会いたい人には、会いに行く

よく思い出す人がいる
わたしにとっての「シェアハウスの恩人」

昨日は、その人に会いに行ってきた

息子のような年ごろの青年

シェアハウスを一足先に”卒業”されて
地元の喫茶店で珈琲について学ばれている

思い起こせば1年半前
今住んでいるシェアハウスに入居した初日

キッチンで(彼が洗濯をしに来たタイミングで)
ばったり会って
「はじめまして」の挨拶をして
そこからなんと2時間立ち話をした

会社や昔からの友人にはなかなか話せなかった
瞑想やマインドフルネスの実践のことを
自然に話せた

びっくりした

「もし息子がいたら」というくらい
年齢が離れているのに
こんな人がいるんだ、と衝撃を受けた

人と関わらない時間が長かった

昔は「話す」ことは好きだったはずが
ある時から自分のことを語ることをやめた

「自分のことを話せない場
 =コミュニケーションできない場所」
だったのだろう
(当時は気づいていない)
「聴く」ことを全く知らなかったわたしは
人と関わることができなくなっていった

誰からも受け入れられない
世界は敵だらけ
そう信じ込んでいた

15年間

マインドフルネスの実践を始めてから
やりたいことが溢れるようになり
今に至る

それでもまだまだ人は避けがち

泳ぎ方を忘れた魚?
飛び方を忘れた鳥?

人間は長い間 人間同士の関わりを断つと
それを取り返すには相当の時間がかかる
(と感じている)

シェアハウス経営への興味関心からだけでなく
『人と関わることのリハビリ』のために
自分を強制的に”実践場”に送り込んだ
それが、今住んでいるシェアハウス

その場所で、初日に会って話をしたのが
冒頭の青年だった

彼との2時間の立ち話は
数えきれない触発をくれた

そしてふたつのことを確信させてくれた
「自分のことを話しても大丈夫な場所はある」
「話を聴きたいと思える相手はちゃんといる」

「もっと、人と関わりたい」

昨日も(仕事中なのに)
かれこれ3時間近く
話を聴いてもらって、話を聴いて

あーこの感覚、と思い出す
楽しい、嬉しい、じんわり深まる
対話をしながら、自分の中心に近づいていくような

1年ぶりだったし
いきなり連絡して大丈夫かなーって迷った
けれど、やっぱり、
会いたい人には会いにいかないとって思った

タイミングが合わなければ次がある
声だけでもかけてみる

相手の反応は相手次第、タイミング次第
そこを見るんじゃなくて
「自分がどうしたいか」から選択する

お店は、美しく心地よく調えられ、街に溶け込み、
素敵なたたずまい
今は建築基準法の制約により建てられなくなって
しまった構造だという
木材の経年劣化、余白の多さ、過ごしやすいレイアウト
豆から選び抜いて自家焙煎してる珈琲は圧巻の種類

オーナーさんは40年以上、お店をされているそう
オーナーさんと彼の関係性、歴史、
働き始めるまでのストーリーを聞いて、じんわり

ここに来れて、この空間で時間を一緒に過ごせて、
なんて贅沢なんだろう

そしてそれ以上に、
彼がこの空間で 
全身で 全力で 今を楽しんでいる 
ことが感じられる
そのことが何より嬉しい

会いたいと思う人は、きっとこれからも
もっともっと増えていく

そんなことを確信させてくれる時間だった

駅からの片道30分以上の散歩も
その前後を十分に味わう瞑想のような時間
美しい街並みと春の陽光が
幸せの質を更に深めてくれるような

会いに行って、本当によかった

大事なスタッフさんをお借りして話し込んでいたのに
笑顔で送ってくださったオーナーご夫妻
有難うございました

武井さん
必ずまたどこかで会いましょうね!

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