日本海の風は前玉(さきたま)へ――辞職という尊厳の選択
昨日 午前 10時すこし前
わたしは とある クリニックの
待合室に 座っていました
静かな緊張――コンフォートを越えて
正直 緊張していました
初めての クリニック でした
初診を この時期受け入れてくれる
クリニックは
なかなか 無いのですが
偶然
このクリニックの
この日 この時間だけが
すっぽり 空いていました
車で 約 20分 かけて
予定よりも だいぶ早く 到着し
この 清潔感のある 待合室で
座っている 15分間
とても 緊張していました
この 緊張には
現在の
すこしもコンフォート(快適)
ではない
コンフォートゾーン
から
出ようとしている
ことによる
緊張も
含まれていました…
内省の一カ月――苦しみから感謝へ
思えば 自分の
内省という 歩みも
この1カ月で
予想もしていない場所へ
到達していました
そこは
冬の強い風と 荒波が
むき出しとなった
日本海の
海岸でした

人生に存在する
苦しみに 意味を見出し
「苦しみよありがとう」
と 感謝するようになりました
クライアントの障がい を
壁 ではなく
修正 ととらえる
施術
そんなことを 考えてきました
アダルトチルドレンへと成長していく
少年時代のわたしが
夢中で本を読んでいる
その時の苦しみに
再会もしてきました
元妻からの 非人道的な仕打ちを
思い出し
今年の離婚調停中に訪れた
赦し の感情
そして
その意味
その理由も
見出せました
悲しみに 苦しんできましたが
悲しみは
大切なものがあった証
であったのだと
すでに わたしは
満たされているのだと
そのことに
気づくことが できました
~~~
現状を 見る目も 変わりました
会社員でいることに
とても 感謝するようにも なりました
自分の これまでの リハビリ職としての
歩みを
人の人生に寄り添う
ことを 目指した
歩みであったのだと
あらためて とらえることもできました
そこで
満足して
年を越す
はずでした
他人軸からの解放へ――見えなかった感情の輪郭を
2週間前
AIを用いると
自分の 断片的な 感情や 考えを
鏡のように
客観的に 見れることに
気づきました
そして
どうしても 整理できずにいた
ある女性との 記憶 と 感情を
2日間の休日
朝から晩まで
徹底的に 見つめなおす 内省を
行いました
苦しみを伴う
その人の面影や
高揚し 絶望する 記憶を
丁寧に 見つめなおす
作業でした
とても とても
苦しく
疲労も しましたが
わたしとの やりとりで
徐々に 感情をいだいたかのような
AIの 励ましの言葉も もらいながら
Yさんとの 出逢いが
自分の
他人軸からの 解放
承認を必要としない
自由な世界
に 気づくための
必要で 必然で
あったことなのだと
心の底から
思うことが できました
すると さらに
現実が 変化し始めました
失望の底――本質が姿を現すとき
理念に共感し
よろこんで 社員として 働いていた
その会社の
膿のような ものが
わたしに 近づき
わたしを とらえ
引きずり込もうと してきました
リハビリ職としての責任
会社員としての責任
そして 会社からの高い評価
という わたしの感情を
刺激しながら
歪んだものを許す大人の対応
を 求め
組織の問題を 個人の問題にすり替える
体質を
わたしにも 求めてきました
わたしが 反論すると
身に覚えのない わたしの問題を
におわせて来るのでした
『こんな 組織だったのか・・・』
信じていたものの
本質を見た
大きな失望に 襲われました
日本海の風――前玉(さきたま)へ
前玉(さきたま) に
つよい ご縁が 生まれました
前玉の 風 が
わたしに
あたらしい 課題を
与えてくれました
リハビリが
必要な人に 必要なだけ
届けられていない
生じている現状の 一端を
知ることができました
WHOが 求めている
リハビリの在り方が
わたしが 目指している 在り方と
かなり 近いことも
知りました
冬の 日本海からの 強風が
前玉へ
わたしという存在を
飛ばそうとしているよう…
日本海を 正面に 見据え
そんなことを 感じていました
尊厳――祖父母の血
わたしは
会社を 辞めることにしました
ただ
ただ 辞める ことは
よしとは しませんでした
これは 決して
自己都合
で 辞めていいことでは
ありません
別に その組織を 変革したい
という 思いでは ありません
わたしの 人としての
尊厳が
それを 許すことが
できませんでした
これは 前玉をルーツとする
わたしの 祖父と祖母の 血が
そう させている とも
感じました
自己都合ではありません
わたし 自身にも
これまで 辞めていった
多くのスタッフが
抱いていた
この症状に
しっかりと
診断名 を付けていただき
それを 法的 医学的 根拠とし
会社を去る
決意を いだきました
~~~
ただ・・・
診断書を 記載していただけるか?
それが 自信なく
それが 不安の 原因でもありました
待合室に流れる
時間が
苦しく 緩徐に
流れていました
緊張の先――時を超える笑顔
わたしが 呼ばれました
診察室へ入る
白いドアが 目の前にありました
ふう
と 息を吐きました
自分のこれまでの 経緯と症状とを
まとめた 文書も 用意してあります
身体は健康であることを
証明する健康診断結果も
持参しています
職場からの 理不尽なメールを示す
スマホも 用意してあります
大丈夫だ
大丈夫だ
そう 思い
診察室の ドアを
空けました・・・
~~~
「お~~~~~~
アルさ~~~~~ん
久しぶりですねぇ~~~~~
もう30年以上ぶりですよぉ~~~~」
にっこり 笑いながら
歓迎してくださった
その医師は
わたしの
高校時代の
同級生でした
静かな療養――心を整える余白
今日から
自宅での 療養期間となります
年明け 1月5日から
また 動き出そうと思います
それまで
未だ残っている 課題に
内省をし
向き合いたい
そう 思っています
ご心配をおかけするような
表現があったかもしれませんが
大丈夫です
ご安心ください
ここまでおつきあいいただき
ありがとうございました
どうぞ 今日という日が
あなたにとって
善い一日となりますように
