「梅雨の合間」
梅雨。雨が続いて降りそして一時的にやむ。
そんな梅雨の合間に散歩へ出かけると、
鳥たちがせわしなく飛び回っていた。
枝から枝へ、地面へ、そしてまた空へ。
どの鳥も何かに急かされるように動いている。
雨の日、鳥たちはどこで過ごしているのだろう。
濡れる羽を休めながら、
じっと雨が止むのを待っているのかもしれない。
お腹が空いても、思うように餌を探せない時間が続く。
だから雨が上がれば、一斉に動き始める。
私には忙しそうに見えたその姿も、
鳥たちにとっては「待っていました」
という合図なのだろう。
人は雨が止むと「今日は散歩日和だ」と思う。
鳥たちは「やっとご飯を探せる」と思う。
同じ晴れ間でも、それぞれに理由がある。
梅雨の合間の空を見上げながら、
鳥たちの忙しさには、
じっと耐えていた時間が
詰まっているのだと感じた。
自然を眺めていると、
ほんの少しだけ、
鳥たちの一日を想像できる気がする。
