見出し画像

【謎回】鼻の奥を褒められる...…だと…?


20代のときに、
まったく匂いも、食べ物の味も分からなくなった時期がありました。


好酸球性副鼻腔炎という病気のためでした。

好酸球性副鼻腔炎とは・・・
慢性鼻副鼻腔炎の中でも治療が難しいとされる好酸球性鼻副鼻腔炎は、
国の難病に指定されています。

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会


はじめて診断されたときには、

「手術をしても、再発を繰り返す可能性があります」

と説明を受けていました。

再発する可能性があることは、
頭では分かっていたけれど。

実際に、手術後すぐに再発したときは、
がっつりへこみました。

へこみながらも、日々の忙しさを理由に放置してしまい、
まったく嗅覚も味覚も分からない期間が……

約3年/(^o^)\


そして、そうこうしているうちに、
今度は別の病院で、

「ステージ4のガンです」

と言われました/(^o^)\/(^o^)\


鼻どころではない。

ところが、そのショックのせいなのか、
薬の影響なのか、
理由はいまだに分からないのですが。

その頃、突然、嗅覚が蘇るという
謎のミラクルが起きました。笑

それから8年。

そういえば、再手術をすることもなく、
今も嗅覚も味覚も無事だなぁーと思っていました。


そして今日。

鼻炎のため、地元の耳鼻科へ行き、
CTも撮影してもらいました。

CTの画像を見た先生、

「〇〇病院で手術したんですねぇぇ」

「こりゃ、すごい」

「綺麗だ」

と、何度も褒めてくれました。

ええ。

私の鼻の奥を、ね。


……なるほど。

褒められても、
いまいちピンとこない場所ってあるんだな/(^o^)\笑

とはいえ、

「とても綺麗に手術されているので、
今のところ再手術の必要はありません」

と説明を受けて、ホッと一息。

さらに、今では
自分でやる皮下注射による治療法もあるそうです。


はじめて告知を受けた10年前は、

「再発したら、また手術が必要になるかもしれない」

と言われていたのに。


医療の進化って、すごい。

本当に、ありがとうでしかない。


自分が知らない間にも、
治療の選択肢は少しずつ増えている。

「もう仕方ない」と思っていたことも、
いつの間にか変わっていることがあるんだなぁ。

ガンもけろっと治っちゃう時代がくるといいなぁぁぁ。


鼻の奥を褒められるという、
なんとも言えない感覚と。

医療の進歩のありがたさを、
同時に味わった日でした。

38年生きていても、
まだ初めて褒められる場所があるらしい。


いいなと思ったら応援しよう!

あかねこ日和@猫被りの物書き 文章を褒めてもらうのが、何よりも力になります✨ もし、いいなぁと思っていただけましたら、ぜひ応援よろしくお願いします🐈✨ いただいたチップは本作りと猫の撮影に使わせていただきます。