見出し画像

それは愛か幻想か-Netflix映画「10DANCE」個人的感想

待ちに待っていた12月18日木曜日。私は0時配信だと信じて朝からNetflixをリロードしまくってました(笑)。まさかの17時配信開始。アメリカの0時に合わせたとかじゃないよね?(まさかまさか)

色々感情が昂ったので絶対ブログに書きたい!と思ってノープランでパソコンカタカタしておりますが、実は全然何を書いていいのかまとまってはいないです。しかもまだ1回のみの視聴。その興奮と率直な感想を述べたいと思います。

※ネタバレのみのブログになりますので、まだの方は視聴後読みに来てください!


あらすじと視聴方法

【あらすじ】

ラテン部門の日本チャンピオン・鈴木信也とスタンダード部門の日本チャンピオンで世界2位の杉木信也は、名前がスズキとスギキの1文字違いであることから互いを強く意識するようになる。鈴木は完璧なチャンピオンであるはずの杉木の踊りに、決定的な何かが足りないと感じていた。ある日、鈴木の前に杉木が現れ「10ダンス」でともにチャンピオンを目指さないかと誘う。「10ダンス」とは、ラテン5種とスタンダード5種の全10種目を1日で踊りきる競技ダンスで、体力と精神力を要する過酷なものだった。鈴木は闘争心を煽る杉木の挑発に乗り、互いに得意分野を教えあうことを決める。生き方も性格も正反対な2人はぶつかりあいながらも、互いのダンスへの理解を深め、強くひかれあうようになっていく。

映画.comより引用

【予告編】

【視聴方法】

とりあえずNetflixに加入すれば今すぐからでも観られるのでGO!

配役と2人の熱演の勝利

これは視聴した人全員「完全同意!」ですよね!よくぞお二方が演じてくださった…とお礼を言いたい。
まず最初に決まっていたのが竹内涼真さんの鈴木。そこから杉木探しの旅に出ていたらしいですが、それが2年ほど前だとか。

珍しくBL作品なのに原作未読ですので映画での印象だけ。

竹内涼真さん演じる奔放な鈴木にラテンは似合い過ぎだし、すぐ服脱いじゃって肉体美をこれでもか!と見せつけれるところまでボディメイクを完璧にしていたことも圧巻。直情的で情熱的な鈴木が完璧にハマっていましたね!おま…勝男どこ行ったんや…。(俳優さんすごい)

出典:Netflix Japan 公式X

その鈴木の対極にいるのが杉木。性格も違えば専門とするダンスも違う。髪型・服装・私生活まで完璧、禁欲的で抑圧的な帝王。「これは町田啓太以外無理でしょ」と思わせてくれるぐらい、圧倒的な杉木でした。

まさかね…180センチ超え2人のBL作品が見れる時代が来るとは思わなかったよ…。(いや、海外はあるか)別に片方が小さくてきゅるるんしてなくてもええんやで。

色々いろいろ感じたこと思ったことはあったけど、最終的にこの2人の演技を観れただけで「観て良かった!」と満足させてくれる作品に仕上がってるってすごい。最後の2人で踊ったダンスだけ観ても満足度高いです。

出典:Netflix Japan 公式X

本当に楽しそうに踊ってるんだもん…こっちも楽しくなるって!

ダンスってこんなに官能的なんだ

私の社交ダンス知識は「芸能人社交ダンス部」で止まっているので(笑)ほぼ知識なしで語ると、よく短期間であそこまで踊れるようになったな…と感心。ダンスやっている方だと色々感じるところあるのかな?と思ったりはするけど、違和感ないレベルまで持って行ってるのは主役お2人の努力のたまものですよね。(女性2人もすごかった)

物語上の撮り方もあるかもだけど、鈴木と杉木のダンスにはすんごいエロティシズムを感じました。芸術的なエロティシズムとでもいいますか、本当に官能的だった。
それが女性と踊るときじゃなくて、鈴木と杉木の時に感じたんだから、それはもう主役2人の感情の置きどころがきっちりしてたからなのかな、などと思ったり。
ダンスという身体的接触を通して感情を伝え合う、みたいな。だから言葉少なく2人は惹かれ合ったのかな。直接的なラブシーンより全然官能的だと感じました。お師匠様も「ダンスは愛だ」と言っていましたものね。

通称?「姫ダンス」のところが前半のハイライト。杉木が自分より背の高い鈴木をリードして「お姫様になれましたか?」は反則、大横転。(←何か見すぎw)鈴木はあそこで感情が動いたのが感じられました。

