4K・240HzとフルHD・480Hzを切り替えられるLGの有機ELゲーミングモニターが41%オフ
LGのゲーミングモニター「UltraGear OLED 32GX870A-B」が、Amazonのタイムセールで41%オフになっている。
通常価格は229,800円だが、セール価格は134,800円。値引き額は95,000円である。
約23万円のハイエンドモデルが13万円台まで下がるため、有機ELの高性能ゲーミングモニターを探していた人には、かなりインパクトのあるセールだ。
4K・240HzとフルHD・480Hzを使い分けられる
本製品の最大の特徴は、ゲームに合わせて表示モードを切り替えられる「VESA Dual Mode」への対応である。
通常時は31.5インチの4K、リフレッシュレート240Hzで表示できる。RPGやMMO、アクションゲームなど、美しいグラフィックや広大な世界観を楽しみたいゲームに向いている。
一方、解像度をフルHDに変更すると、最大480Hzでの表示が可能になる。
さらに、フルHD表示時には画面サイズを24インチまたは27インチ相当に切り替えられる。FPSでは31.5インチの画面全体を視線だけで追うのが難しい場合があるが、24インチ相当に縮小すれば、画面内の情報を把握しやすくなる。
ゲームごとにモニターを買い分けるのではなく、1台のモニターを映像重視と速度重視の両方に切り替えて使えるわけだ。
RPGは31.5インチ4K、FPSは24インチ480Hz
このモニターの使い方は明確である。
ファイナルファンタジーXIVのようなRPGやMMOでは、31.5インチの4K有機ELを使用する。高精細な映像と有機ELの深い黒によって、ゲーム内の風景やエフェクトを大画面で楽しめる。
競技性の高いFPSでは、画面を24インチ相当に変更し、フルHD・480Hzでプレイする。
映像美を取るか、速度を取るかを選ぶのではなく、プレイするゲームに合わせて両方を使い分けられる。これが32GX870A-Bの大きな価値である。
ファイナルファンタジーXIV推奨認定モデルでもあり、FF14を高画質な大画面で楽しみたい人にも気になる製品だ。
有機ELならではの0.03ms応答速度
ゲーミングモニターでは、リフレッシュレートだけでなく応答速度も重要である。
32GX870A-Bの応答速度は0.03ms。自発光方式の有機ELパネルによって、動きの速い映像でも残像やぼやけを抑えた表示が期待できる。
VESA ClearMR 13000も取得しており、動きの明瞭さを重視した仕様となっている。
480Hz対応だけでも高速だが、応答速度の遅いパネルでは画面の切り替わりに表示が追いつかないことがある。有機ELの高速応答と組み合わせることで、480Hzを生かしやすい構成になっている。
MLA採用でピーク輝度1300cd/㎡
有機ELモニターは黒の表現やコントラストに強い一方、明るさが弱点として語られることもある。
本製品はマイクロレンズアレイ、通称MLAを採用している。1ピクセルあたり800個以上、画面全体では70億個以上の微細なレンズを配置し、光を効率的に取り出す仕組みである。
ピーク輝度は1300cd/㎡で、2023年の有機ELモデルと比較して標準値輝度が30%向上したとしている。
暗い場面での黒の沈み込みだけでなく、炎や光、金属の反射、魔法エフェクトなど、明るい部分も鮮烈に表示しやすい。
DCI-P3カバー率98.5%にも対応しており、ゲームだけでなく、映像鑑賞や写真、動画編集用のモニターとしても魅力的である。
DisplayPort 2.1に対応
映像入力にはDisplayPort 2.1のUHBR13.5を採用している。
高解像度かつ高リフレッシュレートの映像を扱うためには、モニター側だけでなく、接続端子の転送速度も重要になる。
DisplayPort 2.1に対応しているため、将来GPUを買い替えた場合にも、高性能な映像出力環境を構築しやすい。
DSC圧縮時のデータエラーを補正するFECにも対応しており、4K・240Hzという高負荷な映像表示を支える仕様となっている。
ただし、実際に利用できる解像度やリフレッシュレートは、接続するパソコンやGPU、ケーブルの仕様にも左右される。購入前には、自分のPC側の出力端子を確認しておきたい。
USB Type-Cで最大90W給電
ゲーミング性能だけでなく、仕事用モニターとしても使いやすい。
USB Type-C端子を搭載し、映像、音声、データ転送に加えて、最大90WのUSB PD給電に対応する。
対応するノートパソコンであれば、USB Type-Cケーブル1本を接続するだけで、映像を表示しながら充電できる。
モニター側のUSB-A端子にキーボードやマウスを接続しておけば、USBハブのような使い方も可能である。
自宅ではゲーミングPCをDisplayPortで接続し、仕事用のノートパソコンはUSB Type-Cで接続するといった運用もしやすい。
31.5インチ4Kモニターは作業領域も広いため、ゲーム専用にせず、昼間は仕事、夜はゲームという使い方にも向いている。
95,000円引きは大きい
今回のセール価格は、229,800円から95,000円引きの134,800円である。
13万円台は一般的なゲーミングモニターと比べれば高い。しかし、この製品は単なる4Kモニターではない。
4K・240Hz、フルHD・480Hz、有機EL、0.03ms、DisplayPort 2.1、USB Type-C 90W給電という仕様を1台にまとめている。
4Kの映像美を重視する人と、FPSの速度を重視する人の両方を対象にした、かなり欲張りなモニターである。
別々に4K有機ELモニターと高速FPSモニターを用意することを考えると、1台に集約できる点も大きい。
高性能モニターを長く使いたい人向け
LG UltraGear OLED 32GX870A-Bは、誰にでも必要なモニターではない。
フルHD・144Hz程度で十分な人や、ゲーム機だけを接続する人には、さらに安い選択肢もある。
一方で、ハイエンドGPUを使っている人、4K画質と高リフレッシュレートを両立したい人、FPSとRPGの両方を遊ぶ人には魅力的である。
ゲームだけでなく、USB Type-C接続によるノートパソコンの充電や、31.5インチ4Kを生かした作業環境も構築できる。
通常価格では手を出しにくかった約23万円のモニターが、41%オフで13万円台になっている。
高性能な有機ELゲーミングモニターを長く使いたい人にとって、今回のタイムセールは検討する価値の高い価格である。
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