元アパレル企画の私が、フランス国家認定コンサルになって捨てた「おしゃれの正解」トレンドの外側にある自分らしさの作り方
若い頃は、ファッションが楽しかった。
CanCam、JJ、CLASSY.……。
毎月、雑誌を買い、隅から隅まで読み耽る。
「今季はこの色を持っていないと」
「あのアイテムはコーデに必須ね」
そんなふうに次の一手を考えるだけで、明日が楽しみだった。
でも、いつからでしょう。
クローゼットの前で立ち尽くす時間が増えたのは。
仕事にふさわしい服、ママとしての服。
「正解」を探しているうちに、トレンドは目まぐるしく変わり、
気づけば「今の私に似合うもの」がわからなくなっていました。
おしゃれを諦めたわけじゃない。
でも、流行をガツガツ追いかけるファッションは、もう今の自分とは違う気がする。
そんな風に思考がいったりきたりして、私は「ファッション迷子」になっていたのかもしれません。
幸いにも、今の日本には安くて程よいお洋服がたくさんあります。
だから、迷子であっても、そこまで困ることはない。
「程よくいい感じ」に見えるようにして、毎日をやり過ごすことはできてしまう。

そんな私に、大切なことを教えてくれたのは、フランスでの暮らしでした。
私は日本で10年以上、アパレル企画の仕事をしてきました。
「売れる服」を作り、トレンドを発信する側。
だからこそ、日本ではこの「いい塩梅のお洋服」が、一番ちょうどよくて求められていることも、嫌というほどわかります。
その後フランスへ渡り、フランス国家認定のファッションコンサルタントとして活動する中で、私は衝撃を受けました。

こちらの人たちは、誰一人として「おしゃれにならなきゃ」と力んでいないのです。
流行よりも、人の目よりも、
「自分が心地いいか」「今日の気分に合っているか」。
年齢や体型を理由に、自分を制限する人もほとんど見かけません。
ファッションは、誰かに評価されるための「正解探し」ではなく、
自分をご機嫌にするための「ツール」でいい。
もし今、あなたが何を着ればいいか迷っているなら、
それはセンスがなくなったからでも、気力がなくなったからでもありません。
「流行という他人の軸」から、「自分という一生モノの軸」へ。
おしゃれのステージを移す入り口に立っているだけなのです。
このnoteでは、
・アパレル企画の視点から見た「本当に質の良い服」の見極め方
・フランス流・自分を美しく見せるマインドセット
・「何を着ればいいかわからない」を卒業するための具体的なヒント
ファッション業界の裏側を知り、フランスで価値観を覆された私だからこそ伝えられる、「頑張りすぎない、でも自分らしい」おしゃれの在り方を綴っていきます。
もう一度、鏡を見てワクワクする毎日を。
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