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🎹 アルトと聴くクラシック|フォーレ《ドリー組曲》第6曲「スペインの踊り」 🐾

はじめに

このお話は、
フォーレ《ドリー組曲》の背景や
曲の性格をたどり、

そこから私が想像した世界を描いた、
小さな音楽の物語です。

史実や作曲者の意図とは
異なる部分もあるかもしれません。

専門的な解釈ではなく、

ひとつの景色の見方として、
音楽をのぞくような気持ちで
楽しんでいただけたらうれしいです🐾

《ドリー組曲》は、
ガブリエル・フォーレ が
親しくしていた婦人のお子さん
――ドリー(愛称。本名はエレーヌ)
のために書いた、やさしい連弾曲集です🧸

フォーレは彼女の成長にあわせて、
毎年ひとつずつ小さな曲を贈っていました🎁

今日お話しするのは、
その第6曲――「スペインの踊り」

どんな景色が広がっているのか、
いっしょにのぞいてみましょう🐾

前回の《優しさ》では、

一日の終わりのやわらかな時間の中で、
ドリーちゃんが少しずつ
大きくなっていく姿をのぞいてきたにゃ🌙

そしてまた、時が過ぎて――

今日は《ドリー組曲》さいごの1曲。

第6曲《スペインの踊り》をのぞいてみるにゃ🐾

🎧 まずは聴いてみてにゃ🐾


この曲が始まると、
今までのおうちや庭の空気が、
ぱっとひらけるように感じるんだにゃ✨

いつもの庭なのに、
今日はなんだか少しちがう。

花が飾られて、
灯りがともって、
人が集まっている。

まるで、小さなお祝いの日みたいなんだにゃ🌿



ドリーちゃんも、
また少し大きくなっている。

前より背が伸びて、
ちょっとおしゃまな雰囲気も出てきた。

ラウルもそばにいて、
ケティも楽しそうに走り回っている🐶

でも今日は、ただ遊ぶ日じゃない。

音楽が鳴りはじめると、
みんなが輪になって踊り出す。

知らなかったリズム、
知らなかった景色。

今までおうちの中で育ってきたドリーちゃんが、

少しずつ、その外の世界へ
足を踏み出していくみたいなんだにゃ🌍

この「スペインの踊り」という題名も、
なんだか遠い国から風が吹いてくるみたい。

もしかしたらフォーレは、

ドリーちゃんのこれから先に広がる、
まだ見ぬ世界を思いながら、
この最後の曲を書いたのかもしれないにゃ🌿



ここまで見てくると、

《ドリー組曲》は、
ただ子どもの日々を描いた音楽じゃなくて、

少しずつ世界を広げながら、
成長していく時間
そのものだった気がするにゃ🐾

そして最後は、
その扉が大きく開く。

アルバムの最後のページには、
「ドリーの旅は、ここから始まる」
――そんなふうに書いてある気がするんだにゃ✨

《ドリー組曲》のお話は、
ここでおしまい。

でもドリーちゃんの物語は、
きっとこの先にも続いているんだにゃ🐾


Merci d’être resté jusqu’à la fin.
最後までご覧いただき、ありがとうございました。🐾


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