【ペナンロングステイ日記】#24 居心地は、Pasar Pagi>大江戸そば 池袋店>New World Park
今日もPasar Pagiへ
朝6時に起きて出かける準備をしていても、なかなか外が明るくならない。普段なら6時半を過ぎると外が白み始めるのに、今日はそんな様子がない。雲が多いのかもしれないと少し雨が心配になる。ただ、雨が降りそうな黒い雲ではなさそうだ。

まだ薄暗い中、Pasar Pagiに到着。学校の横を通るが、まだ始業前の雰囲気。前回来た時は、子どもを乗せたバイクや車が次々とやって来ていたが、今日はあまり見かけない。少し早すぎたのかもしれない。

市場はすでに営業していたが、いつものビーフンスープ屋の隣の鶏肉屋は、まだ包丁を研いでいる段階で、店先に鶏肉が並んでいない。やはり少し早かったのだろう。


フードコートの店は少しずつ準備を始めていた。マスター・リンさんの店も、Nasi Campurの店も、まだ商品は並んでいないが、今日は営業する雰囲気。基本的にPasar Pagiは7時開店。こちらが早く来すぎたのだろう。
日本の店のように、開店時間ぴったりに1秒の狂いもなく開けるわけではない。7時を過ぎたあたりから、なんとなく店が開き始める。その緩さがまたいいのかもしれない。
今日は午後からジョージタウンに出かける予定なので、昼食や夕食の食材はそちらでも調達できる。無理に買いすぎないようにする。
二人で7RM(300円弱)の朝ご飯

いつもの1RMのテタレ屋さんで、テタレアイスを2つ注文。氷入りのコップとホットのテタレを別々に持ってきてくれる。これで2RM。実質4杯分くらいある。
私たちが日本人だからサービスしてくれている訳ではなく、他の地元の人にも同じように出している。
勝手な想像だが、このおじいさんは「飲み物は1RM」という昔の価格を今も頑なに守っているように見える。儲けよりも、生きがいとか、ボケ防止とか、そういう意味合いが強いのかもしれない。


揚げ物屋で今日もかき揚げを買う。妻から「今日は1RM分で」と言われたのでそうしたが、3RM分買った時と量的に大差ない気がする。

揚げ物屋の向かいの焼き麺屋のおばあさんは、かなり高齢。90歳くらいではないかと思う。今日は平麺とイエローミーのミックスを注文。2RM。

テタレアイス2RM、焼き麺2RM、かき揚げ1RM、妻が買ったAppam2枚で2RM。飲み物も食べ物も合わせて二人で7RM。本当にこの値段で良いのか、お金を払っているこちらの方が申し訳なくなって来る。
ここまで安いと、逆に来づらくなってしまうぐらい。
最初はPasar Pagiの濃すぎるイスラム色に少し距離を感じていたが、今では逆に居心地良く感じる。イスラム社会やマレーの人達に私たちが受け入れられている訳ではない。言葉の通じない、習慣が違う、おかしな振る舞いをする異邦人を、温かい目で「放置」してくれている感じ。
新しいホーカーセンター:New World Park初体験
8時前には部屋に戻る。歩数は4,000歩ちょっと。午前中の用事を済ませた後、路線バスでジョージタウンへ向かう。
ちょうど良い時間の102番のバスがなかったので、少し歩いてLotus'sの横のバス停から101番のバスで向かう。バスはそれほど混んでいなかったが、2人席を1人で使っている人が多く、珍しく夫婦で別々に座ることになった。

