在宅勤務がしんどい人ほど、椅子とモニターを見直した方がいい
在宅勤務を始めた頃、正直に言うと、少し甘く見ていました。
「家で仕事できるなら楽じゃん」
「通勤がないだけで、かなり快適でしょ」
「ノートPCさえあれば仕事できるし、そんなに環境にこだわらなくてもいいんじゃない?」
そんなふうに思っていました。
でも、実際に在宅勤務を続けてみると、思っていたよりも体にくる。
ノートPCだけで仕事をしていると、自然と目線が下がる。
画面をのぞき込むような姿勢になる。
気づいたら肩がこっている。
首も疲れる。
腰も地味に痛くなる。
しかも、家にいるのに、なぜか仕事が終わったあとに妙に疲れている。
通勤していないのに疲れる。
外に出ていないのに疲れる。
これはなんなんだろう、と思っていました。
そこで少しずつ机まわりを整えていったら、思った以上に仕事の疲れ方が変わりました。
自分の場合は、仕事専用のガチガチなオフィス環境を作ったというより、もともとゲームもするので、仕事にもゲームにも使える兼用デスク環境を作った感じです。
具体的には、ゲーミングチェア、ゲーム兼用のゲーミングモニター2枚、ドッキングステーション、そして以前別の記事でも書いたPixio PS1S Wave Blackのモニターアーム。
これらを使って机まわりを整えたことで、在宅勤務の快適さがかなり変わりました。
今回は、実際に環境を整えてみて感じたことを書いてみます。
在宅勤務で一番しんどかったのは「姿勢」と「画面の狭さ」だった
在宅勤務で一番しんどかったのは、仕事量そのものというより、環境の悪さからくる疲れでした。
特に大きかったのが、ノートPCだけで作業すること。
ノートPCは便利です。
持ち運べるし、どこでも作業できる。
でも、長時間作業するには、やっぱり少し無理があるなと感じました。
画面が低い位置にあるので、どうしても目線が下がります。
目線が下がると、首が前に出る。
首が前に出ると、肩がこる。
肩がこると、夕方にはなんとなく体が重い。
この流れが、かなり地味につらい。
さらに、画面が小さいので作業効率も悪い。
資料を見ながら文章を書く。
ブラウザで調べながらExcelを開く。
チャットを見ながら資料を修正する。
会議中にメモを取る。
こういう作業をノートPCの画面だけでやろうとすると、画面の切り替えが多くなります。
Alt+Tabを何度も押す。
ウィンドウを重ねる。
必要な資料がどこにあるか分からなくなる。
地味にストレスがたまる。
ひとつひとつは小さいのですが、毎日続くとけっこう効きます。
机の上もそうです。
仕事道具、ケーブル、マウス、キーボード、飲み物、メモ帳。
気づくと机の上がごちゃっとしてくる。
机の上が散らかっていると、不思議と頭の中も散らかる感じがします。
在宅勤務って、家で働けるから楽に見えます。
でも、環境が整っていないと、体にも気持ちにも負担がくるんだなと実感しました。
ゲーミングチェアにしたら、腰と背中の疲れ方が変わった
まず変えてよかったのが椅子です。
自分はゲーミングチェアを使っています。
最初は少し迷いました。
「仕事用にゲーミングチェアってどうなんだろう」
「普通のオフィスチェアの方がいいのかな」
「見た目がちょっとゲーム寄りすぎるかな」
そんなふうに思っていました。
でも、実際に使ってみると、在宅勤務との相性はかなりよかったです。
ゲーミングチェアは、もともと長時間座ることを想定して作られています。
ゲームも長時間座ることが多いので、座り心地や背中の支え方がしっかりしているものが多い。
もちろん、高級オフィスチェアのような完璧さとは違うかもしれません。
でも、自分のように仕事にもゲームにも使いたい人にとっては、かなり納得感がありました。
特に変わったのは、腰と背中の疲れ方です。
以前は、仕事が終わる頃には腰が重い感じがありました。
座っているだけなのに、なんとなく背中がだるい。
休憩しても、あまり回復した感じがしない。
でも椅子を変えてからは、長時間座っていても姿勢が崩れにくくなりました。
リクライニングできるのもよかったです。
少し疲れたときに、背もたれを倒して休憩できる。
これだけでも、在宅勤務中の疲れ方がかなり違います。
あと、仕事が終わったあとにそのままゲームをするときも、同じ椅子を使えるのがいい。
仕事専用の椅子を買ったというより、生活全体で使う椅子を少し良くした感覚です。
