自分の手でつくる、世界にひとつのスツール。MAKE スツールワークショップ取材レポート
木の香りと、やすりの音。
作業台を囲む人たちの笑顔と、少しだけ真剣なまなざし。
先日、MAKEで開催された「スツールづくりワークショップ」を取材させてもらいました。
この日は、CNCというデジタル工作機械を使って、“自分だけのスツール”を一から仕上げる体験型イベント。
ただのものづくりではなく、「考える・削る・塗る・持ち帰る」までがひとつのストーリーとして設計された、とても豊かな時間でした。
CNCで、自分のスツールが“かたち”になる
まず驚いたのが、スツールのパーツがCNCでカットされた状態からスタートするという点。
データ通りに正確に切り出されたパーツたちは、どれも美しく、でもまだ“未完成”。
そこから参加者は、
表面を整えるやすりがけ
角を丸くする仕上げ
色を選んでの塗装
組み立て
と、少しずつ自分の手を加えながら、ただの板が「座れる道具」へと変わっていく過程を体験していきます。
機械がつくる精度と、人の手がつくる味。
その両方が合わさる感覚が、とても心地よく感じられました。

やすりがけも、塗装も、こんなに楽しい
イベント会場で特に印象的だったのが、やすりがけと塗装を楽しむ空気感。
削るたびに変わる手触り。
塗るたびに生まれる表情。
参加者それぞれが、
「ここはもっと丸くしよう」
「この色かわいいね」
「この組み合わせ、意外といいかも」
と自然に会話を交わしながら、自分の感覚で仕上げていく姿がとても印象的でした。
上手につくらなきゃいけない、正解を出さなきゃいけない、という空気は一切ありません。
あるのは、**「楽しんでいい」「失敗してもいい」**という安心感。
この“余白”こそが、MAKEのものづくりの魅力なのだと思います。

みんなでつくる、ということの喜び。主体性が立ち上がる時間
ビルの中では、知らない人同士が自然と声を掛け合い、手を貸し合い、笑い合っていました。
パーツを押さえる人
塗料の相談に乗る人
完成したスツールを一緒に眺める人
誰かが「教える」でもなく、「教えられる」だけでもない。
それぞれが主体的に関わり合いながら、“みんなでつくっていく”時間が流れていました。
ものづくりを通して生まれるのは、完成品だけではありません。
その場にいた人たちの関係性や、ちょっとした誇らしさ、自分への自信も一緒に持ち帰っているように感じました。

持ち帰りはロープで。見た目まで、ちゃんとかわいい
完成したスツールは、そのままロープで縛ってお持ち帰り。
この姿がまた、とにかくかわいい。
板の重なり、ロープの結び目、持ち手として使える工夫。
まるで「作品」を持って帰るような感覚です。
街を歩きながら、自分でつくったスツールを抱えて帰る。
その姿も含めて、イベントの一部になっているのが素敵でした。

そして次の扉へ。「Fab Journey」という選択肢
今回のスツールイベントは、ものづくりの“入り口”。
MAKEでは、この先へとつながる 「Fab Journey(ファブ・ジャーニー)」 というステップアッププログラムも用意されています。
最初はスツールのようなシンプルなプロダクトから始まり、
慣れてきたら、
自分でデザインする
データをつくる
CNCで加工する
プロトタイプを改善する
という、本格的な**“企画から完成までのものづくりの旅”**へ。
「いつか自分のプロダクトをつくってみたい」
「お店で使う什器を、自分たちでつくりたい」
「ものづくりを仕事につなげたい」
そんな人にとって、このFab Journeyはとてもリアルな一歩になるはずです。
今回のイベントは、その世界へのやさしい入口として、ぴったりの体験でした。
↓FaB Journeyの様子 随時受付しています。只今無料!!
つくることを、もっと身近に。もっと自由に。
スツールは、ただの椅子です。
でも、自分の手でつくった椅子は、きっと少し特別になる。
座るたびに、
削った感触も、塗ったときの匂いも、
隣で誰かと笑い合った時間も、
すべてが思い出としてよみがえるはずです。
MAKEのスツールイベントは、
「ものをつくる」以上に、「関わり方をつくる」場所なのだと感じました。
次はどんな人が、どんな一脚をつくるのか。
そしてその先で、どんなFab Journeyが始まるのか。
またこの場所から、新しい物語が生まれていくのが、とても楽しみです。

#MAKE #ものづくりのある暮らし #スツールづくり #DIYワークショップ #CNC加工 #ファブリケーション #つくるを楽しむ #主体性 #ものづくり体験 #FabJourney #デジタル工作 #自分でつくる #ワークショップレポ #デザインと暮らし #持ち帰れる体験
akinau株式会社
akinau株式会社は、『商うをおもしろく。』をVISIONに掲げ、日本の商う力の底上げに挑戦します。
誰しもその人しかもっていない個性が存在する。その個性を最大にいかした商いをみつけだし生み出していく。小商いだっていい、個人が幸せであり直接届けることのできる範囲での人も幸せにできるのだから。akinauは人生100年100事業を掲げて100年続くような商いを生み出し続けていきます。
