Resoniteで3Dモデルをアバター化してみよう!
1.はじめに
1-1.免責事項
当noteに掲載されている情報は、note作成時点(2024年8月22日)で正確なものを提供するよう努めていますが、その完全性や正確性を保証するものではありません。読者の皆様が当noteの情報を基に行った行動や決定によって生じた損害や不利益については、一切の責任を負いかねます。ご了承ください。
1-2.このnoteの内容
このnoteでは原則として公式が用意したチュートリアルを最後までこなした人に伝わる事を想定し、HMDを使ったVRモードでの操作を前提に説明してます。ただしデスクトップモードのユーザーでもいくらか操作に難儀するかもしれませんが同様の手順で達成することが出来ます。
そして「Unity等で改変を加えてないヒューノイド(ヒト)型3Dモデル」のFBXファイルを「Resonite内でアバターとして着用出来る状態にする」まで、そして設定したアバターの保存までを説明してます。
ここに書かれたやり方はResoniteで一般的に用いられるアバター化の手法であると同時に、Resonite始めたての方でも出来る方法のつもりです。
1-3.先に伝えておきたい事(2025/09/21追記)
追記分
最近Resoniteに興味を持たれて「このnoteを見てアバターを導入した!」「(他のnoteだけど)あなたのnote見たよ!」という方がチラホラ見受けられて大変嬉しく思います。
しかし、もしあなたが「これから最初のアバターを導入したい」という場合において、特にVRChatなど他プラットフォームから来る方はコチラの手順よりもModular Avaterを使ったインポート方法が非常に手軽に済むはずなので以下のリンク先の記事を参考にやってみてください。
追記分終わり
unitypackageファイルではインポート出来ません。
その場合はUnityPackage UnPacker等を使ってFBXファイル等を取り出してからご使用ください。(2024/08/23追記)
VRMファイルのアバターも同様にインポート出来ません。
こちらはkazu0617様が配布されてる「VRMをGLB形式 (Resoniteへの対応等) に変換するやつ」を使用してからインポートしてください。(2025/09/21追記)
現在VRMモデルはファイルの拡張子をそのままGLBに変換すれば導入出来ます。
また、多腕や多足、手足が『広く一般的に正常な人間』のような状態でない手足等の、いわゆる異形アバターや動物アバターなどは姿・形によってはここで書かれた方法では正確にアバター化出来ない『場合』があります。
そして「noteを見てもわからない」「上手く3Dモデルをインポート出来ない」「操作の指示や作業の一部は有識者に任せたい」といった場合は、
ユーザーの名前の上に下図のような公式メンターバッジが付いてるユーザーや、日本語でのやり取りが可能であれば日本ユーザーのDiscordコミュニティである「ResoniteJapan」にて相談する等で解決する『場合』があります。

Resoniteの運営チームが定めたメンター認定試験に合格及び
認定のための手順を達成したユーザーに付与するバッジ
わからない事があれば彼らにとりあえず聞いてみよう
注意して欲しい点として後述のインポートしただけの3Dモデルはプロテクト(保護機能)が付与されていません。なのでメンターもしくはフレンド等の有識者が同席してない場合は第三者による盗難を防ぐためにプライベートセッション内で独りで、もしくはワールド検索で『アバターをインポートするだけのワールド』を探し、そのワールドのセッションを立ててください。

うっかり他者の物を保存してしまう事も防ぐことが出来ます。
2.アバターを着用できるようにしよう!
2-1.Resoniteに3Dモデルをインポート
Resoniteでは3Dアバターや3Dモデルのインポートは、Unityなどのツールやソフトを用いてのインポートは一般的にはしません。
ではどうやってインポートするのかと言うと、下図のように起動中のResoiteの画面へファイルを直接ドラッグ&ドロップし、アバターとして使用するための所定の手順を行ってアバター化するという作業を行います。アバターにしないただの3Dモデルのインポートもアバター化の作業をしないだけで同様の手順を踏みます。

2-2.モデルインポーターの操作
2-2-1.ドラッグ&ドロップしてインポートしようとすると下図のようなパネルが出てきます。ここでは一番上の『3Dモデル』を選択します。

2-2-2.次も一番上の『一般的なほとんどのモデル』を選択します。

2-2-3.その次は上から2番目の『ヒューノイドの身長に自動設定』を選択。

2-2-4.【注意!】ここでは下の『高度な設定』を選択してください。

2-2-5.ここではマテリアルを最初に設定されてる『PBS』から横の『<<』ボタンを押して『XiexeToon』にします。

2-2-6.VRを使用してるユーザーはレーザー操作で、デスクトップモードでプレイしてる方はマウスホイールで下にスクロールすると少しパネルが移動し下図のような文面が出てきます。ここでは最初はチェックが入ってない『アセットをオブジェクト内に入れる』のチェックボックスにチェックを入れてください。

2-2-7.チェックを入れたら『インポート実行』を選択してください。
するとパネルが消えモデルのインポートが始まります。
データのサイズ等によってインポートの時間が変わります。
しばらく待った後、下図のような表示出てインポートしたモデルが出現すればインポート成功です。インポートが終わるとインポート中と書かれたパネルは消えます。

2-3.インポートした3Dモデルをアバター化しよう!
2-3-1.今回は一例としてへやぼしのお店様にて販売されてる【オリジナル3Dモデル】Leash「リーシュ」を前述の手順でインポートした物を使用します。
この3Dモデルのインポートには改変用フォルダ内の『Leash.fbx』を使用しました。
この時点ではモデルに触れる、特に手などを動かす事はしないでください。

