読んで終わりにしないために、書き込む形にしました
本を読んで、そのときは深く納得する。けれど三日もすると日常に戻っていて、何も変わっていない。そういう経験を何度もしてきました。
足りなかったのは知識ではなく、手を動かす場所でした。
この本は、読み物ではなくワークブックとして作っています。タフティの教えを二十一のレッスンに分け、それぞれに書き込むための問いと、その日のうちに試せる行動を用意しました。
前半は自己認識です。今の自分がどんな前提でものを見ているかを、書き出して眺めるところから始めます。中盤では、その前提を書き換える作業と、意図の使い方を扱います。後半は人間関係です。相手を鏡として見る練習と、許しを実際の行動に落とす手順を置きました。最後のレッスンで、これから先の姿を自分で設計します。
各レッスンは、忙しい日でも取りかかれる分量にしてあります。長く机に向かう必要はありません。数分でも、書いて、感じて、ひとつ動く。それが二十一回積み重なることのほうを大事にしました。
一日一レッスンなら、三週間で一周します。うまく進まない週があっても、戻れる作りにしてあります。
読むだけでは変わらなかった、という方にこそ手に取ってほしい一冊です。
