルススの原則は、二酸化塩素にも当てはまる。適切な用量であれば、極めて安全である。そして既存のデータは、治療に使われる用量が安全域の範囲内であることを示している。だが、この科学は無視される。
最後に:二酸化塩素が脅かす三つの階層
本書を通じて、我々は一つの物質をめぐる壮大な抑圧の歴史を辿ってきた。二酸化塩素という、水道水の浄化に使われ、NASAが「普遍的解毒剤」と呼び、世界中で毎日何百万人もが安全に摂取している化合物。それが「猛毒の漂白剤」へと変貌させられ、その研究者たちが投獄され、追放され、時には殺害されてきた過程を見てきた。
答えは、我々が直面している根本的な問いに帰着する。医療は誰のためにあるのか。あるいはより正確には、健康と病気の管理は、誰の戦略的利害に奉仕しているのか。
建前では、医療は患者のためにある。だが二酸化塩素をめぐる弾圧の規模と冷酷さは、単なる産業利益だけでは説明できない。コーリースケールが示すように、イベルメクチン(100-150点)と二酸化塩素(500点超)の間には、質的な断絶がある。両者とも安価で特許が取れず、効果的だ。だがイベルメクチンの研究者は職を失い信用を傷つけられたのに対し、二酸化塩素の研究者は投獄され、麻薬を植え付けられ、殺害された。
この差は何か。それは、二酸化塩素が脅かすものが三つの階層にわたるからだ。
第一に、医療産業の構造的利害である。治癒は悪いビジネスだ。それは顧客を失うことを意味する。だが慢性疾患の管理は素晴らしいビジネスであり、生涯にわたる顧客を意味する。二酸化塩素がマラリア、結核、COVID、癌に効くなら、抗マラリア薬、抗生物質、ワクチン、抗癌剤という何兆ドルもの市場が崩壊する。だがこれだけなら、イベルメクチンやビタミンDと同程度の抑圧で済むはずだ。二酸化塩素への弾圧がそれらを遥かに超えるのは、より深い二つの戦略的領域を脅かすからである。
第二に、生物兵器防御である。ソビエトの生物兵器専門家パセチニクは、二酸化塩素を「普遍的解毒剤」と呼んだ。それは炭疽菌から神経ガスまで、あらゆる生物化学兵器を無効化する可能性を持つ。もしこの技術が広く普及すれば、生物兵器という戦略資産の価値は消失する。核兵器は使えば明白だが、生物兵器は否認可能性を持つ。その優位性が失われる。パセチニクとケリーの不審死、ブラスの技術がソビエトに渡った経緯、フライエへの麻薬工作、これらは国家安全保障レベルの機密保持を示唆する。
第三に、人口管理である。クントゥンクンク王の言葉を思い出してほしい。「50年早すぎる」。マラリアは「地球の人口調整弁」として機能している。もし二酸化塩素がマラリアを本当に2日で治すなら、アフリカの人口動態は劇的に変化する。それは人道的勝利であると同時に、地政学的バランスの崩壊でもある。食糧、資源、移民圧力、すべてが再構成される。この視点は冷酷だが、クントゥンクンク王自身が医師であり疫学者でありながら、それを明言したという事実が、エリート層の認識を物語っている。
コーリー博士は、自分が自殺願望を持っていないことを繰り返し強調している。それは冗談にも聞こえるが、同時に深刻な現実でもある。酸化療法の研究者たちには、不審死があまりにも多い。だが博士は、沈黙するつもりはない。

コーリー博士が「自殺願望がない」と述べるのは戦略である。それは読者への認識論的ワクチン接種だ。「もし私が死んだら、それは殺害だと疑え」というメッセージを事前に埋め込むことで、殺害の有効性を低下させている。殺害が主張を証明してしまうなら、殺害は逆効果になる。いい機会なので、私(アルハカ)も自殺願望はないとここで宣言しておこう。
だが、より本質的なのは、知識が殺害されないことである。一人の研究者の生存だけではなく、情報を分散化し、複数の声に分割し、「消せない知識」にすることだ。ブラスの技術は彼の死とともに消えた。だが今、二酸化塩素の情報は、何百ものウェブサイト、何千もの個人、何万もの経験に分散している。一人を消しても、知識は消えない。
本書を読むあなたもまた、この分散化の一部となる。あなたが情報を共有し、試し、記録し、語ることで、この知識は「殺せないもの」になり、コーリー博士、そして私やあなたを守るネットワーク障壁となる。
二酸化塩素の物語は、まだ終わっていない。それは始まったばかりだ。そして我々一人一人が、この物語の次の章を書く役割を持っている。
問うべきは、「この物質は本当に安全か」ではない。
問うべきは、「なぜこれほどまでに激しく抑圧されるのか」である。
そしてその問いに答えることで、我々は現代医療の本質について、そして権力が何を恐れているかについて、はるかに重要な真実を発見するだろう。

注:この記事は医療アドバイスではなく、教育目的で提供されています。
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