HSPママが選んだ、余白を守る働き方― 削らないと決めた朝の話 ―
今日は雨。
それだけで、心がどんよりする。
1日中外に出られない。
娘もフラストレーションがたまる。
その空気を、わたしも全部拾ってしまう。
娘のフラストレーションは、
今回は「壁への落書き」だった。
「あ!!」
わたしが声を出した瞬間、
娘はクレヨンを放り投げて、安全地帯に逃げた。
喉元まで出かかった言葉。
「なんでこんなことするの」
それを飲み込んで、
歯を食いしばりながら雑巾でこする。
こすっても、こすっても、
うっすら残る色。
涙が出てきた。
「1日中子どもと家にいて、いいね」
ふと、あの言葉を思い出す。
いいね、ってなんだろう。
外に働きに出たら、この悩みは解決するのかな。
家計は少し楽になるかもしれない。
夫の心も軽くなるかもしれない。
でも、わたしの心は?
人間関係。
仕事のプレッシャー。
子どもが熱を出したときの調整。
全部、わたしにのしかかる未来が見える。
わたしは、HSP気質。
音も、空気も、機嫌も、
言葉の裏も、全部拾ってしまう。
だから働くかどうかは、
「やる気」の問題じゃない。
「壊れないかどうか」の問題だった。
実はわたしは、一度壊れたことがある。
結婚して、片道2時間かけて通勤していた頃。
前日は残業。
翌朝、出勤しようとしたら涙が止まらなくなった。
全身から汗が噴き出して、
えぐい腹痛に襲われて、立てなくなった。
救急車で運ばれた。
疲労の蓄積とホルモンバランスの乱れ。
「またあの生活に戻るしかないのか」
それが一番怖かった。
在宅なら大丈夫だと思った。
人間関係もない。
自分のペースでできる。
でも現実は違った。
売上が立たない。
自信がなくなる。
何十万も溶かした。
その気持ちを抱えたまま、
子どもの前で泣いたこともある。
「ごめんね、こんなママでごめんね」、と。
1歳半の娘が
「マァマ?」と言って
そばにいてくれた。
あのときの自分、忘れられない。
そして、ある朝。
4時に起きて作業していた。
娘が目をこすりながら起きてきた。
そのとき、わたしは言ってしまった。
「なんで起きて来んのよ」
その瞬間、気づいた。
わたしは、これ以上削ってはいけない。
削れる体力と精神力がある人が、羨ましいと思う。
でもわたしは、
削って娘に当たって泣いた。
だから決めた。
わたしは、余白を守る。
いまは、作業を始める前に自分に問いかける。
「いま子どもが起きてきても、優しく対応できる?」
YESならやる。
NOならやらない。
そして、いつでも中断できることだけをする。
ほんの少しの隙間で作業できた日。
「今日はこれができた」
そうやって、
自分の行動を認められるようになってきた。
昔は、
1分でも先に進まなきゃ。
今日中に出さなきゃ。
それができない日は、ゼロだった。
今は違う。
何もできない日もある。
でも、
「今日はそんな日なんだな」
そう思えるようになった。
余白があると、優しくいられる。
余白があると、焦らずに文章が書ける。
余白があると、いい記事が生まれる。
いい記事は、信頼になる。
信頼は、ビジネスを育てる。
だからわたしは、削らない働き方を選ぶ。
月1万でもいい。
余白を守りながら、育てていく。
壊れない形で積み上げる。
それが、わたしのやり方。
壊れない働き方の選択肢をまとめたのが
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そして、心が限界の日には
『「まぁ、いっか」で心をゆるめる』も
そっと置いてあります。
あなたの余白を、守れますように。
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