🎹 アルトと聴くクラシック|フォーレ《ドリー組曲》第3曲「ドリーの庭」 🐾
この《ドリー組曲》は、
ガブリエル・フォーレが、
親しくしていた婦人のお子さん
ーードリー(本名はエレーヌ)
のために書いた、やさしい連弾曲集です🧸
フォーレは彼女の成長にあわせて、
毎年ひとつずつ、小さな曲を贈っていました🎁
今日お話しするのは、
その第3曲―― 「ドリーの庭」 🌿
どんな景色が広がっているのか、
いっしょにのぞいてみましょう🐾
前回ご紹介した
《ドリー組曲》第2曲「ミ・ア・ウ」は、
ドリーちゃんのかわいらしい言い間違いから生まれた、
くすっと笑ってしまうような小さな思い出の曲だったにゃ🐾
今日はその続き――
第3曲
「ドリーの庭」 をのぞいてみるにゃ🌿
🎧 まずは聴いてみてにゃ🐾
この曲は、おだやかでやさしくて、
陽の光が葉っぱのすき間からこぼれるみたいに、
音がきらきら揺れているにゃ🌸
前の「ミ・ア・ウ」みたいな、
ころころした可愛らしさとは少しちがって、
もっと静かで、
景色の広がりを感じるような音楽なんだにゃ🌿

きっとそこは、
ドリーちゃんがよく遊んでいた、
お気に入りのお庭だったのかもしれないにゃ🌷
お庭を歩いたり、
花を見つけたり、
風にふわっと髪がゆれたり――
そんな小さな時間が、
そのまま音になったみたい。
でもね。
途中、
ふっと空気が変わって、(00:42~)
少しだけ
寂しそうな色が混ざるところがあるんだにゃ。

その部分を聴くと、
「ドリーちゃん、迷子になったのかな?」
なんて、
つい想像してしまうにゃ🐾
広いお庭の中で、
さっきまで見えていた景色が急に変わって、
ちょっとだけ心細くなるみたいな感じ。
でもそのあと、
またやわらかく光が戻ってくる。(01:42~)
だからきっと、
またいつもの景色に戻れたんじゃないかなって思うにゃ🌷

フォーレの音楽って、
こんなふうに
言葉にしない小さな気持ちまで、
そっと閉じ込めている気がするんだにゃ。
《ドリー組曲》は、
ひとつひとつが
ドリーちゃんとの思い出のアルバムみたい。
また少しずつ、
続きをめくっていくにゃ🎹

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