New World Parkに着くと、さすが昼時でかなり混んでいた。


ホーカーで飲み物を頼んでレシートを貰ったのは初めてかも知れない。


エビの旨味が濃厚でとても美味しい。ただ、チリを入れる前から結構辛い。チリ少なめと頼んだが、それでも辛かった。次回は「No Chili」と言った方がよさそう。


妻はヤムライス(写真下)という初めて見る料理を注文。酸味があってなかなか美味しいが、食べた時は正体はよく分からなかった。
後で調べると「ヤム芋の炊き込みご飯」との事。写真上のポークスープとセットで注文するのが一般的な、マレーシアの代表的な料理の一つらしい。
New World Parkではまだ2軒のストールしか試していないが、食べ物自体は悪くなさそう。
トイレやフードコートは、ショッピングセンターに入っているフードコートの様に綺麗で清潔。ショッピングセンターのフードコートとは違ってオープンエアだが、大型のシーリングファンや冷風機などもあり暑くは無い。
飲み物は専用カウンターまでお客自ら出向いて注文し、貰ったレシートを見せて別カウンターで飲み物を受け取り、自分で席まで運ぶセルフ方式。値段はローカルホーカーに比べれば若干お高め。
ただこの仕組みだと、ショッピングセンターのフードコートと同じで、半強制的に飲み物を注文させられる事が無いのは利点かな?
唯一違和感があったのは「居心地」。
観光客向けに人工的に作られたホーカーセンターだから?
ガイドに先導された団体客がいたから?
と色々と考えたが、理由はよく分からない。
例えて言えば、池袋駅の地下のコンコースにテーブルと椅子を出して食べている感じ。立ち食いの「大江戸そば」の方がまだ落ち着く。
私が個人的に大江戸そば 池袋店を愛しているからではなく、妻の方から先に「もう来ないかも」と言い出した。
多分、私たちがそんな風に感じているだけだと思う。とても賑わっていたし、新しくて綺麗で広々とした良いホーカーなんですよ。
安定のMacalisterと謎の麻芝屋台
その後、MSフードコートへ移動。目的はMacalisterのSwiss Roll。

Macalisterに着くと、狙いどおりSwiss Rollが10種類ほど並んでいた。
朝一番はカスタードクリームパフ、昼近くになるとSwiss Rollというように、時間帯で商品を入れ替えているのだろう。
Swiss Rollを2種類と、最後の1パックだけ残っていた10個入りのカスタードクリームパフを購入。おじさんには、もう完全に顔を覚えてもらえたようだ。
MSフードコートからGama Supermarketへ向かう途中にある経済飯屋の隣で不思議なお菓子を売っている屋台を見つけた。周りに大勢の人が集まっている。
この道はこれまでに何回も通っているが、今まで見た事は無い。その後も遭遇していない。