ただし、ゲーミングチェアは見た目の好みが分かれると思います。
部屋の雰囲気によっては、少し存在感が強いかもしれません。
なので、買うなら座り心地だけでなく、部屋に置いたときの見た目も少し考えた方がいいと思います。
ゲーミングモニター2枚は、仕事でもかなり便利だった
次に大きかったのが、モニターです。
自分はゲーム兼用のゲーミングモニターを2枚使っています。
最初はゲーム用として導入したモニターでした。
でも、在宅勤務でもデュアルモニターはかなり便利です。
これは本当に、一度使うと戻れない系です。
片方の画面に資料を出して、もう片方で作業する。
片方に会議画面を出して、もう片方でメモを取る。
片方にブラウザ、もう片方にExcelや資料を出す。
これだけで、画面切り替えのストレスがかなり減りました。
ノートPCだけで作業していたときは、必要な画面を探す時間が地味に多かったです。
資料を開いて、作業画面に戻って、チャットを見て、また資料に戻る。
これを何度も繰り返していると、集中が細切れになります。
でもモニターが2枚あると、情報を同時に置いておけます。
画面の中で迷子になる感じが減ります。
作業効率が上がったのはもちろんですが、それ以上に「小さなイライラ」が減ったのが大きかったです。
在宅勤務で集中力が続かない原因って、意外とこういう小さなストレスの積み重ねなのかもしれません。
ドッキングステーションで、会社PCをつなぐだけの環境にした
モニター2枚を使ううえで、かなり便利だったのがドッキングステーションです。
自分の場合、会社PCをドッキングステーションにつなぐだけで、すぐにデュアルモニター環境になります。
これがかなり楽です。
毎回ケーブルを何本も差し替える必要がない。
モニター、キーボード、マウスなどをまとめて使える。
会社PCを接続すれば、すぐに仕事モードに入れる。
この「すぐ始められる」というのが、思った以上に大事でした。
在宅勤務って、仕事を始めるまでの切り替えが難しいときがあります。
家なので、どうしても気持ちがゆるむ。
朝、仕事を始めるまでに少し時間がかかる。
机の上を片づけたり、ケーブルをつないだりしているうちに、なんとなく面倒になる。
でも、PCをつなぐだけで仕事環境が完成するようにしておくと、仕事開始までの心理的ハードルが下がります。
仕事が終わったら、同じモニターでゲームや趣味に切り替えられるのもいいところです。
仕事と趣味を完全に分けるのが理想という考え方もあると思います。
でも、自分の場合は、兼用で快適に使える環境の方が合っていました。
仕事にも使える。
ゲームにも使える。
だから投資した納得感もある。
これがけっこう大きいです。
モニターアームで机の上に余白ができた
そして、かなり効いているのがモニターアームです。
自分は以前書いたPixio PS1S Wave Blackのモニターアームを使っています。
モニターを2枚置くと、どうしても机の上が狭くなりがちです。
モニターのスタンドが場所を取る。
キーボードやマウスの位置が窮屈になる。
机の奥行きが足りなく感じる。
そこでモニターアームを使うようにしました。
これが思った以上によかったです。
まず、モニター下のスペースが空きます。
机の上に余白ができる。
それだけで、かなりすっきりします。
さらに、画面の高さや角度を調整しやすくなりました。
目線の高さに合わせられるので、姿勢も少しラクになります。
画面を少し動かしたいときも調整しやすい。
机の上に圧迫感が減る。
モニターアームって、見た目をよくするためのものだと思っていました。
でも実際には、作業のしやすさにもかなり効きます。
机の上に余白ができると、気持ちにも少し余裕が出ます。
これは大げさではなく、本当にそう感じました。
モニターアームについては、以前別の記事で詳しく書いたので、気になる方はそちらも読んでみてください。
一番変わったのは、作業効率よりも「疲れ方」だった
環境を整えてみて、一番変わったのは作業効率です。
……と言いたいところですが、実際にはそれ以上に「疲れ方」が変わりました。
もちろん、デュアルモニターにしたことで作業はしやすくなりました。
資料を見ながら作業できるし、画面の切り替えも減った。
ドッキングステーションのおかげで準備も楽になった。
