夜中にMacが勝手に光る──スリープ解除の謎と対処法
寝室の明かりがふっと光る。
見ると、Macのディスプレイが勝手に点いている。
操作していないのにスリープが解除される──そんな経験、ありませんか?
実はこれ、「Macのバグ」ではなく、**意図的に起こる“仕様”**のことが多いんです。
■ 原因その1:Bluetoothデバイスの信号
Macはデフォルト設定で「Bluetoothデバイスからのスリープ解除」を許可しています。
つまり、マウスやキーボードがわずかに動いただけで、Macが“起きてしまう”のです。
たとえば…
トラックパッドの上に物が当たる
Bluetoothマウスがわずかに動く
キーボードのキーが押し込まれる
これだけでスリープ解除されます。
対処法:
メニュー →「システム設定」→「Bluetooth」
右下の「詳細設定」または「詳細オプション」をクリック
「BluetoothデバイスでこのMacをスリープ解除」をオフにする
これで、夜中にマウスが動いてもMacは眠ったままです。
■ 原因その2:ネットワークアクセスによるスリープ解除
もう一つの犯人が「ネットワークアクセスでスリープ解除」設定。
これは、LAN内の他の機器がMacを探したときに、反応して起動してしまう機能です。
特に有線LAN接続(Ethernet)やNASを使っている場合によく起こります。
「他のPCやルーターがPingを送る → Macが“おはよう”と返す」という仕組み。
対処法:
メニュー →「システム設定」→「バッテリー」または「電源」
「オプション」から「ネットワークアクセスでスリープ解除」をオフにする
これで、LAN経由で勝手に起きることはなくなります。
■ 原因その3:Power Nap(パワーナップ)機能
スリープ中でもメールチェックやTime Machineバックアップを行う「Power Nap」も、スリープ解除の原因になることがあります。
対処法:
「システム設定」→「バッテリー」→「バッテリー」タブと「電源アダプタ」タブを確認
「スリープ中にネットワークアクセスを許可」または「Power Napを有効にする」をオフ
■ 原因その4:外部デバイス(USB・HDD)
外付けHDDやSSDが自動的にスピンアップした際、Macがスリープから復帰することも。
特にTime Machine用HDDがつながっている場合は注意です。
対処法:
不要な外部機器はスリープ前に取り外すか、
「システム設定」→「エネルギーセーバー」で「外部デバイスでスリープ解除」をオフに。
■ それでも直らないときは
ターミナルで「復帰の理由」を調べることもできます。
log show --style syslog | fgrep "Wake reason"
出てきた「Wake reason」が“BLUETOOTH”や“EC.LidOpen”などなら、
どの要因で起きたかが一目でわかります。
■ Macのスリープは“浅い眠り”
Macのスリープは、完全な休止ではなく「浅い眠り」のような状態です。
通知、Bluetooth、ネットワーク、Time Machine…どれかが刺激を与えれば、すぐに目を覚まします。
夜中に光るのが嫌な場合は、
「Bluetooth解除」「ネットワーク解除」「Power Nap停止」の3点を押さえておきましょう。
静かな夜を取り戻すことができます。
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