二重窓vsビニールカーテン
2025年度の「先進的窓リノベ事業」(断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業)があることを知り、また、年末の締め切りが前倒しされて終了との一報を聞いて、既存サッシ窓の二重窓化を急遽検討しました。
この先進的窓リノベ2025事業は、既存住宅の開口部(窓・ドア)を断熱改修し、家庭のエネルギー費用負担の軽減とCO2排出削減を目的として、補助対象工事窓・ドアを、高い断熱性能を満たす製品に改修する工事を対象に、一戸あたり最大200万円の工事の費用に対し、1/2相当等を定額で補助するとのことでその内容は魅力的でした。ところが、我が家のテラス窓(高さ2メータの二枚窓)の二重窓化を簡易見積もりした結果、25万円を超える金額となり、他の窓も工事するとなると、例え1/2相当の補助金が受けられたとしても数十万の出費となることが分かり、唖然としてしまった次第です。
良くネット上で調べますと、二重窓こそ最高の断熱性能を実現するということですが、実際費用対効果で回収には10年以上という長い期間を要するとされています。加えて、古い住宅では建物自体の断熱性能が低く、窓のみの断熱対策では不十分ということも指摘されており、二重窓改修を考え直した所です。一方、窓をビニール等で覆い、二重窓もどきの構造を確保する方法もあり、各種大きさのビニールカーテンが販売されていることも分かりました。ビニールカーテンは、断熱性能こそ二重窓に劣るものの、極めて低い金額、数千円で、ある程度の暖房費節約効果が期待されるとされていました。
そこで、ビニールカーテンによる断熱対策を検討しました。まず、一番大きなテラス窓が問題です。高さ2メートルで二枚サッシの窓となります。窓枠の構造を確認したところ、添付図の様にサッシと内側付けのカーテンの間に数センチの間隙があることが分かりました。

ここにビニールカーテンを取り付ければ、既存のカーテン、特にレースカーテンを利用しつつ、その外側で断熱のためのビニールカーテンを取り付けることにしました。ステンレスのカーテンレールを窓枠の上側に直に付ける方法とします。即ち、次の図の様な構造になります。

ステンレスのシングルのC型レールをカインズホームセンターで購入しました。

レールの長さは、182㎝であり、実際の窓枠からは数センチ長いのでステンレスを切り、長さを調整する必要があります。既存のレールには、張り出し取付の金具がついていますので、これを、ネジを緩めて取り外し、レール単体とします。

次に、写真の様にレールの端には金具が装着されています。

まず、この金具のネジを緩めて取り外します。

その後、外したレールの端から長い分を金属ノコギリで切り落としました。再度、レール端に金具を取り付け、実際に窓枠にネジ止めします。レール底に数ケ所ネジ穴がありますのでこれをネジで止めます。出来上がりが、添付写真のようになります。

今回準備したビニールカーテンは、採光用の幅100㎝、長さ225㎝の添付の様なものとしました。

添付のS字フックで窓枠に取り付けた新規のカーテンレールにぶら下げますと添付の様な出来上がりで、既存カーテンと窓ガラスの間に位置することが出来、特に、レースカーテンとサッシ窓の間に位置し、断熱エリアを確保できたことになります。実際の断熱効果は、この冬を掛けての実証になりますが、期待しています。因みに、トータルの出費は、2,400円を下回りました。

別窓のケース
今回の部屋には、テラス窓以外にも防寒対策で問題の出窓が存在しています。この窓は、台形であり、サッシの窓に沿ってレースカーテンが付けられていますので先のテラス窓の様に断熱層を設けることが出来ない構造で、既存のレースカーテンを、添付写真のビニールカーテンに変えてみました。断熱効果を更に高めるためには、ビニールカーテンの端をしっかり固定した方が良いかと思いますので、これから考えます。