でも、それ以上に大きかったのは、仕事が終わったあとの体の重さが違うことです。
目線が上がる。
姿勢がラクになる。
腰が支えられる。
画面が広くなる。
机の上に余白ができる。
こういう小さな改善が積み重なると、夕方の疲労感が変わります。
在宅勤務は、通勤がない分ラクに見えます。
でも、環境が悪いと、体への負担は意外と大きいです。
毎日使う場所だからこそ、小さなストレスが積み重なる。
逆に言えば、小さな改善でも毎日の快適さはかなり変わる。
机まわりを整えることは、ただのガジェット趣味ではなく、仕事を続けるための土台作りなんだと思いました。
最初から完璧なデスクを目指さなくていい
とはいえ、最初から完璧なデスク環境を目指す必要はないと思います。
SNSを見ると、おしゃれで完璧なデスク環境がたくさん出てきます。
間接照明があって、配線が見えなくて、モニターもきれいに並んでいて、デスク全体がモデルルームみたいな環境。
あれはあれで憧れます。
でも、いきなりそこを目指すと疲れます。
お金もかかるし、何から手をつければいいか分からなくなる。
大事なのは、自分が一番しんどいところから見直すことだと思います。
腰がつらいなら、まず椅子。
画面が狭いなら、まず外部モニター。
目線が下がるなら、ノートPCスタンドやモニターの高さ調整。
机がごちゃつくなら、モニターアームやケーブル整理。
見た目よりも、毎日使ってしんどくないこと。
これが一番大事だと思います。
高級なものを一気に揃えなくても、少しずつでいい。
自分の場合も、最初から全部そろえたわけではありません。
椅子を変えて、モニターを使って、ドッキングステーションを導入して、モニターアームで机を整えていった。
少しずつ整えた結果、仕事もゲームも快適な机まわりになっていきました。
これから在宅勤務環境を整えるなら、この順番がおすすめ
これから在宅勤務の環境を整えるなら、個人的にはこの順番がおすすめです。
1. ノートPCの目線を上げる
まずは目線を上げること。
ノートPCスタンドなどを使うだけでも、首や肩の負担は変わります。
2. 外部モニターを使う
画面が広くなると、作業効率だけでなくストレスも減ります。
資料を見ながら作業する人には特におすすめです。
3. 椅子を見直す
長時間座るなら、椅子はかなり大事です。
高級チェアでなくても、自分の体に合うものを選ぶだけで疲れ方が変わります。
4. キーボードとマウスを外付けにする
ノートPCの位置を上げるなら、外付けのキーボードとマウスはほぼ必須です。
姿勢がかなりラクになります。
5. モニターアームで机の上を広くする
机の上に余白ができると、作業もしやすくなります。
モニターの高さや角度を調整しやすいのも便利です。
6. ドッキングステーションで接続を簡単にする
PCをつなぐだけで仕事環境が完成するのは、本当に楽です。
毎日の準備が少なくなるだけで、仕事に入りやすくなります。
7. ケーブルや電源まわりを整理する
最後にケーブル整理。
見た目だけでなく、机の上のストレスが減ります。
在宅勤務の環境整備は、贅沢ではなく土台作りだった
在宅勤務の環境整備は、最初は少し贅沢かなと思っていました。
家で仕事できるだけでもありがたい。
わざわざ椅子やモニターにお金をかける必要があるのか。
そんな気持ちもありました。
でも今は、少し考え方が変わりました。
在宅勤務の環境整備は、贅沢というより、毎日働くための土台作りだと思います。
自分の場合は、ゲーミングチェア、ゲーミングモニター2枚、ドッキングステーション、Pixio PS1S Wave Blackのモニターアームを使って、仕事にもゲームにも使える環境にしました。
結果として、仕事の効率だけでなく、疲れ方や気分まで変わりました。
もちろん、完璧なデスクを目指す必要はありません。
SNSで見るようなおしゃれな環境じゃなくてもいい。
高級なものを一気にそろえなくてもいい。
でも、毎日使う場所だからこそ、自分が少しでも疲れにくくなる環境を作る価値はあると思います。
在宅勤務でなんとなく疲れる。
家で仕事しているのに、なぜか体がしんどい。
そんな人は、まず机まわりを少し見直してみると、思った以上に変わるかもしれません。
実際に買ったものや使っているものに興味がある方は、コメントで教えてください。
自分が使っている範囲で、よかったところや気になったところも書いてみたいと思います。
