栗の季節、到来!!
ようやく。ようやく秋が来ましたね。
秋しばにとって秋と言えば、まず栗きんとんです。
おせちとかの栗きんとんじゃなくて、お菓子のほうですね。岐阜や茨城など、栗の産地ではよく知られている栗菓子です。
秋しばは、なぜかコレを自作するのでありまして。そろそろこの道30年近くなりますので、9月だけは職業欄に「栗職人」と書きたくなります(笑)
しかも今年の創作大賞2025 は、岐阜県恵那市を舞台にした栗菓子職人のお話 で参戦していることもあり、例年以上に気合いが入ります。
……と言いたいところですが、ここんところ原稿の締切がきうきうで、なかなか気分が盛り上がらず。本日、ようやく隙間時間を見つけて、今季初の挑戦となりました。
しかしここ数年、酷暑で栗の品質もばらつきがあり、価格もうなぎのぼりです(そもそも栗は高いのですが)。馴染みのお店でも、500gで980円。数年前なら500円もしないぐらいだったのに(涙)
とは言え、やはり年に一度は作っておきたいです。
というわけで、今年も頑張ってみました!!

栗を茹でている間に(15~20分)、砂糖の計量とかたまり潰しをやっておきます。秋しばレシピでは「砂糖=栗の重さの16%」としていますので、今回は、栗500g × 0.16=約80gとなります。

使う道具は少ないほうがよろしきです(笑)
茹で上がった栗を縦半分に割ります。めちゃめちゃ熱いです。
ここで嗅覚を最大限に活躍させ、傷んだ栗を取り除きます。見ためは大丈夫そうでも、ちょっとツンとした臭いがしたら躊躇なく外します。
全部切ったら、スプーンでえぐっていきます。

今回は32個の半栗をえぐります。
9月が終わる頃には指にタコができます(笑)
ごろごろの荒い栗をマッシャーで丁寧に潰していきます。
ここで出来上がりの栗粒感が決まるので、好みと用途に合わせて潰します。

使わないようにしましょう!
砂糖をまぜて、さらに潰します。砂糖が入ると一気に重くなりますが、粘りがでるぶん潰しやすくなります。途中からは木ベラも使って、練りながら潰します。この段階では「うわ、甘すぎるかな」ぐらいがちょうどいいです。
求める栗粒感になったら、弱火にかけて練ります。砂糖をしっかり溶かしてなじませ、理想の固さまで練り上げます。
すぐに焦げるのでとなりにまな板を用意しておき、時折火から下ろして練り上げては、また火に戻すことを繰り返します。
(やり過ぎるとパサつくので注意!!)

練り上がった栗をスプーンですくい、大雑把に丸めます。
あとから布巾で茶巾絞りにするときれいな形になるので、ここでは大まかに栗団子を作っていけばOKです。

お寿司の職人さんみたいですね(笑)
完成!! 栗500gで14個できました。
(実際には栗が1つ傷んでいたので、本来なら15個ぐらいできたかも。)

栗きんとんはできたてよりも、半日ほどおいた方が甘さが落ち着きます。
食べる時間から逆算して作るとベストの味が楽しめます!
実は作ったのが3時間ほど前なので、この記事を書いている今もまだ食べてないです(笑)
……なので、ひとまず試食ということで。

うん、まだ砂糖の甘さが荒いですねえ。夜には落ち着くと思うので、またあとからゆっくり食べることにします。
【栗きんとんづくりに挑戦してみたい方へ】
栗きんとんは練り上げて作るお菓子のため、傷みが早いです。粗熱が取れたら、冷蔵庫の野菜室などで保管してください。砂糖を多くすれば少し日持ちはしますが、それでも3~4日ほどを目安にお食べください。
【材料】
・栗 (500gで、できあがりは15個前後)
・砂糖(栗の重量の15~20%ほど)
【道具】
・鍋(フッ素加工、ホーローなど傷のつきやすいものは避ける)
・マッシャー
・木べら
・布巾(日本手ぬぐい)
【作り方】
① 栗を洗ってしっかりかぶる程度の水で煮る
→15~20分(粒の大きさで調整)
② ざるにあげ、縦半分に切る(火傷に注意)
③ スプーンで実をえぐる
④ マッシャーで丁寧につぶす
⑤ 砂糖を混ぜてつぶしながら練る
⑥ 極弱火にかけて木べらで練る。時々火から下ろしてよく練りあげる。
→ さわると「あつっ!」ぐらいになるまで
⑦ 火から下ろして、好みの大きさに栗を丸める
⑧ 布巾で茶巾絞りにする:
→ 布巾はあらかじめ濡らして固く絞っておく
(乾いた布巾だと栗が乾燥しやすいため)
大変なのは③ 、難しいのは ⑥ ですね。
所要時間は人それぞれですが、秋しばだと栗500gで1時間弱ほどです。
(片付け混み・茹でる時間は省く)
よかったらぜひ挑戦してみてください!
さらにさらに、よろしければぜひこちらも味わってみてくださいね!
次回は栗最中を作るぞう!!!
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