作っている様子を見ると、日本の信玄餅のようなお菓子に見える。蜜はかかっていないが、きな粉のような粉をまぶしているので、おそらく甘いお菓子なのだろう。試しに1パック購入。3.5RM。
理想の?服を探してショッピングモールホッピング
曇り空とはいえ、かなり暑い。歩いているだけで汗が流れてくる。
Gama Supermarketに入り、エアコンの効いた店内でようやく一息つく。
妻は「マレーシアでも気軽に着られて、カレーをこぼしても気にならないような、かわいい服」を探している。なかなか難しい注文だ。マレーシアには「しまむら」がなく、ちょうどいい服が見つからない、とのこと。
日本の「しまむら」にもあるのかな?そんな服。
結局、Gama Supermarketではマンゴーを4個買っただけで店を後にした。
妻が「1st Avenue Mall」というショッピングモールを見つけていて、そこにH&Mが入っているらしいので行ってみることにした。
場所がよく分からなかったが、行ってみるとKomtarのバスターミナルのすぐ隣だった。
中へ入ると、思っていた以上に立派なショッピングモール。ガーニープラザほど大きくはないが、高級感があって雰囲気も良い。
H&MやBrands Outlet、それに中央の吹き抜けで開かれていた催事などを見て回ったが、気に入るものは見つからない。値段も全体的に高めだった。
結局、1st Avenue Mallも諦め、今度はKomtarのショッピングモールにある土産物店街へ向かう。
1st Avenue Mallからデジタルモールを抜けると、そのままKomtarのショッピングモールへ外に出ずに行ける。Komtarのバスターミナルでバスを待つとき、よく時間つぶしやトイレで利用させてもらっている場所。
土産物屋や衣料品店が並んでいて、確かにこちらの方が安いかもしれないが並んでいる服のデザインがかなり「アレ」。
日本へ持ち帰って外出時に着るのはちょっと無理。それどころか、マレーシアでも中華系の女性が着ている姿を見た事が無い。妻は自分の人種が判っているのだろうか?
路線バスで知るペナンの日常
結局、1st Avenue MallでもKomtarでも何も買わなかった。
102番バスにはまだ時間が早かったので、101番バスで帰ることにする。
バスターミナルへ着くと、ちょうど101番バスが入ってきた。
乗り込もうとすると、高校生らしい学生で大混雑している。それほど長い乗車時間ではないので「立っていればいいか」と思って乗り込んだ。
マレーシアのバスは運転が少々荒いのと、路面にスピードバンプが多いので結構揺れる。バスの揺れで妻が転びそうになったのを見て、おじさんが「ここに座れ」と席を譲ってくれた。マレーシアの人は女性には本当に親切。私は最後まで立ちっぱなし。
制服姿の子もいれば体操着姿の子もいる。制服もまちまち。いくつもの学校の生徒が乗っている。
中華系の生徒さんは仏教系の学校に通っているのか、仏教寺院の前をバスが通り過ぎた時に手を合わせていた。イスラム教だけでなく、マレーシアの人は信仰心が篤い人が多いのかな。
Gurneyを過ぎたあたりから生徒さんが一人、また一人と降りていく。どうやらちょうど下校時間だったらしい。
この時間帯にバスへ乗るのは初めてだったので、マレーシアの高校生たちの生活リズムが少し分かった。
結局、バスは最後まで混雑したままだった。
Lotus’sの前のバス停で降り、交差点で信号待ちをしていると、後ろからもう1台101番バスがやって来た。
「あっちに乗っていれば空いていたかな」と思ったが、見るとそちらも高校生でいっぱい。
この時間帯は、郊外からジョージタウン市内の学校へ通っている学生たちの下校時間なのだろう。
いつもはもう少し早い時間に帰っていたので、今まで気付かなかった。
プールで疲れをリセット
部屋へ戻ると4時近く。
今日はカスタードクリームパフを追加で10個買えたので、残っていた4個を2人で2個ずつ食べ切ってしまった。
その後、妻の姿が見えなくなったと思ったら、どうやら昼寝に寝室に行った様子。ショッピングモールを幾つもハシゴして疲れたらしい。
私は少し疲れてはいたものの、「疲れを取るならやっぱりプールだ」と思い、4時半からプールへ。
泳いだり、ぷかぷか浮かんだり、プールサイドに置いた荷物(プールタオルとTシャツ)にいたずらをしに来るカラスと格闘したりしながら、1時間半を過ごした。
プールへ入ると不思議と体の疲れが抜けていく。本当に気持ちがいい。
部屋へ戻ってシャワーを浴び、さらにバスタブにつかる。
これもまた、プールと同じように体の疲れを取ってくれる。
夕食は、今朝Pasar Pagiで買ってきたナシレマ、それにトマト、きゅうり、ブロッコリー。
マヨネーズがほとんど残っていないことにも気付いた。きゅうりもトマトも、これで最後だ。
明日はナシレマ・リベンジ
明日は金曜日。
コピタウンのNasi Campurストールで、金曜日限定のスペシャルナシレマ(見た目はひじきご飯のような料理)が売られる日だ。
先週は金曜日に行ったものの売り切れていたのか買えなかったので、今週こそリベンジしたい。
帰りにLotus’sへ寄って、きゅうり、トマト、マヨネーズも買ってこよう。
マレーシア、ペナンに馴染んで来た理由
マレーシアには良い面ばかりではなく嫌な面も沢山ある。
・車の運転は横暴で歩行者に不親切。至る所に違法駐車。
・バイクの信号無視、逆走、歩道上の走行は日常茶飯事。(特にデリバリーのバイクは目に余る)
・バスはいつ来るか、本当に来るのか分からない。乗り込む際は列を作らず我先に。
・ホーカーなどの個人商店の店員(≒オーナー)以外は押しなべて不愛想。
・道にはゴミが落ちていて川は異臭を放っている。
挙げて行けば切りが無いが、そんな嫌な面も含めて、それが「マレーシアらしさ」なんて言ったら、マレーシアの人達に怒られるかな?
当初は気になっていたその「マレーシアらしさ」にも、居心地の良さを感じられるようになって来ている自分に気が付く。
