10万円を切る4K有機ELゲーミングモニター──LG UltraGear OLED 32GX850A-Bがタイムセールで狙い目
LGのゲーミングモニター「LG UltraGear OLED 32GX850A-B」が、Amazonのタイムセールで大きく値下がりしている。
通常価格136,182円のところ、28%オフで97,437円。
31.5インチの4K有機ELゲーミングモニターが、10万円を切る価格帯に入ってきた。これはなかなかインパクトがある。
しかも、このモニターは単なる「4K有機ELモニター」ではない。
4Kでは165Hz。
フルHDでは330Hz。
つまり、美しい映像を楽しむためのモニターでありながら、FPSのようなスピード重視のゲームにも対応できる、かなり欲張りな1台である。
4K有機ELを10万円以下で狙えるタイミング
32GX850A-Bは、31.5インチ、4K解像度、有機EL、グレアパネルを採用したUltraGearシリーズのゲーミングモニターである。
LG公式でも、主な特徴として31.5インチ4K有機EL、Dual Mode、4K@165Hz、フルHD@330Hz、応答速度0.03ms、VESA ClearMR 13000、DisplayHDR True Black 400、DCI-P3 98.5%などが案内されている。
このスペックを見ると、単純に「安いモニター」というより、かなり上位寄りのゲーミングOLEDである。
有機ELの強みは、黒の沈み込みと応答速度の速さだ。
液晶のようにバックライトで全体を照らすのではなく、ピクセル単位で光を制御できるため、黒が黒として締まる。暗いシーンの多いゲーム、映画、映像作品では、この差がかなり大きい。
特にRPG、MMO、オープンワールド系のゲームでは、4K有機ELの迫力が活きる。
夜の街。
宇宙空間。
洞窟。
炎。
魔法エフェクト。
金属の反射。
こうした表現が、液晶とは違う質感で見える。
単なるスペック表ではなく、ゲーム体験そのものを変えるタイプのアップグレードである。
4K@165HzとフルHD@330Hzを切り替えられる強さ
このモニターの面白いところは、VESA Dual Modeに対応している点だ。
4Kでは165Hz。
フルHDでは330Hz。
美麗な映像を楽しみたいときは、31.5インチ4Kで遊ぶ。
反応速度を重視したいときは、フルHD 330Hzで遊ぶ。
この切り替えができる。
Amazonの商品説明でも、RPGやMMOでは31.5インチ4Kの美麗表示、FPSでは24インチや27インチ相当のフルHD表示に切り替えて使える点が説明されている。
これはかなり合理的だ。
大画面は迫力がある。
しかし、FPSでは大画面すぎると視線移動が増えることもある。
そのため、あえて表示サイズを24インチや27インチ相当に切り替え、一目で全体を把握しやすくする使い方ができる。
美しさを取る日。
速さを取る日。
その両方を1台で切り替えられるのが、このモニターの大きな価値である。
有機ELの0.03ms応答速度は、ゲーム向きの武器になる
ゲーミングモニターで重要なのは、リフレッシュレートだけではない。
応答速度も重要である。
32GX850A-Bは、応答速度0.03msに対応している。LG公式でも0.03ms GTGとVESA ClearMR 13000が案内されている。
この数値は、一般的な液晶モニターと比べてもかなり速い。
動きの速いゲームでは、残像感やブレがプレイ感に直結する。
敵の動き。
視点移動。
照準合わせ。
エフェクトの流れ。
これらがクッキリ見えると、単純に気持ちいい。
もちろん、実際の勝敗は腕や環境にも左右される。だが、表示の遅れやブレが少ないモニターは、少なくともプレイヤーの邪魔をしにくい。
この「邪魔をしない表示」というのは、長時間ゲームをする人ほど効いてくる。
MLA採用でOLEDの明るさにも踏み込んでいる
有機ELモニターで気になるポイントのひとつが明るさである。
有機ELは黒表現に強い一方で、液晶の高輝度モデルと比べると明るさの面で気になる人もいる。
この32GX850A-Bでは、マイクロレンズアレイ、いわゆるMLAを採用している。
LGの発表では、MLA採用により従来比で輝度が30%向上し、ピーク輝度1300cd/㎡、APL 1.5%標準時を超える高輝度が案内されている。
OLEDらしい黒の締まりを持ちながら、明るさの表現にも踏み込んでいる。
HDR表現、光の粒立ち、炎や魔法エフェクト、夜景のネオンなどを楽しみたい人には、ここは大きなポイントになる。
