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足裏の痺れ、原因は「梨状筋症候群」

 2年程度前、下記の記事で書きましたが、「間欠性跛行」の症状に陥った後、それ自体は改善されていったのですが、症状は、足裏の親指付け根付近のしびれ、違和感に移行した経緯があります。その足裏の親指付け根付近のしびれがある中でも、生活、特に長距離の歩行には支障がないことで、足裏のしびれに対して何の対応も取っていませんでした。

 しかしながら、1年ほど前に再度、悪化傾向、特に、3千歩とか5千歩の歩行後に足の脛付近が痛くて歩けなくなる「間欠性跛行」の症状が再度出てしまいました。

足裏の痺れ部位


間欠破行の痛み部分

 ネット情報を中心に、しびれ外来を探しましたが、手根管症候群に伴うしびれ外来は見つかりましたが、足裏のしびれに言及した病院情報はなかなか見つかりませんでした。そんな中、しびれの専門医について調査した結果、厚木の「のじ脳神経外科・しびれクリニック」を見出すことが出来ました。名前に「しびれクリニック」と大々的に謡っているだけでなく、ホームページには、しびれの記載情報も多く、この病院を頼ってみることにしました。加えて申し上げると、ホームページには、「しびれについての問診票」が準備されていますことから、しびれに真っ向から向かい合っていることがうかがえましたので、来院を決断しました。

 今回も、足の痺れの多くは原因である「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」を診断するために、人生二回目のMRIを受検。結果として、背骨から出ている足への神経圧迫がないことが確認されました。次のアプローチは、より足に近い「末梢神経」の検査です。下肢に電極を付けて神経伝達速度検査(NCS)を実施しました。これは神経の中を流れる電気信号の速さや強さを測る検査だそうです。この結果、下肢の特定の神経に信号の遅延や低下が見られたということから、神経伝達の障害を疑い、先生の診断として、お尻の梨状筋付近通り抜ける足への神経が、物理的に圧迫され「渋滞」を起こしているという診断となりました。

梨状筋、坐骨神経と梨状筋症候群

 梨状筋は、お尻の深い所にある平たい筋肉で、股関節を外側に回す(外旋)役割を担っているそうです。この筋肉のすぐ下(あるいは間)を、人体で最も太い神経である坐骨神経が通り抜けているのだそうで、梨状筋が過度に緊張して硬くなったり、炎症を起こしたりすると、この坐骨神経を締め付けて「梨状筋症候群」を発症するという見解を頂きました。お尻で圧迫された坐骨神経のダメージは、その下流にある脛骨神経へと伝わるのだそうです。坐骨神経は膝の裏あたりで「脛骨(けいこつ)神経」と「総腓骨(そうひこつ)神経」の二股に分かれているのだそうです。従いまして、大きな痛みは、下肢への神経へ伝わり、神経の分岐部での痛みとなり、また、脛骨神経はふくらはぎを通り、内くるぶしの下(足根管)を経て、足の裏へと繋がっており、更に、足の裏で枝分かれしたその先の「内側足底神経」がまさに親指の付け根(母趾球付近)へのしびれとなっていると理解されます。つまり、お尻(梨状筋)での圧迫が、長い電線を伝わって、最終端である足裏の親指付近に「痺れ」というノイズとして現れているのだそうです。「梨状筋症候群」について、のじ先生が画像をアップされているので、Youtubeリンクを載せておきます。

 梨状筋の柔軟性低下の原因は、加齢が大きいのかなと考えられますが、長時間の座位であるデスクワークにより、梨状筋が短縮・硬化したことも考えられ。先生からは、お尻のストレッチの実施を指示されました。加えて、ウォーキングや家庭菜園での中腰作業など、股関節を酷使した後のケア不足も問題であるとのことで、私の健康維持の根幹であるウォーキングと家庭菜園での作業が、その原因と挙げられたことには、本当に困ってしまいます。
 対処医療法としては、梨状筋ストレッチが必要であるということで、仰向けで膝を抱え、反対側の肩の方へ引く動作などのお尻の筋肉を緩めるストレッチを時々実施しています。また、生活習慣の見直しのために、長時間同じ姿勢で座り続けない、硬い椅子にはクッションを敷くなどの工夫が有効で、物理的な圧迫を抑えることが必要なようです。神経の痛みに対応して、タリージ錠とノイロトロピン錠を処方されています。

 対処療法として、薬も処方して頂いています。薬は、タリージ錠とノイロトロピン錠です。タリージ錠は、神経がダメージを受けた時に放出される痛み信号を伝える物質(神経伝達物質)を抑えるために、神経細胞にある「カルシウムチャネル」というゲートに結合し、痛み信号の放出をブロックすることで、痺れや痛みを和らげるのだそうです。また、ノイロトロピン錠は、ワクシニアウイルス(天然痘ワクチンに似たウイルス)をウサギの皮膚に接種し、その炎症箇所から抽出・精製した非タンパク性の活性物質で、体の中に備わっている「下降性疼痛抑制系(かこうせいとうつうよくせいけい)」という、痛みを鎮める自前のシステムを活性化させるのだそうで、また、末梢の血流を改善する作用もあるのだそうです。
 これらの対処療法受けだして半年程度が経過しましたが、間欠性跛行は無くなり、また、足裏のしびれも半減程度を維持できる様になっています。しかしながら、しびれと違和感は、常に感じながらの生活です。また、変化在りましたらご報告します。

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