【プロの観察眼】子どものパニックを防ぐ!教員時代に私がやっていた、2つの体温チェック法
子どもの小さなサインをキャッチする!

現場で磨いた『こもり熱』2つの観察ポイント
前回の記事で、
言葉にできないパニックや癇癪の背景にある
『こもり熱』について
知っていただけたでしょうか?
気づかないうちに
熱中症のリスクが上がるのはもちろんのこと、
何よりも子ども自身が不快で苦しい状態です。
ぜひ覚えておいていただきたい知識です。
今回は、私が現場で
熱がこもっているかもしれないと判断していた、
具体的な2つの観察ポイントをお伝えします。
ポイント①:お風呂上がりのような「表情」の変化
一つ目は、やはり表情です。
皆さん、温かい湯船に浸かっているとき、
どんな表情になりますか?
顔が赤らんできたり、
どことなくぼーっとしたりしますよね。
これと全く同じ状態が、
こもり熱を発生している子どもの表情に、
特徴として表れます。
ここで、観察の前にぜひ意識してほしいのは、
その日の天気予報を事前に
チェックしておくことです。
気温や湿度、熱中症リスクなどの
情報を持っておくだけで、
「今日は熱がこもりやすい日だな」
「発汗が苦手な〇〇ちゃんは要注意だな」
と頭の隅に入れておくことができます。
これだけで、子どもの小さな異変を
ぐっと察知しやすくなります。
ポイント②:「いつもと違う」行動の裏にあるSOS
2つ目の観察ポイントは、
行動に異変がないかです。
「どことなく、いつもより落ち着きがないぞ」
「声や常同行動(同じ動きの繰り返し)が目立つな」
「何やら、涼しい窓の近くに行こうとするな〜」
体温調整が苦手な子どもにとって、
こもり熱は言葉にできないほど不快なものです。
その不快さから、
イライラして行動に異変が出やすくなります。
また、本能的に涼しさを求めた
行動をすることもあります。
言葉やジェスチャーなど、
自分の意志を相手に伝えることが
苦手な子どもほど、よく観察していると
「いつもと違う行動」で
SOSを出していることがあります。
その些細な変化をつかめるかどうかが、
大切なポイントになります。
「もしかしたら」の積み重ねが、言葉を超える絆になる
そして、子どもを見れば見るほど、
その変化はつかみやすくなっていきます。
最初は、
「もしかしたら、こう思っているのかな〜」
という想像からで大丈夫です。
その寄り添う心の積み重ねこそが、
言語やジェスチャーだけではない、
心の通ったコミュニケーションになっていきます。
私はこの経験を現場で何度も
積み上げたからこそ、観察眼が向上し、
自分自身の大きな強みになりました。
まずは今日、目の前のお子さんの表情を
「お風呂上がりかな?」という視点で
見つめることから、始めてみませんか?
皆さんの目の前のお子さんは、
暑いときどんな『サイン』を出しますか?
『うちの子はこんな行動をします!』
という発見があれば、
ぜひLINEのメッセージで教えてくださいね。
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