出典:Netflix Japan 公式X

スマホの小さい画面でも、手の動きや表情で感情が届いて来るんだから、これ、映画館のスクリーンでビシビシ全身で2人のお互いに向ける愛を感じたい。

相反する2人

鈴木は「ないない」と言いつつも、結構自分の気持ちに素直。直情的と先述しましたが、頭で考えるより先に行動に現れていたように思います。

杉木は元恋人リアナと別れてから「ダンスは愛」という言葉すら懐疑的。というよりそれを否定したいかのような態度でしたよね。あのきっちり着こなしたスーツの下に、自分の欲望をすべて隠して生きているような、そんな人。

反発しているようで、お互いにお互いのダンスに魅入られて、運命かのように共に「10DANCE」に向かう2人。
始めて鈴木のダンスを見たときの杉木の顔と涙が…良かった。もうあそこで惚れ込んでいますよね。

出典:Netflix Japan 公式X

私、杉木がリアナと踊ったシーンが大好きで!やっぱりプロに引っ張られてるところもあったからか、杉木もいつもより伸びやかに踊れていた気がしました。
2人のダンスを見ている鈴木の嫉妬なのかいら立ちなのか、何とも言えない表情を見せているところがたまらない。
直情型の鈴木が自分の感情も欲情もすべて杉木に向けたのに、それを拒んだ杉木。あそこで鈴木はきっと杉木の心の壁をもっと取っ払いたかったんだろうなぁと思いましたが、ちと強引だったですね。杉木の性格上、さらに鎧着込みそう。(まさにそうなったけど)

女性陣も良かった!

かつては恋人関係だったけど、今は割り切ってダンスのパートナーとしてともに過ごしているアキ。「あんたとなら行ける気がする!」と鈴木に伝えに行って鈴木が抱きしめるシーン良かったですね!同士のハグ。覚悟を決めた感じが出てたし、サバサバしていて見ていて気持ちのいいキャラでした。

出典:Netflix Japan 公式X

そして何より房子さん!房ちゃん…。杉木に愛を求めず、ほぼ操り人形のようになっていることを受け入れている女性。あの関係性なら「何か足りない」2人になりそうな気がしますよね。でもダンスのパートナーと恋人関係になる必要がない気もするし、なったら大変な気もするし、房ちゃんに対してではないけれど、愛を感じられるようになった杉木とならもっと高みを目指せるでしょうか。

最後に女性陣2人並んで、分かった顔で微笑み合っているのが良かったです。言葉にしなくても女性は鋭いので色々気づきますよ。

良かったけど突っ込ませて集

とはいえ、色々突っ込みどころはあったので一応書いてみます。竹内さんと町田さんの演技でだいぶねじ伏せられてはいますけど笑。

タイトルコールが昭和問題

「ん?」って一瞬止まったわ!

ガラケー問題

なぜガラケー…。

杉木の感情の動きが良く分からなかった問題

これはもう2時間にしちゃう宿命なのかもしれない。主題がラブではないから感情の動きまではなかなか見せきれなかったため、片方の感情に重点を置かざるを得なかった気がします。(鈴木が杉木に感情を動かされているのは感じた)だからあの電車のキスシーン来たときに「え!?もう?」って少しなってしまいました。
だからこそ原作を読んで杉木の気持ちの詳細知りたい。

出典:Netflix Japan 公式X

公衆の面前問題

電車であんなでかい男の人がくんずほぐれつ激しいキスしてたら動画がネットに出回るよ!!!それに最後のキスシーンも最高に良かったけど、その後すぐにダンスのネットニュースに載っちゃうよ!?

電車の装飾問題

東京メトロクリスマス限定装飾電車でしたか?

これはBL作品

こういうメインテーマがBLではない作品は、基本ブロマンスにされることが多い気がします。原作者さんの意向があったからか、最初からそのつもりだったのかは知らないですが、真正面からこのお二人で、世界配信で、紛おうことなきBL作品に仕上げて来てくれたことが嬉しい。

Netflixで全世界配信される大作の日本映画がBL原作作品というだけで私は胸アツ!
少女漫画みたいな胸キュン狙いの作品だけでなく、予算をかけた作品だったり、幅広いBL作品が見られるようになって最高です。

続編あったりしますか?

あれ?まだ10DANCEでの二組のバトル見てませんけど?

杉木の宣戦布告で終了。しかも何かダンスで語り合ってキスしての宣戦布告。もう初見の感想なんて「ふえ!!?」しか出てこなかったわ笑。

確かに2人で10DANCE踊ってた。でもこの愛なのか何なのか分かんない2人のバチバチ争ってる姿も観たいですよね。

それにダンスから離れちゃったら2人の関係はどうなるんだろう。ダンスで愛を語り合う2人。目で見て体で実際に感じた昂りを、ダンスから離れた場所でも果たして愛と呼べるのか。ちょっと本当に続きみたいな。

※トップの画像はNetflix Japan 公式Xより引用させていただきました。

いいなと思ったら応援しよう!

あこ よろしければ応援お願いします!

この記事が参加している募集