ショートショート 「宇宙人100人食べ比べてみました」 #初代王天君の企画
「あんな〜」
「何?」
「お前宇宙人食べたことある?」
「あるか、ボケ!宇宙人は正式に見つかってもいないのに食える訳ないやろ!」
「おぉ、正しいツッコミやね、正解。ハラショー!そう…、正式には見つかってないねん…」
「な、なんやその意味深な言い方は…実は宇宙人はいて、しかも自分は食べたことがあるみたいな言い方やんけ」
「ここだけの話やで…ある、食べたことあんねん。ちゅーか、食べ比べしてんねん」
「食べ比べ?食べることさえ不可能やのに、食べ比べ?お前ネジぶっ飛んでんと、ちゃうん?」
「しっ!静かに。騒ぐな、ボケぇ〜…、まだ驚くとこちゃう。しかも…100やで。」
「ひゃ、100人?」
「そう、ひゃ、100やで」
「アホな話色々聞いてきたけど、もう無理。ついていけへんわ〜」
「これがなぁ〜、うまいねん。色んな味があってな。飽きひんねん。首捻って銀色の中から旨味がジュワ〜ってなぁ、もう虜やわ〜」
「銀色?ってグレイ?うわぁ〜、グロいわぁ〜」
「お前も試してみるか?」
「た、試す?」
「俺もまだお試しセットで試しただけやねん」
「お試しセット?どんな闇サイトならそんなもん売ってねん」
「これや、コレ」
『
宇
宙
人
良
お
試
し
100
セット
』
「これ縦書きの文字配分おかしいけど、ただの宇宙食やないか〜い」
「な、おもろいやろ」
「確かにグレーのゼリーとかよう入っとるパウチやし、キャップはグレイの頭の形しとるし、首捻って中からジュバ〜!ようできとるわ!よしよし、俺も注文、ポッチ!んなわけあるかい!気色悪っ!」
「やっぱこんなしゃーない宇宙食より、お前の方がおもろいな〜、お笑い宇宙人や!」
「もうえぇわ、帰らせてもらうわ!えっと…マイUFOはどこに止めたかなって…おい!」
完
(本文724字)
あとがき
初めて初代王天君の企画に参加させて頂きました。こんなにぶっ飛んだお題書けるわけないと思いながら書いてみました。オチが弱いですが、堪忍して下さい。またよろしくお願いします。
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