noteだからできる! 有料記事機能を利用した叙述トリックを解説
※この記事の無料部分にはプロモーションが含まれています。
記事に興味を持っていただきありがとうございます!!
始めましての方もいらっしゃると思いますので、まずは簡単に自己紹介します。
ドラ麦茶というハンドルネームで、小説投稿サイト『小説家になろう』や『ハーメルン』を中心に執筆活動をしてきました。主にホラーゲームの『SIREN』やキャンプ漫画の『ゆるキャン△』などの二次創作をしていましたが、最近になって「自分の小説を売ってみたい!」強くと思い、昨年活動拠点をnoteに移しました。
受賞歴や出版業界に関わったなどの経験などはまるで無く、ハッキリ言ってまだ何者でもありませんが、どうぞよろしくお願いします。
現在私はnoteにて『E地方・伊吹市で発生した33の怪忌とその結末』略して『Eケツ』という短編ホラー小説集を投稿しています。
その執筆中、「noteならではの表現や仕掛けを作れないか?」と模索し続けていました。その結果、「noteの有料記事機能を利用した叙述トリック」というものを思いつき、作中に仕掛けてみました。
比較的簡単に仕掛けられるトリックながら、noteならではの手法なので新たなトリックを生み出せる可能性も秘めていると思います。なので、みんなに広く使ってほしいという願いから、やり方を公開したいと思います。
ただ、前述の通り私はまだ何者でもなく、まずはnoteの人たちに名前を知ってほしいと思っておりますので、いわゆる「拡散無料記事」としました。どうぞよろしくお願いします。
叙述トリックとは?
まずは「叙述トリック」について簡単に説明します。
叙述トリックとは、主にミステリーにおいて、読者の先入観や思い込みを利用して騙そうとするトリックのことです。
例えば。
あたしは母のご飯がキライだ。
だから、絶対に食べない。
なのに母は、毎朝あたしのご飯を作る。
食べないと判っているはずなのに、毎朝、必ず。
あたしが一切手をつけなかったご飯を、母は無言で下げ、自分で食べる。
そしてまた、朝になったらご飯を作る。文句のひとつも言わず、毎日、毎日。
今日も母は、あたしの仏前にご飯を供える。
いかがでしょうか? 騙されなかった人も騙されたテイで読み進めてください(笑)。
今の例文、前半部分を読んだ多くの人が、「反抗期の娘と健気な母」を思い浮かべたのではないかと思います。
しかし、最後の1行に「仏前にご飯を供える」と書いたことで、読者は娘が亡くなっていることに気づくのです。
この例文は、序盤で「娘が亡くなっている」という真相を隠すことで、読者に「反抗期の娘と健気な母親」だと思わせる、「生死を誤認させる」トリックです。
他にも例を挙げると。
Aという人物が男性だと思ったら女性だった。(性別誤認)
B・Cという2人の人物が別人かと思ったらたら同じ1人の人だった、逆にBという人物が1人だと思ったらB・Cの2人の別人だった。(人物誤認)
Dという場所とEという場所が違う場所だと思ったら同じ場所だった。(場所誤認)
Fという人物とGという人物の時系列が同じだと思ったら別の時間だった。(時系列誤認)
現実の出来事かと思ったら全部夢だった。(ただの夢オチ)
荻原だと思ったら萩原だった。(名称誤認?)
叙述トリックがあると思ったら何も無かった。(???)
などがあります。最後のふたつは私が自作の推理小説内でやって大すべりしたトリックなので参考にしないでください。
このように、序盤から中盤にかけて重要な真相を隠して読者に誤認を与え、最後に真相を明かして読者を驚かせる手法、言わば、作中の登場人物ではなく作者が読者を騙すためのトリックが「叙述トリック」です。
叙述トリックについてもっと知りたい人へ
ドラ麦茶がオススメする「叙述トリックだと判って読んでも騙される究極の叙述トリック作品」
叙述トリック最大の欠点は、事前に叙述トリックだと知ってしまうと面白さが半減、いやそれどころかヘタすりゃ1/10くらいになってしまうことでしょう。
しかし、ここで紹介する2作品は、事前に叙述トリックだと判っていても恐らくたぶん99%くらいほぼ確実に騙されてしまうであろう、そんな作品です。
葉桜の季節に君を想うということ
『日本推理作家協会賞』や『このミステリーがすごい!』など、多くのミステリー賞やランキングを総なめにした作品。叙述トリックだと気付いた人にさらに叙述トリックを仕掛けるというとんでもないトリックの作品です。
○○○○○○○○殺人事件
伏字にしている訳ではありません。ホントにこのタイトルです。
読み進めながらタイトルを当てるのが作品のメインとなっていますが、それよりもなによりも犯人当てのトリックが秀逸すぎて完全に脱帽、ドラ麦茶が認めた真の天才的トリックです。叙述トリックは映像化が難しい作品ですが、特に今作は絶対に映像化できませんので、ぜひ小説でお楽しみください(笑)。
noteの有料記事を使った叙述トリックのやり方
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