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お盆に帰省する前に、実家の住所をGoogleマップで検索してみてください

気がつけば8月も5日。今週末から夏休みになる方も多いかもしれませんね。という事で、この記事を読み終わったら、一旦スマホで自分の実家の住所を検索してみてほしいんです。

これ別に怪しい話じゃありません。
ぼくが今日伝えたいのは、「あなたの実家、他人からはどう見えているんだろう?」という話です。

お盆や夏休みに、久しぶりに実家へ帰る人は多いと思います。
親が住んでいる家。
施設に入って、そのままになっている家。
年に数回だけ家族が顔を出す家。

家族にとっては、思い出の詰まった大切な場所です。
でも、外を通りかかった人には、そんな事情までは分かりません。

草が伸びている。
郵便物がたまっている。
雨戸がずっと閉まったまま。
庭木が道路にはみ出している…。

こういう小さな変化が積み重なると、実際にはちゃんと家族が管理していても、周りからは「あそこ、空き家なんじゃない?」と見られてしまうことがあるんです。

面白いことに、これは無人の家に限りません。
親御さんが現役でひとり暮らししている家でも、庭木が伸びて昼間もカーテンが閉まっていれば、外からは空き家に見えます。

これって実はものすごく怖い状態なんですよね。
窃盗犯が空き家だとおもって入ってみたら、人がいた…。
これ最悪の事態です。

「住んでるんだから空き家じゃない」その感覚と、外からの見え方は、実はけっこうズレているんですよね。

よく言われるアドバイスの、ちょっとした落とし穴

空き家対策というと、たいてい「防犯カメラをつけましょう」「センサーライトを設置しましょう」といった話になります。
もちろん、どれも一定の効果はあります。

でも、ぼくはこう思うんです。その前に、もっと大事なことがあるんじゃないかと。

高い機械を取り付ける前に、まず「人の気配がある家に見せる」こと。
空き家に見えるかどうかは、建物の築年数じゃなくて、人の手が入っている気配があるかどうかで決まります。

ここが抜けたまま機械だけ増やしても、なんだかちぐはぐなんですね。

そして、その「人の気配」を確認するのに、一番手っ取り早い方法があります。

【Googleマップで、自分の実家を見てみる】

やることはシンプルです。
実家の住所をGoogleマップに入れて、ストリートビューで家の外観を眺めてみてください。

見るのは、家の古さじゃありません。
他人の目線で、こういうところをチェックします。

草木が伸びていないか。
郵便受けは道路から丸見えじゃないか。
雨戸が全部閉まりっぱなしになっていないか。
玄関まわりに物が散らかっていないか。
外壁や屋根に、目立つ傷みはないか。

つまり、ぱっと見で空き家に見えるかどうかです。

自分たちには見慣れた家でも、他人の視点で眺めると、意外な特徴や弱点が見えてくるものです。

ストリートビューの画像が数年前のものだったとしても、大丈夫。
「周りから、この家はどう見えるんだろう」と考える材料には十分なります。

そして帰省したら、今度は実際の家と見比べてみてください。
ネット上では普通の住宅に見えても、今は草が伸びて郵便物がたまっているかもしれません。
逆に、画像は古びて見えても、今はきれいに保たれているかもしれない。

ネットでどう見えるか。
現地でどう見えるか。
近所の人にはどう見えるか。
この三つを重ねると、自分の実家の「本当の見え方」が分かってきます。

帰省したときに、やっておきたいこと

見え方が分かったら、あとは「人が関わっている家」に戻してあげるだけです。

草を刈って、庭木を整える。
郵便受けを空にして、たまったチラシを撤去する。
雨戸やカーテンを開け閉めする。
玄関まわりを掃除する。
壊れた雨どいがあれば直しておく。
そして、ご近所さんに一声かけておく。

派手なことは、何もありません。でも、これだけで家の表情はずいぶん変わります。

ここで、少しだけ現実的な話を…。

一度きれいにしても、帰ったあとにまた無人の日が続けば、空き家らしさはじわじわ戻ってきます。
だから本当に大事なのは、掃除そのものじゃなくて、「次に誰が、いつ確認するか」を決めて帰ることなんです。

ありがちな二つのケース

たとえば、親御さんが施設に入って、実家に誰も住んでいないお宅。
家族は年に数回帰りますが、普段は雨戸を閉めっぱなし。
郵便受けにはチラシ、庭には雑草。

ストリートビューでは普通の家でも、今の姿は明らかに違います。
こういう場合は、帰省時の掃除に加えて、定期的な巡回や郵便物の管理を始めるタイミングだと思います。

もうひとつ。
相続した実家を、売るか残すか決められないまま、年に一度だけ帰っているお宅。
本人は「毎年見てるから管理してる」と思っている。
でも、一年のうち数日掃除しただけでは、残りの期間に草も郵便物も建物の傷みも進んでしまいます。

この場合、帰省は「管理のゴール」じゃありません。
むしろ、これから一年をどう管理するか決める日、と考えたほうがしっくりきます。

というわけで

家族にとって、実家は思い出の詰まった特別な場所です。
でも、通りがかりの人やネットで見た人には、その気持ちまでは伝わりません。
草が伸び、郵便物がたまり、雨戸が閉じたままだと、まだ大切にされている家でも「誰も来ない空き家」に見えてしまいます。

だからお盆に帰る前に、一度、実家の住所を検索してみてください。
そして帰ったときは、家の中だけじゃなく、道路側からも眺めてみてください。

ここで、ぼくの本音をひとつ。

実家を空き家に見せないために必要なのは、住んでいるふりをして取り繕うことじゃないと思うんです。
大事なのは、家族が今も関わっている…その事実を、家の外側にちゃんと表すこと。

そして、その「関わり続ける」ということ自体が、実は一番の空き家対策なんですよね。

ぼくはいつも思うんですが、放置された空き家は確かに厄介ものです。
でも、誰かが手をかけ続けている家は、負の遺産にはなりません。
むしろ、地域にとってのちょっとした財産になっていく。

その第一歩が、この夏の帰省なのかもしれません。

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