特にグレアパネルという点も見逃せない。
グレアは映り込みに注意が必要だが、そのぶん黒の締まりや映像の艶感を感じやすい。
ゲームだけでなく、動画視聴や映像作品にも向いた方向性である。
VRRやDASモードも、体感品質に効く
32GX850A-BはVRRにも対応している。
VRRは、ゲーム側のフレームレート変動に合わせてモニター側の表示を調整し、ティアリングやカクつきを抑える機能である。
ゲームは常に一定のフレームレートで動くわけではない。
重いシーン。
エフェクトが多いシーン。
大量の敵やオブジェクトが出るシーン。
こうした場面では、フレームレートが揺れる。
そのときに画面のズレやカクつきが出ると、没入感が落ちる。
VRRは、そうした違和感を減らすための機能である。
さらにDAS、Dynamic Action Syncモードも搭載されている。
映像出力時の遅延を抑えるための機能で、特に入力から表示までの反応を重視するゲームでは意味がある。
スペックだけでなく、実際のプレイ感を整える機能が入っているところが、ゲーミングモニターらしい。
FFXIV推奨認定モデルという安心感
このモデルは「ファイナルファンタジーXIV 推奨認定モデル」としても案内されている。
FFXIVのようなMMORPGでは、4K有機ELの美しさがかなり活きる。
キャラクター。
装備。
フィールド。
光の演出。
ボス戦のエフェクト。
こうした要素を大画面でじっくり楽しめる。
FPS向けの高速表示だけでなく、MMOやRPGの世界観を味わうためのモニターとしても強い。
つまり、このモニターは「ガチFPS専用」ではない。
美麗ゲームも遊びたい。
MMOも楽しみたい。
動画も見たい。
でも、FPSでは高速表示もほしい。
そういう人に向いている。
注意点は、有機ELならではの使い方
もちろん、誰にでも無条件でおすすめできるわけではない。
有機ELなので、長時間同じ表示を固定し続ける使い方には注意が必要である。
たとえば、デスクトップ画面を何時間も固定表示する。
同じUIのアプリを毎日長時間表示する。
タスクバーやメニューバーを常に出しっぱなしにする。
こうした使い方では、焼き付きリスクを意識したい。
最近の有機ELモニターには保護機能も入っているが、それでも液晶とまったく同じ感覚で雑に使うよりは、少し気をつけたほうがいい。
ゲーム、動画、映像視聴、写真鑑賞の比率が高い人には向いている。
一方で、事務作業や表計算を1日中表示する用途が中心なら、液晶モニターのほうが気楽な場合もある。
ここは冷静に見たい。
それでも97,437円はかなり強い
今回のポイントは、やはり価格である。
136,182円から28%オフ。
97,437円。
4K、31.5インチ、有機EL、Dual Mode、4K@165Hz、フルHD@330Hz、0.03ms、DisplayHDR True Black 400、DCI-P3 98.5%。
この内容で10万円を切るなら、かなり魅力的だ。
特に、すでにPCやゲーム環境を整えている人にとって、モニターは体験の出口である。
GPUを強くしても、モニターが弱ければ映像体験はそこで止まる。
PS5や高性能PCを持っていても、表示環境が古いままだと、本来の気持ちよさを出しきれない。
モニターを変えると、ゲーム体験は一気に変わる。
これは本当にそうである。
4K OLEDと高速FPS運用を1台で済ませたい人向け
LG UltraGear OLED 32GX850A-Bは、かなり贅沢なゲーミングモニターである。
31.5インチ4K有機ELで、RPGやMMOの美しい世界を楽しめる。
フルHD 330Hzに切り替えて、FPS向けの高速表示も狙える。
有機ELならではの0.03ms応答速度もある。
黒表現、HDR、色域、映像の艶感も強い。
そして今回、Amazonタイムセールで97,437円。
4K有機ELゲーミングモニターを狙っていた人にとっては、かなり見逃しにくい価格である。
「ゲームも映像も妥協したくない」
「4Kの美しさも、FPSの速さもほしい」
「そろそろ液晶から有機ELに移行したい」
そう考えているなら、今回のセールはチェックしておきたい。
モニターは、毎日目に入る機材である。
だからこそ、性能差は体験差になる。
そして、良いモニターはゲームの印象そのものを変える。
この価格なら、かなり本気で検討していい1台である。
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