2-3-2.ダッシュボードメニューのHomeタブからアバタークリエイターを選択しましょう。下図はデフォルトの配置とは異なるので読者の方は文字とアイコンを頼りに見つけてください。

アバタークリエイターが正しく出現すると目の前に下図のようなパネルとオブジェクトが出てきます。

2-3-3.まず頭部オブジェクトの配置から始めます。
上図で見て一番上にあるVRという文字が入ったオブジェクトを手で持ってアバターの頭部へと持って行ってください。
丸いボールが目の位置になりますがモデルの目にくっつくように置くと、場合によってはアバター化した際に視線の先がモデルを内側から見るような配置になり修正が必要になります。
ここでは図のようにモデルにHMDを被せるような配置を意識してください。
ただし図のように、あくまでも「大体ここ」という配置で良いです。

2-3-4.その後アバタークリエイターパネルの下にあるボタンの内、『頭の前方向を揃える』から『手の位置をあわせる』まで一回ずつ押して下さい。
これで先程のズレ等が修正され次の作業に取り掛かれます。


2-3-5.左右どちらかの手オブジェクトを持って手の向きを合わせます。
アイテム操作の巨大化/縮小化を用いてアバターの手に大体フィットするように調整しましょう。


一応「人差し指が合うようにする」や「手首部分の黒いボールを合わせる」などの
目安はありますが強く意識する必要はないです。
【注意1】
先程の頭部オブジェクトの操作時や手オブジェクトの配置時、誤ってアバターの手などを動かして向きや位置を変えてしまう場合があります。
こうなった場合、再び手で持ってそれっぽい位置へ戻そうとせず

厳密にはNGではないのですが手順に従って直してください。
コンテキストメニューの左側にある『戻す』を押して元の位置に戻してください。戻しすぎた場合は『やり直す』で戻しなおす事が出来ます。

2-3-6.頭部オブジェクト、手オブジェクトの配置を終えたら再びアバタークリエイターパネルに戻り真ん中あたりの『アバターを保護する(プロテクトアバター)』にチェックが入ってる事を確認してください。
ここは最初からチェックが入ってますので外れていない事が重要です。

2-3-7.確認後は最下部にある緑の『作成』ボタンを押してください。
これで3Dモデルのアバター化と保護機能が付与されます。
この保護機能により第三者がこのアバターを保存しても空のデータが保存されるだけになるほか、取り出したアバターを第三者が着用することも防ぐことが出来ます。


足がフワ~ン(あるいはぶら~ん)と動く。かわいい。
3.完成したアバターを着用して保存してみよう!
3-1.アバターの着用
アバター化したモデルに対しレーザーを当てクリックすると『アバターを着る』ボタンが出てきます。更にこれをクリックすることでアバターを着用する事が出来ます。

【注意2】
この子もそうですが前髪や衣服が視界に入ってくるアバターはアバター化した際に視界に影響を及ぼす場合があります。
特にこの子のように片方の目が完全に隠れるアバターも視界に影響があります。(視界を塞ぐ等)
それらの問題を解決するかもしれない方法もありますが、それらを実行するには更に多くの手順と更なる知識が必要になります。
もしそういった問題を解決したい場合は1-3で説明したメンターやコミュニティ内の有識者に協力を仰ぐのが最も手っ取り早い解決方法です。
3-2.アバターの保存
着用したアバターを保存するにはダッシュボードメニューのインベントリページを開き右上にある『現在のアバターを保存』を押してください。
これで着用しているアバターを保存することが出来ます。

4.最後に
感謝の言葉
ここまで読んでくれた人、ありがとう!
ここだけ読んでる人、ページを開いてくれてありがとう!
私はこんなに(比較的)真面目(のつもり)な記事を書いたのは初めてなので分かりにくい所や意味不明な所があったかもしれないが大目に見てほしい。
このnoteを見た方へ
「アバター化するまでが長い!」という人も居ることでしょう。
Resoniteは「いくらかのアバターの改変」や「多種多様なギミックの実装」「どこかの誰かが作ったアイテムの共有」「設定や調整を有識者に一部、代行してもらう」といった事がバーチャル空間内に居たままで完結出来る自由さを実現したプラットフォームであるが故に、どうしても一部の操作手順が長くなりがちな点はあるかもしれません。
しかし「UnityやBlenderといったソフトを触ったことのない人」「ちょっと興味を持ったのでフラッと来てみたという人」「VRはおろかPCの操作もまだ未熟な人」でも先述した「有識者に一部、代行してもらう」ことで多くの知識を持たなくても大丈夫であるという見方も出来ます。
また、『resonitepackage』というファイル形式での配布がある3DモデルはResoniteにドラッグ&ドロップするだけで「インポートからアバター化まで自動でやってくれる」機能を持っています。
例えばナイロンハート様の3Dモデル『トラスとウェッジ』はこのファイル形式の配布もしています。
この形式での配布はResonite自体が執筆時点(2024年8月)でもまだ一周年経ってない事や、作業に当たれる人の数、作者からの許可が取れてない、といった要因で広く普及してるとは言いがたい状況です。
が、ここに書かれた手順をまるっとすっ飛ばしてアバター化出来るので対応してるアバターを購入済みの方はこの形式でのインポートも視野に入れてみてください。
また、これからアバターを選ぶ人は是非、対応してるアバターの購入も検討して欲しい。
良きResoniteライフを!良きVRライフを!
Resoniteの中で会った時はよろしくお願いします!

