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hatcha_note
遠くなった砂浜
よく海にいっていた
浮き輪で空を眺めてる
青空と
流れる白い雲
大好き
眩しいけど
太陽もみつめる
白くなる世界が
不思議で
気がついたら
砂浜が遠くにある!
人が小さい
流された!
戻りたくても進まない
よけいに離れていく感覚
しばらく浮かんだまま
波と人を眺めていた
思いついた記憶はない
だけど
私は横に泳いだ
横に進んでいるつもりが
砂浜へ近づく
野生の感じゃないよね?
ただ
運がよかったんだ
浮き輪からでた
進むのに邪魔な気がして
ロープを引いて泳ぐ
それで
ジグザグに
右に泳いで左に泳いで…
疲れちゃうから
ほぼ身を任せてたに近い
泳いでるような浮いてるような
小学低学年
泳げたからよかった
時間をかけて
疲れたら浮き輪につかまる
眺める
…
たどり着いた!
安堵…
歩ける深さで
立った
月面着陸の気分
誰にも流された事
気付かれていない
そういうものなんだと知った
…
小学校入学前
夏になると
プールが開放されて
私は泳げないのに
入っていた
お風呂で特訓してるから
潜る練習は
ばっちりだった
プールで潜る
いくらでも何度でも潜る
鼻が痛くなっても
あの不味い水を飲み込んでむせても
夢中だった
大の字で浮かぶ
それを繰り返した
犬かきで泳いでみた
意外と進むと思った
真似をして
クロールやってみる
いつの間にか
できるようになった
…
「浮かぶ」だけは
必須かもしれない
焦りは禁物
って
あんな時に使うんだよね
ただ
運がよかっただけ
怖いもの知らず…
焦りがなかったの
波は砂浜にいくんだから
一緒に辿り着く
って
信じて疑ってなかった
知らない場所に流すのは
やめてねと思って
海の怖さも悲しみも
知ってる
私と違って
海と生きてきた
友人を亡くしたから
引き波で足がすくむ
海の美しさ
それだけは変わらない
