4年間の学びの最後に——まさか首席で卒業するとは思わなかった
🌸 こんにちは、凛です☺️
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
4年間、必死に学び続けました。
でも——首席になるとは、まったく思っていませんでした。
今日は、中医学の学びの総仕上げとなった卒業試験と、思いがけない結果のお話です。
「弁証論治トレーニング」という真剣勝負
4年目に入ると、授業の空気がそれまでとは明らかに変わりました。
始まったのは「弁証論治トレーニング」。
実際の臨床症例をもとに、患者さんの状態から「証(原因・状態)」を導き出す演習です。
どんな生薬を使うのか。
どのくらいの量で、何日間処方するのか。
診断から処方までを自分たちで組み立てる——
まさに中医学の総仕上げでした。
グループで議論を重ねながら、
「なぜその証なのか」
「なぜこの生薬なのか」
言葉にして説明するたびに、4年間積み上げてきた知識が、少しずつ自分のものになっていく感覚がありました。
本当に、勉強が楽しかった。
それだけは、今でもはっきり覚えています。
学びの裏側で、生活は限界だった
けれど、その頃の私の毎日は、勉強だけではありませんでした。
入学からしばらくして、両親の体調が少しずつ悪くなっていったのです。
病院への付き添い。
買い物の手伝い。
実家との往復。
自分の家庭、ヨガの仕事、そして学業。
どれも手を抜くという選択ができませんでした。
睡眠不足は当たり前になり、移動時間には教科書を開く日々。
それでも、いつも何かが足りない感覚がありました。
今振り返ると、あの頃の私は、ぎりぎりのところで走り続けていたのだと思います。
準備期間は、たった1ヶ月だった
卒業前の10月、「国際中医師」の資格試験がありました。
クラスメートの多くは、1年以上前から準備を進めていました。
一方の私は、介護、仕事、生活、学業を抱えたまま体調を崩し、本格的に試験勉強へ集中できたのは、試験の1ヶ月前からでした。
焦りはありました。
それでも、不思議と諦める気持ちはありませんでした。
時間がないなら、核心だけをつかむしかない。
範囲を絞り、優先順位を決め、何度も反復し、自分の言葉で整理する。
やるべきことだけに集中しました。
そして本番——
ほぼ満点で合格。
4年間の積み重ねが、確かに自分の中に存在していたと実感した瞬間でした。
答案用紙の裏まで書き続けた卒業試験
そして迎えた卒業試験。
弁証論治を中心とした記述問題が並ぶ試験で、私は答案用紙の裏までびっしり書き込みました。
頭の中にあるものをすべて出し切るように、ただ書き続ける。
「まだ書ける」
「まだ伝えられる」
そう思いながらペンを走らせた時間は、今でも鮮明に残っています。
まさか、自分の名前が呼ばれるとは
卒業試験の合格は、卒業式より前に知らされていました。
だから安心して式に出席していたのですが——
証書授与の直前、突然、自分の名前が呼ばれたのです。
代表として前に進みながら、頭の中に浮かんだのは、この4年間の日々でした。
眠れなかった夜。
家族の顔。
熱く議論した教室。
体調を崩しても、学ぶことをやめなかった自分。
首席という結果は、単なる成績ではなく、
どんな状況でも学び続けた時間そのものが形になったように感じました。
学ぶことは、人生を何度でも更新してくれる。
私は、今でもそう信じています。
【次回のテーマ】
次回は
「北京の大学病院での研修と、本校での卒業式」についてお届けします。
どうぞお楽しみに。
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