見出し画像

文章の中に、その人がいる

前回の記事
「フォロワーが増えて怖くなった話」に
たくさんのあたたかい
コメントをありがとうございました。

ひとつひとつ読ませていただきながら、
嬉しさと同時に、
少し照れくさい気持ちにも
なっていました。

文章はいつも
「その時の自分」そのものを
書いている感覚があります。

こうして言葉や姿勢を
受け止めてもらえたことが、
まるで自分自身を
肯定してもらえたようで、
とても嬉しかったです。

揺れながら書いている
今の文章をこんなふうに
受け取ってもらえたことが、
これから書き続けていく
大きな励みになりました。

ここで出会った皆さんに、
心からの感謝しています。


私は昔から、
人間観察が好きです。

人の「いいところ」を見つけると、
すごく嬉しくなります。

しかもそれが
「まだ誰も気づいていない」
そんな部分だったりすると、

心の中で小さくガッツポーズ。
宝物を見つけた気分になるんです。


【短所の中にある、人柄】

若い頃は、長所ばかりが目に
入っていました。

でも30代後半から、短所にも
魅力を感じるようになりました。

その人が短所を
どう受け止めているか。
どう向き合っているか。

うまく向き合えず逃げているところも、
人間味があって好きです。


以前職場に落ち着きがなくて
ミスの多い人がいました。

周りはフォローばかりしているのに、
なぜか憎めない。

正直、最初は「またか…」と
思っていました。

イラッとしたことも、あります。

自分なら許されないのに、
あの人は許される不思議。

不公平だと思ったこともあります。

迷惑なのに、なぜか嫌いになれない。
むしろ好感を持ってしまった。

できない自分を隠さず、
それでも一生懸命な姿。

それを見ているうちに、
「できること」より
「どう在ろうとしているか」に
目が向きました。

あの出会いは、私の人の見方を
変えた出来事です。

でも今でも、ときどき思います。
やっぱりちょっとズルいよなあって。


文章を読んでいても、
同じことを感じる瞬間があります。

【文章って、人が出る】

noteを始めて3か月。
最近、楽しみ方が変わってきました。

文章って、思っている以上に
「人」が出る。

書店に並ぶ本の文章は
編集で整えられているけれど、
noteはほぼそのまま。

体温のある言葉。
行間にある気持ちまで、
にじんでいる気がします。

最近は、内容というより、
その人を読みにいっている感覚。

体感では、内容5:人柄5。


うまい文章だから好き、
ではなく。

考え方に惹かれる。
迷い方に人柄が出る。
問題との向き合い方を、
つい見てしまう。

あたたかいコメントには、
心がふっとゆるむ。

理由は分からないのに、
どこか怪しい雰囲気にも
惹かれてしまう。

包み込む優しさは、
ずるいくらい心に残るし、
主張を貫く強さは、
見ていて気持ちがいい。

元気な文章には元気をもらい、
飾らない人には安心し、
ひねくれた人にも、
なぜか目が離せない。

文章って、
人柄が出るから怖い。
でも、だから面白い。

誰かの文章の中に
その人らしさを見つけたとき、
私はまた心の中で
ガッツポーズをします。

今日も私は、
まだ誰も見つけていない
宝物を探しています。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集