#2 細胞がうずきだす歓喜
細胞がうずうずして、騒ぎ出してとまらない。
これが、私がレゲエを聞いた時の状態だ。
細胞一つひとつが歓喜している、という感覚。
私の意識というより、体が勝手に動き出してしまう、という感覚になる。
この現象は何なんだろう、と最初の頃はふと思ったりしていた。
でも、そんな事を考えることに意味などないと気づいてからは、ただ身をまかせてリズムに乗ることにした。
細胞レベルで体がリズムをきざむ。
こんなにしびれることはない。
ある日突然、何かの扉が全開になる。
そんな経験をしたことがあるだろうか?
53年の人生において、私には少なからず2回ほどこの経験がある。
そのうちの一つがこの「レゲエ体験」だ。
(もう一つのエピソードについても、いずれ書きたい)
不意に体に衝撃が走り、自分の意識よりもはやく体が勝手に反応していた。
まるで、自分のものではない誰かの感情に支配されているように、勝手に体がリズムを刻む。
そして気分が上がっていく。
自分の感情ではない何かが入ってくる2回の経験は、過去世から受け継がれているような気がする。
私はそれまで、過去世とか生まれ変わりとか前世とか、そういう話にピントを合わせることがどちらかというと苦手な人間だった。
でも、これらの経験を経て、もうそれ以外に説明がつかないくらいの体感を味わってしまった。
で。
最近、どっぷりとレゲエ体験をしてきたので私の体は喜んでいる。
2025.8.31 (sun) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK
RED SPIDERの47都道府県ツアーに参加してきた。
始まりから終わりまで、私の体が喜びを目一杯味わっていた。
こんなふうに客観的視点で感じてしまうのも、憑依的なものを感じる。
どんなやり方であれ、あの時私の体はまちがいなく最高の喜びを感じていた。
細胞一つひとつが喜んでいるような密度の高い喜びの体験をさせてもらえる、ただこれだけでも生まれてきてよかったと、その瞬間は思える。
おおげさと思われようが、これが私にとってのリアルだ。
