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『1日15分』Kenny Werner 氏に学ぶ、ジャズミュージシャン練習の極意

練習したいのに、なかなかできないことってありませんか?
昔、特にBerklee 音大に通っていた頃、
楽器専攻の友人たちが「今日は6時間練習した」「昨日は8時間やった」
そんな会話をしているのをよく聞いていました。

そのたびに、自分もそうならなければいけない、と思っていた時期があります。しかし、特にヴォーカリストの場合、
楽器が“体そのもの”であるため、長時間声を駆使する練習は、むしろ逆効果になります。

もちろん、楽器奏者にとっては、ある時期に6〜8時間の練習を積むことで得られるものがあるのも事実です。
スケールやフレージングなど、
基礎を身体に染み込ませるには、それなりの時間が必要です。

ただ、ある程度の経験を積んだミュージシャンにとって、
本当に必要な練習とは何か。その答えは、自然とこうなります。

量より質。

さらに言えば、今は時代が大きく変わりました。
インターネットやSNSの普及によって、
私たちは常に情報にさらされ、集中力を奪われています。
本来、生活を便利にするはずのツールに、
逆に時間を奪われ,
本当に大切なことに向き合う時間が削られているのです。

そんな中、ある日SNSで
Kenny Wernerの
“15分集中練習”というコンセプトに出会いました。
やり方はシンプルです。
1日15分。
やるべき練習だけに集中する。
そして何より重要なのは、
毎日続けること。そして一つの音に向き合うことに集中し、ゆっくりやることです。

ご参考までに下記がリンクです。

「たった15分なら簡単」と思うかもしれません。
しかし、実際にやってみると、この15分すら確保できない週が続いたりします。例えば「今日は時間がある」と思っていても、
実際に自由に使える時間は、せいぜい2時間ほど。
予期せぬ予定、家事、食事、人とのやりとり——
日常の中で、時間はどんどん削られていきます。

もう一つ、練習できない大きな要因があります。

練習したくないからです(少なくとも私は。笑)
人間は本来とても怠惰な生き物です。
これは意志が弱いとか、やる気がないとか、
そういう問題ではありません。
だからこそ大事なのは、
「やる気」ではなく「やり方」です。

ここで重要になってくるのが、
毎日やること。
練習が、歯磨きのように
“やるのが当たり前”のルーティンになったとき、
人は初めて、無理なく練習を続けられるようになります。

そこで私は、一つのルールを決めました。
この15分を、1日の最優先にする。
そしてその間は、
スマホやPCなど、すべてのデバイスを別の部屋に置く。

不思議なことに、
この15分が終わる頃には、「時間が足りない。もっと練習したい」
そう思う自分がいます。
時間があれば、そのまま続ければいい。でも、スタートはあくまで15分。
人は「6時間やろう」と思うと気が重くなります。
でも「15分だけ」と思うと、一気にハードルが下がる。

例えば、「新曲の歌詞を全部暗記しよう」
ではなく
「今日はAセクションだけ暗記しよう」
と決めると、驚くほど集中できます。

これからの時代の練習は、
量より質。そして、
質の高い時間を、毎日少しずつ積み重ねること。

もしその15分が、やがて30分、1時間と自然に伸びていくなら、
それこそが最も理想的な成長の形なのかもしれません。

ジャズヴォーカリスト、青木アキコ
インスタ akikoaoki77
公式ライン AKIKOAOKI公式
フォローよろしくお願いいたします。🙇‍♀️🙇‍♀️

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