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グレーゾーン(白黒はっきりつけられない部分)

白黒はっきりさせたい

元々からそういう性格でした。
イエスかノーか、右か左か、
どちらか正しいかになると、
意見をぶつることも多かったです。

完璧主義だったのかもしれません。

ルールを破る人は許せなかったし、
どっちつかずの中途半端な意見や
あいまいな態度をする人に対して
いらだつこともしばしばでした。

でも、長く仕事する中での経験や
個人的な様々な問題にぶつかる中で
白と黒のどちらとも言い切れない
ことがたくさんあると感じました。

メディアで問題を取り扱う時も
いいか悪いか、賛成か反対か
世論を二分するような議論をする
傾向があるように思います。

そんな中、選択的夫婦別姓制度は、
男女の立場の違いだけでなく、
様々な角度で議論されていますが、
どうすべきかを決めにくいと思います。

白と黒の間に灰色のグラデーション
があるように、世の中には、
白黒をはっきり決められることの
方が少ないのかもしれません。

人の心の中も、白黒の部分より
そのどちらとも言えないような
グレーゾーンが多いのでしょう。

好き嫌いのどちらとも言えないか、
するしないのどちらにも決められないような状況の方が圧倒的に多く、
その間で人は迷ったり悩んだりして
生きているのだと思うのです。

そして、それは相手に対しても、
白か黒かを求めようとしたなら
相手を苦しめてしまうことになり、
自分に問われるとつらいことです。

だから、人を愛するということは、
相手のグレーゾーンを受け入れる
ということなのかもしれません。

相手のすべての部分を好きになる
ということは難しいことですが
そういう部分が見えていなくても
あって当たり前だと思えば
許せるようになるかもしれません。

僕は自分のことをアウトサイダー
だと思って生きてきました。

白黒をはっきりさせたい性格なのに
グレーゾーンが多かったために、
自分自身を受け入れられなかった
のではないかと思います。

そんなグレーゾーンから目を背けず
欠点や好きじゃない部分も認めて、
受け入れることができれば
自己肯定感も高まるのでしょう。

そして、人生の中においても、
どちらか1つの選択を迫られる場面に立たされることが何度もあり、
そのたびに答えを探し続けるのでしょう。

白黒だけの世界はシンプルです。

でも、白黒だけでは見えないものが灰色のグラデーションの中に
あるのかもしれません。

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